外国政府が提供する奨学金を利用して、海外留学を実現したい方へ。このページでは、**日本人が応募できる外国政府奨学金を国別にまとめています。**海外大学・大学院への進学や研究留学、短期研修など、さまざまな留学目的に対応する制度を探せるリストです。
特徴は、ヨーロッパやアジアなど、世界各国の政府が提供する奨学金を比較できることです。授業料や生活費、渡航費などの支援内容に加え、対象となる学位課程や専攻分野、年齢、語学力などの条件も国によって異なります。希望する留学先や学習・研究計画に合う制度をご確認ください。
奨学金は国・地域ごとに整理し、対象者や留学内容、給付金額、支援期間、応募方法・締め切りなどを紹介しています。また、それぞれの制度がどのような人に向いているかも解説し、公式サイトへのリンクも掲載しています。留学先の比較や費用の見通し、出願準備にお役立てください。
募集条件や締切は変更されることがあるため、応募時には必ず掲載している公式サイトで最新情報を確認してください。
当サイトでは、小・中・高・大学・短大・専門・大学院の学齢ごとに、最新の奨学金リストを公開しています。また、ひとり親家庭や看護系など、特定のテーマについて特化した奨学金リストも公開しています。
さらに、全国の塾代助成金や給付金などもまとめて紹介しています。
ヨーロッパ
アイルランド|アイルランド政府国際教育奨学金
【対象者】
日本を含む、EU・EEA・スイス・イギリス以外を出身地とする留学生が対象です。アイルランドの対象高等教育機関から、留学生として条件付きまたは最終的な入学許可を得ている必要があります。過去に同奨学金を受給した人は応募できません。
【留学の内容・条件】
対象は、アイルランド国家資格枠組みのレベル9または10に当たる修士課程、大学院ディプロマ課程、研究修士課程、博士課程です。1年以上のフルタイム課程で、原則として対面で学ぶ必要があり、学部課程は対象外です。
専攻分野の制限はありませんが、対象となる大学・課程から事前に入学許可を取得しなければなりません。2026年度の採用者は、2026年9月または10月に留学を開始し、奨学金の対象期間中はアイルランドに居住します。採用予定数は60人です。
【奨学金の金額と期間】
1年間に1万ユーロの給付金が支給され、奨学金を受ける年度の授業料と登録料が全額免除されます。給付金は生活費などに利用できますが、アイルランド政府は、1万ユーロだけで現地の生活費をすべて賄うことは難しいと案内しています。
支援期間は1学年間で、原則として延長されません。3学期制の課程については、受入大学の判断により全課程の授業料が免除される場合がありますが、給付金は合計1万ユーロのままです。
【応募方法と期間】
最初に対象となるアイルランドの大学・高等教育機関へ出願し、条件付きまたは最終的な入学許可を取得します。その後、アイルランド高等教育庁のオンライン申請システムから、入学許可を証明する書類や2通の推薦状などを提出します。大学への入学出願と奨学金への応募は別の手続きです。
2026年度募集の締切は、2026年3月12日午後5時(アイルランド時間)で、すでに終了しています。次年度の募集日程は、アイルランド高等教育庁の公式ページで確認してください。なお、申請書は応募者本人が作成する必要があり、2026年度募集ではAIが生成した文章の使用が禁止されています。
【向いている人】
アイルランドの修士課程や博士課程などへの進学を希望し、優れた学業成績に加えて、課外活動の実績や明確な留学目的を示せる人に向いています。1万ユーロで不足する生活費を、自己資金などで補えることも重要です。
【出典】
Higher Education Authority「Government of Ireland International Education Scholarships」
https://hea.ie/policy/internationalisation/goi-ies/
Higher Education Authority「Government of Ireland International Education Scholarships 2026 Call Document」
https://hea.ie/assets/uploads/2026/01/2026-GOI-IES-Call-Document.pdf 01
イギリス|チーヴニング奨学金
【対象者】
日本国籍を持ち、イギリスの大学院へ進学できる学士号を取得している人が対象です。学士課程の修了後に、2年以上かけて合計2,800時間以上の職務経験を積んでいる必要があります。フルタイム・パートタイムの仕事のほか、ボランティア活動や有給・無給のインターンシップも職務経験に含められます。
2027~2028年度募集では、遅くとも2024年10月までに学士課程を修了していることが必要です。また、奨学金終了後は、原則として日本へ戻り、2年以上滞在することが求められます。
【留学の内容・条件】
イギリス国内の大学で、秋に始まる9か月以上12か月以内のフルタイムの修士課程に留学します。対象は講義を中心とする修士課程で、博士課程、研究中心のMRes、通信課程、パートタイム課程などは対象外です。
応募時に対象となる3つの修士課程を登録し、大学へは別途出願します。奨学金の最終決定を受けるには、2027年7月8日午後5時(イギリス夏時間)までに、登録した課程のうち少なくとも1つから無条件の入学許可を取得する必要があります。
【奨学金の金額と期間】
原則として、修士課程の授業料、居住国との往復エコノミークラス航空運賃、学生ビザ申請費、到着・帰国時の手当、毎月の生活費などが支給されます。生活費の月額は、ロンドン内とロンドン外で異なり、年度ごとに見直されるため、一律の金額は公表されていません。
MBAについては授業料への支給上限が2万2,000ポンドに設定されており、これを超える部分は原則として自己負担です。支援期間は対象となる修士課程の期間で、通常は1学年間です。
【応募方法と期間】
日本向けのチーヴニング公式ページから、オンラインで応募します。2027~2028年度募集は2026年8月4日に始まり、締切は2026年10月6日午前11時(UTC)です。日本時間では同日午後8時に当たります。
応募時点では大学の入学許可は必須ではありませんが、対象となる3課程を選んで申請する必要があります。書類審査を通過した応募者は、2027年3月から4月に面接を受け、結果は2027年6月中旬以降に発表されます。留学開始は2027年9月または10月です。
【向いている人】
大学卒業後の職務経験があり、将来の目標、リーダーシップの実績、周囲と協力して人脈を築いた経験を具体的に説明できる人に向いています。修了後に日本へ戻り、留学で得た知識やネットワークを社会や仕事に活かしたい人向けの奨学金です。
【出典】
Chevening「Chevening in Japan」
https://www.chevening.org/scholarship/japan/
Chevening「Chevening eligibility criteria」
https://www.chevening.org/resource-hub/guidance/eligibility/
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イタリア|イタリア政府奨学金(MAECI)
【対象者】
イタリア外務・国際協力省が、海外在住の外国人留学生と海外在住イタリア人に提供する奨学金です。2026~2027年度募集では日本が対象国に含まれているため、日本国籍者も応募できます。
対象年齢は、修士課程、芸術・音楽・舞踊高等教育機関(AFAM)、イタリア語・文化コースが28歳以下、博士課程が30歳以下、指導教員の下で行う研究プロジェクトが40歳以下です。継続受給の場合には、一部の年齢制限に例外があります。
【留学の内容・条件】
対象となるのは、イタリアの公立または法的に認可された私立教育機関で行われる次の課程です。
・修士課程(Laurea Magistrale)
・芸術・音楽・舞踊高等教育機関(AFAM)の第1・第2課程
・博士課程
・大学、研究機関、博物館、文書館などで行う研究プロジェクト
・上級者向けイタリア語・イタリア文化コース
一般的な学部課程や一貫制学位課程は、新規募集の対象外です。留学はイタリア国内での対面受講に限られます。
イタリア語で学ぶ修士課程とAFAM課程はイタリア語B2以上、英語で学ぶ場合は英語B2以上が必要です。イタリア語・文化コースはイタリア語A2以上が条件です。博士課程と研究プロジェクトでは奨学金応募時の語学証明は求められませんが、留学先が独自の条件を設けている場合があります。
【奨学金の金額と期間】
修士課程、AFAM課程、博士課程、研究プロジェクトは9か月間で、支給総額は1万800ユーロです。2026~2027年度は2026年11月1日から2027年7月31日までが支給期間となり、5,500ユーロ、2,300ユーロ、3,000ユーロの3回に分けて支給されます。
イタリア語・文化コースは3か月間で、支給総額は3,600ユーロです。2027年1月1日から9月30日までの間に設定された3か月間が対象となり、原則としてコース終了後に一括で支給されます。
奨学金の受給期間中は、病気や事故を対象とする団体医療保険が付帯します。ただし、持病に関係する治療や歯科治療は対象外です。
授業料は必ず免除されるわけではありません。大学によっては免除されますが、免除されない場合の授業料は自己負担となり、地域税も受給者が支払います。イタリア語・文化コースの授業料は免除対象外です。
【応募方法と期間】
「Study in Italy」へ登録し、オンラインで申請します。奨学金への応募とは別に、希望する大学や教育機関の入学条件を確認し、必要な出願、入学試験、事前登録などを行います。
審査では、学歴や成績などをもとに書類選考が行われ、通過者は面接を受けます。その後、在外イタリア公館が合格者と補欠者の順位を発表します。
2026~2027年度募集の締切は、2026年3月26日午後2時(イタリア時間)で、すでに終了しています。日本時間では同日午後10時に当たります。次年度の募集日程は、イタリア外務・国際協力省または「Study in Italy」で確認してください。
【向いている人】
イタリアの修士課程、芸術・音楽・舞踊分野、博士課程、研究機関などで対面留学したい人に向いています。奨学金で授業料が必ず免除されるわけではないため、必要に応じて授業料や地域税を自己負担できる人に適しています。
【出典】
イタリア外務・国際協力省「Call for Applications for the 2026-2027 Academic Year」
https://www.esteri.it/wp-content/uploads/2026/03/Bando-26-27-ENG.pdf
イタリア外務・国際協力省「List of Eligible Foreign Countries and Other Territories」
https://www.esteri.it/wp-content/uploads/2026/03/Elenco-dei-paesi-ammissibili-List-of-eligible-countries.pdf 01
オランダ|NL奨学金(NL Scholarship)
【対象者】
欧州経済領域(EEA)以外の国籍を持ち、オランダの大学で学士課程または修士課程に進学する留学生が対象です。日本はEEAに含まれないため、日本国籍者も応募できます。
対象大学のフルタイム課程へ出願し、大学が定める入学条件と奨学金の選考条件を満たす必要があります。また、オランダの教育機関で学位を取得したことがない人が対象です。
【留学の内容・条件】
オランダの研究大学または応用科学大学が提供する、フルタイムの学士課程・修士課程への正規留学が対象です。
ただし、すべての大学や専攻で利用できるわけではありません。参加大学は年度によって変わり、同じ大学でも対象となる課程、成績要件、選考方法などが異なります。出願前に、希望する大学の公式ページで対象課程を確認する必要があります。
【奨学金の金額と期間】
支給額は5,000ユーロで、留学初年度に支給されます。複数年の学位課程であっても、原則として毎年5,000ユーロが支給される制度ではありません。
授業料全額を免除する奨学金ではなく、学費や生活費の一部を補うための支援です。NL奨学金だけで留学費用のすべてを賄うことはできないため、残りの授業料や生活費を準備する必要があります。
【応募方法と期間】
希望する参加大学へ、学位課程の出願と奨学金の申請を行います。Nufficやオランダ政府へ直接申請するのではなく、各大学が応募を受け付けて選考します。
2026~2027年度募集は2025年11月1日に始まりました。締切日は大学や課程によって異なるため、希望する大学の公式ページで確認してください。参加大学と対象課程も年度ごとに変更されるため、次年度に応募する場合は最新情報の確認が必要です。
【向いている人】
オランダの学士課程または修士課程への正規留学を希望し、大学が定める成績や選考条件を満たせる人に向いています。5,000ユーロを学費や生活費の一部として活用し、不足分を自己資金やほかの奨学金で準備できる人向けです。
【出典】
Study in NL「NL Scholarship」
https://www.studyinnl.org/finances/nl-scholarship 01
スイス|スイス政府奨学金(Swiss Government Excellence Scholarships)
【対象者】
日本人が応募できるのは、研究フェローシップ、博士課程奨学金、芸術分野の修士課程奨学金です。研究・博士課程は原則として修士号取得者、芸術分野は学士号取得者が対象です。いずれも1991年12月31日より後に生まれた人が対象となります。
【留学の内容・条件】
研究フェローシップ:スイス国外の博士課程に在籍する研究者が、スイスの大学や研究機関で6~12か月の研究を行います。
博士課程:スイスの大学や研究機関でフルタイムの博士研究を行います。
芸術分野:スイスの芸術大学・音楽院で、初めての修士号取得を目指します。すでに修士号を持つ人は対象外です。
研究・博士課程では、応募前にスイス側の指導教員を自分で探し、受入承諾書を取得する必要があります。一般的な修士課程留学は、芸術分野を除いて対象外です。
【奨学金の金額と期間】
月額2,450スイスフランが支給されます。
研究フェローシップ:6~12か月(延長不可)
博士課程:12か月。審査により2回更新でき、最長36か月
芸術分野:12か月。修士課程に応じて最長21か月まで延長可能
このほか、日本人には健康保険料、住居保証金として600スイスフラン、公共交通機関の半額カード、帰国旅費補助などがあります。授業料・学期費は原則として自己負担です。
【応募方法と期間】
2027~2028年度募集は、オンライン申請システム「GO ESKAS」から応募します。日本からの応募期間は2026年9月1日から11月30日午後11時59分まで(スイス時間)です。メールや郵送では応募できません。
研究・博士課程では研究計画書、スイス側指導教員の受入承諾書、推薦状など、芸術分野では志望校の入学許可書または出願証明、ポートフォリオなどが必要です。
【向いている人】
修士号取得後にスイスで博士研究を行いたい人、現在の博士研究の一部をスイスで進めたい人、またはスイスの芸術大学・音楽院で初めての修士号取得を目指す人に向いています。
【出典】
スイス連邦教育研究イノベーション庁(制度・応募案内):https://www.sbfi.admin.ch/en/swiss-government-excellence-scholarships-at-a-glance
国・地域別募集一覧(日本の募集区分・締切):https://www.sbfi.admin.ch/dam/en/sd-web/ETBRLVHEDk7K/2026-08-04_Asia_List_of_countries_and_territories_complete.pdf
スペイン|スペイン政府奨学金(Becas de Colaboración)
【対象者】
スペインの大学で学部最終年または公式修士課程の1年目に在籍し、大学の研究部門で研究活動に取り組む学生が対象です。日本人も応募できますが、スペイン法上の国籍・在留要件を満たす必要があります。留学用の滞在許可だけでは原則として不十分なため、スペインの居住許可の有無を所属大学に確認してください。
【留学の内容・条件】
所属大学の研究部門で、専攻に関係する研究プロジェクトに参加します。原則として1日3時間、7か月半にわたり研究活動を行います。
学部生は、学位取得に必要な単位の75%以上を修得し、最終年度の残りの全科目・単位に登録することが必要です。修士課程生は、公式修士課程の1年目の全科目・単位に登録します。
成績基準は10点満点で、工学・建築7.25以上、理学・社会科学・法学7.70以上、健康科学7.80以上、芸術・人文学8.00以上です。
【奨学金の金額と期間】
支給額は2,000ユーロです。月額ではなく、7か月半の研究活動に対する一括の奨学金です。授業料の免除は含まれません。
【応募方法と期間】
所属大学の研究部門と相談して研究計画を作成し、研究部門による承認・評価を受けたうえで、スペイン教育・職業訓練・スポーツ省の電子申請システムから応募します。選考では、大学の成績と研究計画の評価が重視されます。
2026~2027年度の応募期間は、2026年7月21日午前8時から9月22日午後3時まで(スペイン本土時間)でした。現在は募集を終了しており、次年度の募集期間は公式発表を確認する必要があります。
【向いている人】
すでにスペインの大学に在籍し、成績が良く、卒業後の大学院進学や研究職を見据えて研究経験を積みたい人に向いています。日本から渡航するための学費や生活費を支援する一般的な留学奨学金ではありません。
【出典】
スペイン教育・職業訓練・スポーツ省「Becas de colaboración 2026-2027」:https://www.educacionfpydeportes.gob.es/servicios-al-ciudadano/catalogo/general/99/998142/ficha/998142-2026.html
スペイン教育省「大学学部・修士課程奨学金の要件」:https://www.becaseducacion.gob.es/becas-y-ayudas/universidad-grado-master/que-necesitas
チェコ
チェコ共和国政府奨学金(長期)
【対象者】
日本国籍を持つ35歳以下の人で、原則として4年制大学の卒業者または卒業予定者が対象です。チェコ語または英語で研究・学習を進められる十分な語学力が求められます。
【留学の内容・条件】
チェコ国内の国公立大学で研究または勉学を行います。対象分野は人文・社会科学、自然科学、医歯薬学、芸術など幅広く設定されています。受入大学は自分で選び、奨学金とは別に大学への入学・受入手続きを行う必要があります。
英語で履修する医学課程の一部や、プラハ芸術アカデミー映像テレビ学部など、対象外となる英語課程もあります。
【奨学金の金額と期間】
学士号保有者は月額12,000チェココルナ、修士号保有者は月額13,000チェココルナです。授業料も免除されます。
支給期間は最長2年間で、1年間または10か月程度に短縮することもできます。学生寮への入居は手配されますが、寮費や食費は奨学金から支払います。日本とチェコの往復交通費や海外旅行保険料は支給されません。
【応募方法と期間】
申請書、履歴書、研究・学習計画書、推薦状2通、卒業証明書または在籍証明書、成績証明書などを駐日チェコ共和国大使館へ提出します。チェコ教育省への直接応募はできません。
第1段階では大使館が書類選考を行い、選抜者と補欠者が第2段階のオンライン申請へ進みます。2026~2027年度は原則4名を募集し、提出期限は2026年2月24日必着でした。次年度の募集日程は大使館の発表を確認してください。
【向いている人】
大学卒業後にチェコの国公立大学で専門分野の研究や勉学を続けたい人、チェコ語または英語で長期間学べる人に向いています。渡航費や保険料などを自己負担できることも重要です。
【出典】
駐日チェコ共和国大使館「チェコ政府奨学金のご案内」:https://mzv.gov.cz/tokyo/ja/x2005_07_07_3/x2006_11_21/index.html
チェコ政府サマースクール奨学金
【対象者】
18歳以上の日本国籍者が対象です。学生に限らず、社会人やチェコ語の初心者も応募できます。2026年度の日本向け募集人数は合計10名でした。
【留学の内容・条件】
チェコの国公立大学が7月から8月に開催する「スラブ研究サマースクール」に参加し、チェコ語、文学、歴史、文化などを学びます。チェコ語は初心者向けのA0レベルから上級者向けのC1レベルまで用意されています。
【奨学金の金額と期間】
期間は大学によって3~4週間です。受講料、登録料、教材費、学生寮の宿泊費、食費、サマースクールが実施する研修旅行や文化行事の費用が支給対象となります。日本とチェコの往復交通費、海外旅行保険料、ビザ申請費用は対象外です。
【応募方法と期間】
申請書、応募動機を記した英語またはチェコ語のレター、チェコ語または英語の履歴書を駐日チェコ共和国大使館へ提出します。大使館の第1次選考を通過した人は、指定期間内にチェコ教育省の専用サイトからオンライン申請します。
2026年度の提出期限は2026年2月24日必着でした。2027年度募集は、2026年12月から2027年1月ごろに発表される予定です。
【向いている人】
チェコ語を初めて学ぶ人、長期留学前にチェコでの生活を体験したい人、チェコの言語・文学・歴史・文化に関心がある人に向いています。
【出典】
チェコ教育・青年・スポーツ省「Summer Schools of Slavonic Studies」:https://msmt.gov.cz/en/scholarships/summer-schools-of-slavonic-studies
ドイツ
DAAD(ドイツ学術交流会)は、ドイツ政府の支援を受け、大学生・大学院生・研究者などを対象とする複数の給付型奨学金を実施しています。ここでは、代表例として修士留学奨学金を詳しく紹介します。
DAAD修士留学奨学金
【対象者】
学士号を取得している人、または奨学金の支給開始までに取得予定の人が対象です。原則として、応募時点で最終学位の取得から6年以内であることが求められます。芸術・建築分野は別の芸術奨学金へ応募します。
【留学の内容・条件】
ドイツの国立・州認可大学で、修士号を取得するための課程に進学します。日本の大学院に在籍し、修士課程の一部としてドイツで1年間学ぶ計画も対象です。
応募時に大学の入学許可を取得していなくても申請できますが、奨学金の支給開始までに入学許可を得る必要があります。英語またはドイツ語など、履修言語の能力を証明する書類も必要です。
【奨学金の金額と期間】
月額992ユーロが10~24か月支給されます。このほか、健康・傷害・個人賠償責任保険、申請に基づく渡航費補助、年間460ユーロの学習・研究費などがあります。条件を満たす場合は、家賃補助や家族手当、ドイツ語講座の費用も支給されます。
DAADの奨学金自体に大学授業料の支給は含まれないため、授業料が設定されている大学・課程を選ぶ場合は注意が必要です。
【応募方法と期間】
DAADポータルからオンラインで応募します。主な提出書類は、履歴書、志望動機書、希望する修士課程の情報、成績証明書、学位証明書または卒業見込み証明書、語学証明書、大学教員による推薦状です。日本語の書類には、英語またはドイツ語の翻訳を添付します。
2027年度募集の応募締切は2026年10月21日です。通常は2027年10月から支給が始まります。
【向いている人】
ドイツの大学で修士号を取得したい人、成績や研究・学習計画を重視する選考に対応できる人、卒業後の進路まで含めた明確な留学目的を説明できる人に向いています。
夏期講座奨学金(HSK)
【対象者】
日本の大学の学士・修士・博士課程に在籍し、奨学金開始時までに学部2年次を修了している人。ドイツ語の夏期講座に参加したい学生向けです。
芸術奨学金
【対象者】
建築、音楽、舞台芸術、造形芸術、デザイン、ビジュアルコミュニケーション、映像などの分野で、学士号を取得している人または取得予定の人が対象です。
博士留学奨学金
【対象者】
修士号を取得している人または取得予定の人で、ドイツで博士号取得を目指す人、または日本とドイツの大学による共同指導・Cotutelle制度を利用する人が対象です。
研究奨学金
【対象者】
ドイツ国外の大学・研究機関で博士号取得を目指している人、または博士号取得後4年以内のポスドクで、ドイツの大学・研究機関において研究を行いたい人が対象です。
DAAD元奨学生の再招待プログラム
【対象者】
過去にDAADから6か月を超える奨学金を受給した人など、ドイツで研究や専門的な活動を再び行いたい元奨学生が対象です。
DLR-DAADフェローシッププログラム
【対象者】
航空宇宙分野などの研究を行う博士課程学生、ポスドク、シニア研究者で、ドイツ航空宇宙センターにおける研究を希望する人が対象です。
【出典】
DAAD日本「日本から応募可能な奨学金」:https://www.daad.jp/ja/find-funding/scholarships-for-students-and-graduates-from-japan/
DAAD「Study Scholarships – Master Studies for All Academic Disciplines」:https://www.daad.de/go/en/stipa50026200
ハンガリー|Stipendium Hungaricum(ハンガリー政府奨学金)
ハンガリー政府が外国人留学生を対象に実施する給付型奨学金です。学士から博士まで幅広い課程が対象で、英語で履修できるプログラムも多数あります。
【対象者】
日本国籍を持ち、希望する大学・課程の学歴要件と語学要件を満たす人。学士課程は高校卒業資格、修士課程は学士号、博士課程は修士号などが必要です。ハンガリー国籍との二重国籍者は応募できません。年齢などの条件は年度ごとの募集要項で確認が必要です。
【留学の内容・条件】
対象は学士課程、修士課程、学士・修士統合型課程、博士課程、ハンガリー語予備課程、大学院専門職養成課程などです。正規の学位取得留学に加え、対象プログラムでは1~2セメスターの短期留学も選択できます。日本人が応募できる大学・専攻は年度ごとに指定され、最大2プログラムまで希望できます。
【奨学金の金額と期間】
授業料は全額免除されます。学士・修士・学士修士統合型・ノンディグリー課程では、月額43,700フォリントが支給されます。博士課程では、1~2年目に月額140,000フォリント、3~4年目に月額180,000フォリントが支給されます。
これに加えて、学生寮の無償提供または月額40,000フォリントの住居費補助、ハンガリーの公的医療サービスおよび補足医療保険が提供されます。
支給期間は、学士課程が通常2~4年、修士課程が1~2年、学士・修士統合型課程が5~6年、博士課程が4年、ハンガリー語予備課程が1年です。渡航費は原則として含まれず、給付だけでは生活費の全額を賄えない場合があります。
【応募方法と期間】
Stipendium Hungaricumのオンライン申請システムから、英語で直接出願します。日本国籍の応募者は、日本のパートナー機関への事前連絡や紙の応募書類の提出は不要です。一般に、志望動機書、語学能力証明書、卒業・修了証明書、成績証明書、パスポートなどを提出します。博士課程では研究計画書や推薦状、大学によっては指導予定教員の受入承諾書も必要です。
2026/2027年度募集の締切は2026年1月15日中央ヨーロッパ時間14時で、すでに終了しています。次回の募集日程は公式サイトおよびJASSOの最新情報を確認してください。
【向いている人】
ハンガリーの大学で学位取得を目指す人、英語で専門分野を学びたい人、授業料免除と生活費補助を受けながらヨーロッパに長期留学したい人に向いています。生活費の不足分を自己資金で補えることや、英語での出願準備を計画的に進められることも重要です。
【出典】
Stipendium Hungaricum公式サイト|応募案内・募集要項
JASSO海外留学情報サイト|ハンガリーの外国政府等奨学金※2026/2027年度の公式募集要項およびJASSO掲載情報に基づいています。
フランス|フランス・エクセレンス・エッフェル奨学金プログラム
【対象者】
フランスの修士課程または博士課程への進学を希望する、フランス国籍を持たない外国人学生が対象です。日本国籍者も応募できますが、フランスとの二重国籍者は対象外です。
中央の2026年度募集案内では、修士課程は29歳以下、博士課程は35歳以下が対象とされています。修士課程については、応募時にフランスで就学している学生は対象外です。博士課程では、フランス国外で学んでいる学生が優先されます。
【留学の内容・条件】
対象となるのは、フランスの高等教育機関が提供する修士号取得課程、エンジニア・ディプロム課程、博士課程です。博士課程では、フランス国外の大学との共同指導または共同学位による留学も対象となります。
対象分野は次の7分野です。
・生物学・医学
・エコロジー移行
・数学・デジタル
・工学
・歴史学、フランス語、フランス文明
・法学・政治学
・経済学・経営学
フランス国外で開講されるフランスの学位課程や、見習い契約・職業訓練契約を伴う課程は対象外です。
【奨学金の金額と期間】
修士課程では、2026年1月以降、月額1,200ユーロの生活費が支給されます。支給期間は、M2から入学する場合が最長12か月、M1から入学する場合が最長24か月、エンジニア・ディプロム課程が最長36か月です。
博士課程では、月額2,100ユーロの生活費が支給されます。支給期間は12か月、18か月または36か月で、36か月の支援は、原則として博士課程1年目からフランスへ新たに留学する学生が対象です。
生活費に加えて、国際渡航費、フランス国内の移動費、医療保険、住居探し、文化活動などの支援を受けられます。
授業料そのものはエッフェル奨学金の給付対象ではありません。ただし、フランス政府奨学生として、公立高等教育機関の国認定修士・博士課程や認定エンジニア課程の登録料が免除される場合があります。私立校の学費や対象外となる費用については、進学先への確認が必要です。
【応募方法と期間】
学生本人がCampus Franceへ直接応募することはできません。最初に進学を希望するフランスの大学やグランゼコールへ連絡し、エッフェル奨学金の候補者として推薦してもらえるか確認します。教育機関が候補者として選んだ場合、その教育機関がCampus Franceへ申請書を提出します。
2026年度募集は2025年10月1日に始まり、フランスの教育機関からCampus Franceへの提出期限は2026年1月8日でした。結果は2026年3月30日以降に発表されています。教育機関が設定する学生向けの学内締切はこれより早いため、応募希望者は秋までに希望校へ確認する必要があります。
【向いている人】
対象7分野で優れた学業実績を持ち、将来、公共・民間部門の意思決定者や研究者として活躍する目標が明確な人に向いています。学生が直接応募する制度ではないため、希望するフランスの教育機関から推薦を受けられるだけの学力と留学計画が必要です。
【出典】
Campus France Japon「エッフェル奨学金」
https://www.japon.campusfrance.org/ja/bourse-france-excellence-eiffel
Campus France「France Excellence Eiffel scholarship program」
https://www.campusfrance.org/en/france-excellence-eiffel-scholarship-program 01
ベルギー|ベルギー国フランス語共同体奨学金
ベルギーのフランス語共同体が、日本人を対象に実施する給付型奨学金です。フランス語圏の大学・高等教育機関における専門修士課程または博士課程への留学を支援します。
【対象者】
日本国籍を持ち、2026年4月1日時点で修士号を取得している成績優秀者が対象です。博士号取得者も応募できます。応募時点で大学に在籍している必要はありませんが、留学希望大学と研究分野を特定し、受入機関や指導予定教員と事前に連絡を取っておく必要があります。2026/2027年度の募集人数は最大3名です。
【留学の内容・条件】
ベルギー国フランス語共同体が認める大学・高等教育機関で、専門修士課程または博士課程に留学します。対象分野は人文科学、社会科学、応用科学、自然科学、医学、獣医学、歯学、薬学、芸術など幅広く設定されています。大学ごとの入学条件や使用言語を満たすことが必要です。
【奨学金の金額と期間】
2026年9月から12か月間、月額1,217.33ユーロの奨学金と月額400ユーロの住居費補助が支給されます。このほか、月額24.79ユーロの現地旅費、123.95ユーロの着後一時金、247.89ユーロの超過手荷物料金が支給されます。
授業料は上限835ユーロ、博士論文作成費は上限500ユーロ、東京・ブリュッセル間の往復航空運賃は上限1,800ユーロまで支給されます。健康保険、ベルギー国内の個人賠償責任保険、本国送還保険も付帯します。ただし、歯科治療や慢性疾患は健康保険の対象外です。
【応募方法と期間】
在日ベルギー大使館のウェブサイトから所定の出願書を入手し、研究計画書、経歴書、学位証明書、成績証明書、受入内諾書、修士論文などの要約をそろえて、在日ベルギー大使館へ提出します。書類はフランス語または英語で作成します。
2026/2027年度の提出期限は2026年2月27日正午必着で、募集は終了しています。国内選考では書類審査と対面選考が行われ、推薦された候補者についてベルギー国フランス語共同体が最終決定します。次年度以降の募集日程は、在日ベルギー大使館とJASSOの最新情報を確認してください。
【向いている人】
すでに修士号を取得し、ベルギーのフランス語圏で専門性の高い修士課程や博士研究に取り組みたい人に向いています。希望する大学や指導教員を早めに決め、英語またはフランス語で具体的な研究計画を作成できる人に適しています。
【出典】
JASSO海外留学情報サイト|ベルギー国フランス語共同体奨学金
https://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_foreign/belgium/scholarship2021_be_consortium.html
在日ベルギー大使館|Scholarships and Studying in Belgium
https://japan.diplomatie.belgium.be/en/scholarships-and-research
ポーランド|ポーランド政府奨学金留学生
日本とポーランドの政府間協定に基づき、ポーランドの国立大学や研究機関で学ぶ日本人を支援する給付型奨学金です。学部・大学院での履修、博士課程、研究滞在などに利用できます。
【対象者】
日本国籍を持ち、募集年度の4月1日時点で35歳未満かつ大学3年生以上に在籍している人が対象です。ポーランド語または英語で学習・研究できる十分な語学力と、留学に耐えられる健康状態が求められます。2026年度の募集人数は8名です。
【留学の内容・条件】
ポーランドの国立大学、高等教育機関、研究所などで、学部・修士課程の履修、博士課程での研究、研究滞在などを行います。原則として幅広い専攻分野が対象ですが、医学分野は対象外です。芸術系の大学・高等教育機関への応募は、ポーランドの管轄機関による審査を受けます。コースによっては対象外となるため、応募前に大使館への確認が必要です。
【奨学金の金額と期間】
学士課程・修士課程での滞在には月額2,000ズウォティ、博士課程での滞在には月額3,300ズウォティが生活費として支給されます。ポーランド人学生と同様の学生割引も利用できます。学生寮は手配してもらえる場合がありますが有料で、往復の渡航費は支給されません。
2026年度は2026年10月1日から最長2年間で、1年間のみの留学も選択できます。ただし、博士課程で奨学金を受けられる期間は最長12か月です。
【応募方法と期間】
ポーランド語または英語で作成する欧文書類を駐日ポーランド共和国大使館へ、和文書類をJASSOへそれぞれ提出します。主な書類は、出願書、経歴書、研究計画書、成績証明書、卒業・修了証明書、指導教員など2名の推薦状、健康診断書です。受入先の内諾を得ている場合は、受入内諾書も提出します。面接までに留学希望先の教授などへ連絡し、研究・留学について了解を得ておくことが推奨されています。
2026年度の提出期限は2026年4月14日午後4時必着で、募集は終了しています。国内面接を通過した候補者は、ポーランド国立学術交流庁(NAWA)のオンラインシステムで改めて申請し、NAWAが最終的な採否を決定します。次年度の募集日程はJASSOと駐日ポーランド共和国大使館の最新情報を確認してください。
【向いている人】
ポーランドの国立大学で専門分野を学びたい学部生・大学院生や、現地の大学・研究所で研究に取り組みたい人に向いています。希望する大学や指導教員を早めに決め、英語またはポーランド語で具体的な研究計画を作成できる人に適しています。
【出典】
JASSO海外留学情報サイト|ポーランド政府奨学金
https://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_foreign/poland/scholarship_pl.html
ポーランド国立学術交流庁(NAWA)|Zawacka NAWA Incoming offer
https://nawa.gov.pl/en/international-cooperation-and-exchange/zawacka-nawa/incoming
リトアニア
リトアニア政府は、日本人を対象に、修士号取得留学、1セメスターの短期留学、リトアニア研究、語学・文化研修など複数の奨学金を設けています。
フルタイム修士課程奨学金
【対象者】
日本国籍を持ち、2025/2026学年度末までに学士号を取得する人が対象です。すでに修士号を取得している人は応募できません。希望する課程の授業言語について、十分な語学力も必要です。
【留学の内容・条件】
リトアニアの高等教育機関で、フルタイムの修士課程または学士・修士一貫課程の最後の2年間を履修します。奨学金への応募前に、大学から入学許可書または条件付き入学許可書を取得する必要があります。2026年度は全対象国を合わせて70人で、原則として1か国につき最大10人です。
【奨学金の金額と期間】
2026年度は月額592ユーロが支給されます。さらに、リトアニア政府が定める標準学費を上限として、学費補助が提供されます。支給期間は修士課程の標準修業期間で、一貫課程の場合は最後の2年間が上限です。
【応募方法と期間】
最初に希望大学へ出願し、入学許可または条件付き入学許可を得たうえで、政府奨学金のオンライン申請システムから別途応募します。2026年度の締切は2026年4月20日16時(ビリニュス時間)で、募集は終了しています。
【向いている人】
英語などで学べるリトアニアの修士課程へ正規留学し、学位取得を目指す人に向いています。
短期留学奨学金
【対象者】
日本国外の大学に在籍している日本人学生が対象です。希望するリトアニアの大学から受入承認を得て、授業で使用される英語、リトアニア語などの語学要件を満たす必要があります。
【留学の内容・条件】
リトアニアの高等教育機関で、1セメスター、最長6か月の短期留学を行います。オンライン留学ではなく、リトアニアに滞在して履修することが条件です。2026年度は全体で最大35人で、原則として対象国1か国につき最大5人です。
【奨学金の金額と期間】
学士・修士レベルは月額592ユーロ、博士レベルは月額1,184ユーロが支給されます。これに加えて、規定範囲内の学費補助が提供されます。支給期間は1セメスター、最長6か月です。
【応募方法と期間】
希望大学から受入承認書を取得し、英語またはリトアニア語の申請書類をオンラインシステムへ提出します。2026年度の締切は2026年4月17日16時(ビリニュス時間)で、募集は終了しています。
【向いている人】
日本の大学に在籍したまま、リトアニアで半年程度の交換・短期留学を経験したい人に向いています。
リトアニア研究短期留学奨学金
【対象者】
外国人一般枠が設けられているため、日本人も応募できます。外国の大学にあるリトアニア・バルト研究センターの学生、教員、研究者を対象とする別枠もあります。
【留学の内容・条件】
2026年秋学期に、最長5か月間の短期留学を行います。履修科目の50%以上を、リトアニア語、文学、歴史、民俗学、文化研究などのリトアニア研究に関係する科目で構成する必要があります。
【奨学金の金額と期間】
月額962ユーロと、規定範囲内の学費補助が支給されます。支給期間は1セメスター、最長5か月です。
【応募方法と期間】
希望する高等教育機関から受入承認を得た後、英語またはリトアニア語でオンライン申請します。2026年度の締切は2026年4月17日16時(ビリニュス時間)で、募集は終了しています。
【向いている人】
リトアニア語、歴史、文学、文化、バルト地域研究を専門的に学びたい人に向いています。
リトアニア語・文化サマーコース奨学金
【対象者】
日本を含む外国の大学・研究機関に所属する学生、教員、研究者が対象です。専攻分野は問いませんが、リトアニア語がC1以上の人や母語話者は応募できません。
【留学の内容・条件】
リトアニアの大学・研究機関が実施する約1か月間のリトアニア語・文化コースに参加します。2026年度は6機関で開講され、申請できる受入機関は1つだけです。
【奨学金の金額と期間】
対面コースの参加者には962ユーロが支給され、受講料はリトアニア政府が負担します。家族や同伴者に対する追加給付はありません。
【応募方法と期間】
希望するコースの実施機関へ、志望動機書、在籍・在職証明書、推薦状などをオンラインで提出します。2026年度の締切は実施機関によって2026年3月16日から18日までで、募集は終了しています。
【向いている人】
約1か月の研修でリトアニア語を集中的に学び、現地の歴史や文化にも触れたい学生・教員・研究者に向いています。
【出典】
Study in Lithuania|Scholarships
https://studyin.lt/scholarships/
Study in Lithuania|Learn Lithuanian
https://studyin.lt/learn-lithuanian/
南北アメリカ
カナダ|高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金
クイーンズ大学の卒業生であり、日加交流に尽力された高円宮憲仁親王殿下を記念して、クイーンズ大学と在日カナダ大使館の協力により設けられた奨学金です。毎年、日本人学生1名が選ばれます。
【対象者】
日本国籍を持ち、日本の大学に在籍する学部2年生または3年生が対象です。在籍大学から、クイーンズ大学に2学期間留学する許可を得る必要があります。成績が良好で、TOEFL、IELTSなどにより、希望する課程の英語要件を満たすことも必要です。
【留学の内容・条件】
カナダ・オンタリオ州キングストンにあるクイーンズ大学へ、非学位取得の訪問学生として1学年間留学します。人文・社会科学、自然科学、コンピュータ、商学、工学、音楽、法律など、指定された分野から希望課程を選択できます。履修科目の単位認定については、在籍する日本の大学への事前確認が必要です。
【奨学金の金額と期間】
約60,000カナダドルが、クイーンズ大学の授業料および大学諸費用に充当されます。支援期間は1学年間、2学期分です。採用者が学内寮を希望する場合は部屋が保証されますが、寮費が無償になるという意味ではありません。生活費、寮費、渡航費などについては、別途資金を準備する必要があります。
【応募方法と期間】
クイーンズ大学指定の申請書、400語以内の英語エッセイ、在籍大学の承認、公式成績証明書、英語能力試験のスコアを提出します。申請書とエッセイは応募者から提出できますが、成績証明書や英語能力証明書などの補足書類は、原則として在籍大学からクイーンズ大学へ直接送付します。法学部を希望する場合は、在籍大学の法学部長による推薦状も必要です。
2027/2028年度留学の応募締切は2026年12月1日です。申請書類はクイーンズ大学のUndergraduate Admission and Recruitmentへ提出します。
【向いている人】
日本の大学に在籍したまま、カナダの大学で1年間幅広い科目を履修したい学部2・3年生に向いています。十分な英語力と学業成績があり、日加交流への関心や留学目的を英語のエッセイで具体的に説明できる人に適しています。
【出典】
Queen’s University|International and U.S. Students
https://www.queensu.ca/registrar/financial-aid/specific-students/international
JASSO海外留学情報サイト|高円宮記念クィーンズ大学奨学金
https://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_foreign/canada/scholarship_ca_queens.html
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コロンビア|Beca Colombia(コロンビア政府奨学金)
【対象者】
日本国籍を含む外国籍の人が対象です。応募締切時点で18歳を超え50歳未満で、学士号を取得し、学部成績がコロンビア基準で5点満点中4点相当以上であることが必要です。コロンビア国籍との二重国籍者、現在または直近6か月以内にコロンビアへ居住していた人、過去の本奨学金受給者などは対象外です。
【留学の内容・条件】
コロンビア国内の対象大学における大学院専門課程(Especialización)または修士課程で学びます。対象校・専攻はICETEXの募集カタログから選び、1~3プログラムについて正式な入学許可を取得して応募します。授業は主にスペイン語で、原則としてB1以上または大学が指定するスペイン語能力が必要です。
スペイン語を母語としない応募者は、大学院課程への進学を前提として、最長6か月間のスペイン語研修を受けられる場合があります。語学研修のみの応募はできません。奨学金の継続には、各学期の更新手続きと5点満点中4点以上の成績維持が必要です。
【奨学金の金額と期間】
授業料の全額免除に加え、対面留学者にはコロンビアの法定月額最低賃金の2倍に相当する生活費、医療保険、ビザ取得支援、外国人身分証明書の取得補助として25万コロンビア・ペソが支給されます。家族の費用は対象外です。オンライン課程の場合、原則として授業料免除のみとなります。
支給期間は、スペイン語研修が最長6か月、大学院専門課程が最長12か月、修士課程が最長24か月です。2026年度第2学期募集では全体で最大70名が採用予定とされました。
【応募方法と期間】
対象大学から正式な入学許可を取得したうえで、ICETEXのオンライン申請システムから必要書類をPDF形式で提出します。郵送やメールでの申請は受け付けられません。
2026年度第2学期募集の締切は、2026年6月5日17時(コロンビア時間)で、すでに終了しています。次回募集の日程と条件はICETEX公式サイトで確認してください。
【向いている人】
スペイン語でコロンビアの修士課程・大学院専門課程に進学したい人、現地大学の入学許可を自分で取得できる人、一定以上の成績を維持しながら学べる人に向いています。
【出典】
ICETEX|Beca Colombia Extranjeros
コロンビア外務省|Beca Colombia募集案内
メキシコ|メキシコ政府外国人優秀奨学金
【対象者】
日本は2026年募集の対象国です。原則として日本国内から応募する18歳以上の日本国籍者で、メキシコ政府が指定する大学・研究機関から受入許可を得ている人が対象です。メキシコ国籍との二重国籍者や、応募時に国籍国以外で生活・留学している人などは対象外となります。
修士課程と学部・修士レベルの交換留学では、メキシコの成績基準で100点満点中85点または10点満点中8.5点相当以上が必要です。日本語を母語とする応募者は、原則としてCEFR B2以上のスペイン語能力証明も提出します。
【留学の内容・条件】
対象となるのは、学部交換留学、修士交換留学、修士号取得課程、博士・ポスドク段階の研究滞在です。学士号や博士号を最初から取得するための正規課程は対象に含まれません。
留学先はAMEXCIDが指定するメキシコ国内の大学・研究機関から選びます。対面・フルタイムで学ぶことが原則で、事前に受入許可を取得する必要があります。ただし、大学からの入学・受入許可だけで奨学金の採用が保証されるわけではありません。
【奨学金の金額と期間】
学部・修士交換留学と修士課程では、月額14,264.88メキシコ・ペソが支給されます。博士・ポスドク研究滞在では、月額17,831.10メキシコ・ペソです。
このほか、受入大学が認める範囲での登録料・授業料、メキシコビザの発給手数料、メキシコ国内の移動費などが支援されます。日本は国際航空券の対象国ですが、支給されるのは原則として奨学金を正常に修了した後の帰国航空券です。医療保険は奨学金開始後7か月目から適用されるため、それ以前の保険は自分で準備する必要があります。
支給期間は、学部・修士交換留学が最長12か月、修士課程が最長24か月、博士・ポスドク研究滞在が6~12か月です。
【応募方法と期間】
対象大学・研究機関から受入許可を取得したうえで、AMEXCIDの学術協力管理システム「SIGCA」からスペイン語でオンライン申請します。パスポート、受入許可書、成績証明書、履歴書、健康診断書、スペイン語能力証明書などをPDF形式で提出します。日本語の書類には、指定されたスペイン語訳を添付します。
2026年募集は2026年5月21日から6月22日15時(メキシコ中部時間)まで行われ、すでに終了しています。次回の募集期間や支給額は変更される可能性があるため、AMEXCID公式サイトで確認してください。
【向いている人】
スペイン語で学べる成績優秀者、メキシコの大学で交換留学や修士号取得を目指す人、博士課程・博士号取得後にメキシコで研究したい人に向いています。
【出典】
AMEXCID|Becas de Excelencia del Gobierno de México para Extranjeros 2026
https://www.gob.mx/amexcid/documentos/becas-de-excelencia-del-gobierno-de-mexico-para-extranjeros-2026
AMEXCID|Becas de Excelencia del Gobierno de México para Extranjeros
https://www.gob.mx/amexcid/acciones-y-programas/becas-para-extranjeros-29785
アジア・オセアニア
インド|アタル・ビハリ・ヴァジパイ一般奨学金(ICCR奨学金)
【対象者】
インドの大学で学士課程、修士課程、博士課程などを履修する外国人留学生が対象です。2026年度は日本人向けに6名分の採用枠が設定されました。
2026年度の年齢条件は、すべての課程で18歳以上、学士・修士・ディプロマ課程では35歳以下、博士課程では40歳以下です。大学によって、これより厳しい年齢・学歴・成績条件が設けられる場合があります。
授業は原則として英語で行われます。応募時には英語で500語のエッセイを提出し、英語で授業を理解できる能力を示す必要があります。IELTSやTOEFLなどのスコアも任意で提出できます。
【留学の内容・条件】
ICCRが指定するインドの大学・教育機関で、学士、修士、博士などの正規課程を履修します。STEM分野と人文・社会科学などが対象ですが、医学、看護、理学療法などの医療・準医療分野、法学、学士・修士一貫課程は原則として対象外です。
応募者は最大5つの大学・コースを希望順に選択できます。大学による入学審査と、在日インド大使館などによる奨学生選考は別に行われるため、大学から入学許可を得ても奨学金の採用が保証されるわけではありません。
【奨学金の金額と期間】
月額奨学金は、学士課程が18,000インドルピー、修士課程が20,000インドルピー、博士課程が22,000インドルピーです。
このほか、住居手当として主要都市では月額6,500インドルピー、その他の都市では月額5,500インドルピーが支給されます。年間の研究・教材等補助は、学士課程が5,000インドルピー、修士課程が7,000インドルピー、博士課程が12,500インドルピーです。対象となる授業料・大学納付金と往復航空運賃も支援されます。
宿舎・民間住宅の費用、食費、保証金などは本人負担です。また、補償額50万インドルピー以上の医療保険に自己負担で加入する必要があります。
支給期間は原則として正規課程の標準修業期間です。博士課程の基本支給期間は3年間で、延長は研究の進捗状況などを踏まえて個別に判断されます。
【応募方法と期間】
ICCRの「A2A Scholarship Portal」からオンラインで申請します。パスポート、卒業・成績証明書、健康診断書、推薦書、英語エッセイなどをアップロードし、希望する大学・コースを選択します。
2026年度募集は2026年2月27日から4月22日まで行われ、すでに終了しています。次回の募集期間、対象大学、日本人の採用枠は変更される可能性があるため、ICCR公式サイトで確認してください。
【向いている人】
英語でインドの大学に進学したい人、STEM分野や人文・社会科学を学びたい人、生活費だけでなく授業料や航空運賃の支援も必要な人に向いています。
【出典】
Indian Council for Cultural Relations|ICCR Scholarship Programme 2026-27
https://iccr.gov.in/academics/scholarships/iccr-scholarship/iccr-scholarship-schemes
ICCR A2A Scholarship Portal|Guidelines for Foreign Students 2026-27
https://a2ascholarships.iccr.gov.in/assets/site/docs/Policy_Guidelines.pdf
ウズベキスタン|イマーム・ブハーリー国際奨学金(研究フェローシップ)
【対象者】
中央アジアの歴史・文化、イスラム学、イスラム圏の学者の思想や業績などを研究する外国人研究者。博士号または同等の学位を持つ人のほか、博士課程在籍者も応募できます。英語、アラビア語、ロシア語、ウズベク語のいずれかで研究できることが条件です。
【留学の内容・条件】
サマルカンドにあるイマーム・ブハーリー国際科学研究センターで研究を行う短期フェローシップです。学位取得を目的とする留学ではなく、資料調査や論文執筆などのための研究滞在となります。2026年度の受入期間は4月から10月までで、原則として2か月以上滞在します。
【奨学金の金額と期間】
研究スペースと宿泊用アパートが原則として提供されます。一方、現金による奨学金はなく、渡航費、食費、保険料、国内交通費などは自己負担です。滞在期間は原則2か月以上です。
【応募方法と期間】
申請書、1,000語以内の研究計画書、履歴書、業績一覧、パスポートの写し、学位証明書、推薦状2通などを、研究センターへメールまたは郵送で提出します。2026年度募集は2025年10月1日から12月20日までで、すでに終了しています。次回募集は公式サイトで確認してください。
【向いている人】
中央アジア史やイスラム研究を専門とし、博士論文や学術論文のためにウズベキスタンで資料調査を行いたい人。現金給付がないため、渡航費や生活費を別途確保できる研究者に向いています。
【出典】
Imam Bukhari International Scientific Research Center|Imam Bukhari International Scholarship 2026
https://bukhari.uz/?lang=en&page_id=17932
Imam Bukhari International Scientific Research Center|2026 Application Guidelines
https://www.bukhari.uz/wp-content/uploads/2019/09/Guidelines2026.pdf
※一般的な学士・修士課程への留学を対象とした、日本人向けのウズベキスタン政府奨学金ではありません。外国人研究者向けの研究フェローシップとして掲載しています。 01
オーストラリア|Research Training Program(RTP)奨学金
【対象者】
オーストラリアの対象大学で、研究修士課程または博士課程に在籍する国内外の学生が対象です。日本人留学生も応募できますが、学士課程や講義中心の修士課程は対象外です。原則として、履修時間の3分の2以上を研究に充てるHigher Degree by Research(HDR)課程である必要があります。
国が一括して採用する制度ではなく、各大学が独自の基準で選考します。大学の成績に加え、研究計画、研究経験、論文・学会発表、推薦状、職務経験などが評価されます。
【留学の内容・条件】
オーストラリア政府が大学へ資金を配分し、各大学が研究修士・博士課程の学生を採用する制度です。大学によって「RTP Scholarship」「Australian Government Research Training Program Scholarship」などの名称で募集されています。
大学は、授業料免除、生活費、研究に伴う諸費用のうち、1つまたは複数を組み合わせて支給します。そのため、RTPに採用されても、支援内容がすべての大学で同じとは限りません。
【奨学金の金額と期間】
授業料免除型では、研究修士・博士課程の対象授業料が全額免除されます。生活費給付型では、2026年のフルタイム学生に対する年額を、34,315~53,608豪ドルの範囲で各大学が設定します。
大学によっては、海外留学生健康保険、渡航・転居費、論文印刷費、研究成果の出版費などが追加で支給されます。
支給期間は、フルタイムの博士課程が原則3年以上・最長4年、研究修士課程が最長2年です。実際の支給額と期間は、大学の奨学金規程や採用条件によって異なります。
【応募方法と期間】
オーストラリア政府へ直接応募するのではなく、進学を希望する大学へ出願します。大学院研究課程への入学願書とRTP奨学金の申請書を同時に提出する大学もあれば、奨学金への別申請が必要な大学もあります。
全国共通の応募期間はありません。大学ごとに締切日、必要書類、英語要件、指導予定教員への事前連絡の要否が異なるため、各大学の「RTP Scholarship」または「Graduate Research Scholarship」の募集ページを確認してください。複数の大学へ応募することも可能です。
【向いている人】
オーストラリアで研究修士号や博士号を取得したい人、成績や研究実績に自信がある人、研究テーマと指導教員を明確にしたうえで出願できる人に向いています。
なお、よく知られているAustralia Awards Scholarshipsは対象国が限定されており、現在、日本は参加国に含まれていません。日本人が利用できる代表的なオーストラリア政府奨学金としては、RTPが中心となります。
【出典】
Australian Government Department of Education|Research Training Program
https://www.education.gov.au/research-block-grants/research-training-program
Australian Government Department of Education|Historical stipend rates for postgraduate research students
https://www.education.gov.au/research-block-grants/resources/historical-stipend-rates-postgraduate-scholarships
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韓国|Global Korea Scholarship(GKS韓日教育交流協力事業)
【対象者】
韓国の専門大学・大学・大学院で学位取得を目指す日本人が対象です。応募者と両親または法定保護者が日本国籍を持ち、韓国国籍との二重国籍でないことが必要です。
専門学士・学士課程は25歳未満で、高校卒業者または卒業見込み者が対象です。修士課程は学士号、博士課程は修士号を取得している40歳未満の人が対象となります。
直前の学校における全学年の成績が80%以上、成績順位が上位20%以内、または指定されたCGPA基準以上であることも必要です。TOPIK3級以上の取得者は選考で優遇されます。
【留学の内容・条件】
韓国政府が指定する大学・学科で、専門学士、学士、修士または博士の学位取得を目指します。2027年度は、専門学士・学士課程15名、修士・博士課程15名の合計30名が採用予定です。ただし、予算確定後に人数が変更される可能性があります。
原則として学位課程の前に1年間の韓国語研修を受け、TOPIK3級以上および進学先学科の語学要件を満たす必要があります。応募時点でTOPIK5級以上を取得している場合は、韓国語研修が免除されます。
【奨学金の金額と期間】
授業料は1学期につき500万ウォンまで支給され、超過分と入学金は受入大学が負担します。韓国語研修費は年間520万ウォンまで支給されます。
修士・博士課程の学業奨励金は、学位課程中が月額140万ウォン、韓国語研修中が月額124万ウォンです。専門学士・学士課程では、学位課程中が月額120万ウォン、韓国語研修中が月額113万ウォンです。TOPIK5級以上を取得すると、学業奨励金に20%の加算があります。入国時と帰国時のエコノミークラス航空券も実費で支給されます。
支給期間は、専門学士課程が韓国語研修を含め3~4年、学士課程が5~7年、修士課程が3年、博士課程が4年です。
【応募方法と期間】
日本からの応募は公館推薦方式で行われます。2027年度募集では、必要書類を公益財団法人韓国教育財団の奨学金事務局へ郵送します。締切は2026年10月21日必着で、現在募集中です。
願書、自己紹介書、学習計画書、推薦書、成績証明書、卒業・卒業見込み証明書、戸籍謄本、パスポートの写しなどを提出します。願書・自己紹介書・学習計画書などは韓国語で作成し、日本語の証明書には韓国語または英語の翻訳を添付します。原本1部とコピー4部を、追跡可能な方法で郵送する必要があります。
【向いている人】
授業料と生活費の両方を受給しながら韓国で学位を取得したい人、一定以上の成績があり韓国語の習得に意欲がある人、長期間の留学を希望する人に向いています。
【出典】
Study in Korea|2027 Global Korea Scholarship Korea-Japan Undergraduate/Graduate Degree Programs
https://www.studyinkorea.go.kr/ko/plan/gksNoticeRead.do?bbsId=BBSMSTR_000000000461&nttId=4523
韓国教育財団|2027GKS韓日教育交流協力事業奨学生募集のお知らせ
https://www.kref.or.jp/topik/news/2027gks/
シンガポール|Singapore International Graduate Award(SINGA)
※2026年9月時点では、A*STARの現在の募集一覧にSINGAが掲載されておらず、新規募集を確認できません。以下は直近まで公表されていた制度内容です。募集再開の有無と最新条件は、必ずA*STARの公式サイトで確認してください。
【対象者】
日本人を含む外国人で、理工系分野の博士課程進学を希望する人。学士または修士を取得済み、もしくは取得見込みで、優れた成績、研究への意欲、英語力、大学教員などからの推薦を示せることが求められます。原則として、シンガポールでの就学経験がない外国人が対象です。
【留学の内容・条件】
A*STARの研究機関や、南洋理工大学、シンガポール国立大学、シンガポール工科デザイン大学、シンガポール経営大学などの提携大学で博士号取得を目指します。対象分野は、生物医学、コンピューター・情報科学、工学・技術、物理科学です。
【奨学金の金額と期間】
博士課程の授業料が全額支給されるほか、直近の公表条件では月額2,700シンガポールドルの生活費が支給され、博士候補資格試験の合格後は月額3,200シンガポールドルに増額されます。このほか、渡航費として最大1,500シンガポールドル、定着費として1,000シンガポールドルが1回支給されます。支給期間は最長4年間です。
【応募方法と期間】
A*STARのオンラインシステムから、希望する研究プロジェクトを選んで申請します。パスポート、顔写真、成績証明書、卒業・修了証明書などを提出し、通常は大学教員など2人による推薦も必要です。従来の締切は、翌年1月入学が6月1日、翌年8月入学が12月1日でした。ただし、2026年9月時点で次回募集は公式に確認できないため、過去の締切をそのまま適用しないよう注意してください。
【向いている人】
生物医学、情報科学、工学、物理科学の分野で研究実績を積み、シンガポールの大学や研究機関で博士号を取得したい人。授業料だけでなく生活費や渡航費の支援も重視する人に向いています。
【出典】
Agency for Science, Technology and Research(A*STAR)|Scholarship and Fellowship Applications
https://www.a-star.edu.sg/scholarships/home/apply-now
Department of Higher Education and Training|Singapore International Graduate Award
https://www.internationalscholarships.dhet.gov.za/index.php/scholarships/undergraduate-scholarships/397-singapore-singapore-international-graduate-award 01
中国|中国政府奨学金
【対象者】
日本国籍を持ち、中国の大学で学位取得または研究留学を希望する人。2026年度の年齢上限は、学部生が25歳、普通進修生が45歳、修士課程が35歳、博士課程が40歳、高級進修生が50歳です。日本と中国の二重国籍者は応募できません。
【留学の内容・条件】
学部、修士、博士の学位課程に加え、学位取得を目的としない普通進修生と高級進修生も対象です。中国語で学ぶ場合は、原則として学部生・普通進修生・高級進修生がHSK3級以上、修士・博士課程がHSK4級以上を求められます。英語で学ぶ課程では、大学が指定する英語力の条件を満たす必要があります。学部出願者は、来華留学本科入学学業水平テスト(CSCA)の受験も必要です。
【奨学金の金額と期間】
授業料と大学寮費が免除され、総合医療保険も提供されます。生活費は、学部生が月額2,500元、普通進修生・修士課程が月額3,000元、博士課程・高級進修生が月額3,500元です。総給費期間は、学部が4~6年、普通進修生が最長2年、修士課程が2~4年、博士課程が3~5年、高級進修生が最長2年です。渡航費は給付項目に含まれていません。
【応募方法と期間】
希望大学から受入内諾書または指導教員の招聘状を取得したうえで、JASSOの和文出願書類アップロードシステムから申請します。書類選考とオンライン面接の合格者は、中国国家留学基金管理委員会(CSC)の電子申請も行います。2026年度は2025年11月14日に募集要項が公開され、和文書類の締切は2025年12月8日、日本国内選考合格者のCSC申請期限は2026年2月28日でした。次年度の募集日程はJASSOの公式ページで確認してください。
【向いている人】
中国語または英語で専門分野を学び、中国の大学で学位取得や長期研究を行いたい人。出願前に希望大学や指導教員から受入内諾を得る準備を進められる人に向いています。
【出典】
日本学生支援機構(JASSO)|中国政府奨学金
https://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_foreign/china/scholarship_cn.html
中国国家留学基金管理委員会|Campus China
https://www.campuschina.org/ 01
トルコ|Türkiye Scholarships(トルコ政府奨学金)
【対象者】
日本人を含む外国籍の学生で、トルコの大学・大学院への進学を希望する人。成績基準は、準学士・学士課程が70%以上、修士・博士課程が75%以上、医学・歯学・薬学の学士課程が90%以上です。年齢は準学士・学士課程が21歳未満、修士課程が30歳未満、博士課程が35歳未満であることが原則です。
【留学の内容・条件】
準学士、学士、修士、博士の学位取得を支援する奨学金です。奨学金への申請と同時に、希望する大学・専攻を選択でき、合格者には大学・学部の配置も行われます。授業言語にかかわらず、原則として1年間のトルコ語研修を受け、C1レベルの修了証取得を目指します。大学院課程では、原則として医学・歯学・薬学などの保健医療系専攻は対象外です。
【奨学金の金額と期間】
月額は準学士・学士課程が6,500トルコリラ、修士課程が9,500トルコリラ、博士課程が13,000トルコリラです。授業料、宿舎または住居支援、健康保険、1年間のトルコ語研修、留学開始時と卒業時の航空券も支給対象です。支給期間は、原則として1年間のトルコ語研修と各課程の標準修業期間です。
【応募方法と期間】
Türkiye Scholarships Application System(TBBS)でアカウントを作成し、希望する大学・専攻を選んでオンライン申請します。身分証明書またはパスポート、顔写真、卒業・修了証明書、成績証明書、必要に応じて語学試験やSAT・GREなどの成績、博士課程では研究計画書などを提出します。一般募集は原則として毎年1月10日から2月20日までです。2026年募集は終了しているため、次回募集は公式サイトで確認してください。
【向いている人】
大学への出願から授業料、生活費、住居、保険、渡航費までまとめて支援を受けたい人。トルコ語を学びながら、トルコの大学で学位取得を目指せる成績上位者に向いています。
【出典】
Türkiye Scholarships|Criteria & Scholarship Programs
https://www.turkiyeburslari.gov.tr/scholarshipsprograms
Türkiye Scholarships|Full-Time Scholarship Programs
https://www.turkiyeburslari.gov.tr/fulltimeprograms 01
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