兵庫大学 看護学部は、兵庫県加古川市にある4年制の看護学部です。患者さんの状態を考え、必要な援助を実践する力を、講義・演習・実習を通して育てます。病院でのケアと地域での暮らしの両方に目を向け、人をどのように支えるかを考えながら看護を学べる大学です。
演習では、病室を再現した環境で、知識と行動を結びつけて学べるのが特徴です。学生からは、繰り返し練習できたという声もあり、実習前の準備を重視したい人にとって注目したい学習環境です。
学びの幅を広げるのが、他学科の学生と取り組む多職種連携教育です。地域の家庭が抱える健康や生活の課題を題材に、それぞれの専門性を生かして支援を考えます。看護師として何ができるかに加え、他の職種とどう協力するかを、学生のうちから具体的に学べます。
学習面では、チューター教員に相談できる体制があり、悩みを話しやすいと感じた学生の声もあります。国家試験に向けても、復習や模試、補習を段階的に行います。苦手分野を確認しながら学びたい人は、教員との関わり方や国試対策の実態にも注目したいところです。
進路の面では、加古川中央市民病院など、地域医療とのつながりにも注目できます。地域の病院や大学病院への就職実績があり、実習で知った現場を職場選びの参考にできます。卒業生の看護師から経験を聞く機会もあり、将来の働き方を具体的に考えていける環境です。
一方で、学費の総額や入試方式、複数資格を目指す場合の履修負担は、進学前に確認したいポイントです。演習の事前課題や実習中の指導などについては、気になる口コミもあります。このページを通して、兵庫大学看護学部の資料請求に進むべきか判断できるよう材料を提供していきます。
セクション1|兵庫大学 看護学部の特徴|シミュレーション教育と地域で学ぶ看護
兵庫大学 看護学部 看護学科の大きな特徴は、臨床現場に近い環境を再現したシミュレーション教育と、1年次から地域で暮らす人と関わる学びを組み合わせていることです。
学内では高機能の模擬患者や医療機器を使って看護技術・判断を練習し、演習後には映像を使って振り返ります。一方、地域では高齢者施設や子育てプラザなどで住民と関わる機会があります。病院で必要な実践力だけでなく、患者が普段どのような生活をしているのかまで考えながら看護を学びたい人にとって、特徴のはっきりした教育内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学部・学科 | 兵庫大学 看護学部 看護学科 |
| 学校種別 | 私立大学 |
| 所在地 | 兵庫県加古川市平岡町新在家2301 |
| 修業年限 | 4年 |
| 入学定員 | 90名 |
| 学位 | 学士(看護学) |
| 主な資格 | 看護師国家試験受験資格、保健師国家試験受験資格、養護教諭一種免許状など |
| 主なアクセス | JR東加古川駅から徒歩約12分。複数方面からスクールバスあり |
臨床現場に近い環境で「判断」と「振り返り」まで練習できる
地域医療福祉研修センターには、ナースステーション、多床病室、高機能の模擬患者、医療機器などを備えたメディカルシミュレーションユニットがあります。
特徴的なのは、設備を使って看護技術を練習するだけではないことです。演習を録画し、その映像を見ながらディブリーフィングと呼ばれる振り返りを行います。自分がどのように患者の状態を判断し、なぜその行動を選んだのかまで振り返れるため、技術と考える力を結び付けて学べることが強みです。
実際の患者を前にする前に、失敗や改善を重ねながら練習したい人には、シミュレーション設備を授業で具体的に活用していることが学校選びの大きな比較材料になります。
1年次から地域で暮らす人と関わる
兵庫大学では、1年次から高齢者施設や子育てプラザなどで地域住民と関わる学習を取り入れています。
看護の対象となる人は、病院にいる時間だけでなく、それぞれの家庭や地域で生活しています。低学年から地域住民と接することで、病気だけを見るのではなく、その人の生活背景まで考える視点を身につけやすいことが特徴です。
地域・在宅看護に関心がある人はもちろん、病院で働く看護師を目指す場合でも、退院後の生活まで考えて患者を支える視点につながる学びと評価できます。
学生5名以内を基本とした実習指導体制
臨地実習では、学生5名以内に対して大学教員1名、現地指導者1名という体制が示されています。
少人数単位で指導を受けられる大学です。特に、実習中に自分の判断や看護技術について確認しながら学びたい人にとって、5名以内という人数設定は安心材料の一つになります。
保健師や養護教諭まで進路を広げられる
卒業要件を満たすことで看護師国家試験受験資格を取得できるほか、選択によって保健師国家試験受験資格や養護教諭一種免許状を目指せます。
特徴的なのは、看護師+保健師+養護教諭一種まで組み合わせた履修モデルが用意されていることです。病院看護だけでなく、地域保健や学校保健にも関心がある人は、大学に入ってから将来の進路を広げて考えられます。
ただし、保健師課程は選択制です。具体的な選抜条件は最新の大学案内等で確認が必要です。また、救急医療に関心がある学生には、日本救急医学会のICLSコース認定資格を目指す選抜制の学習機会もあります。
兵庫大学 看護学部は、シミュレーションによる臨床判断の練習、1年次からの地域住民との関わり、学生5名以内の実習体制、保健師・養護教諭まで含む資格選択を組み合わせていることが特徴です。看護技術だけでなく、地域での生活を見る視点や将来の進路の幅も重視して学校を選びたい人には、比較しやすい看護学科といえます。
セクション2|兵庫大学看護学部の口コミ
講師・授業の口コミ・評判
「講義では資料をもとにスライドを使用しながら分かりやすく具体的に説明してくれます。」
看護学では、身体の仕組みや疾患、看護技術など、初めて学ぶ内容が多くあります。そのため、教科書の文章だけで理解するのではなく、資料やスライドを使いながら具体例と結びつけて説明してもらえることは、複雑な内容を整理し、何を重要事項として覚えるべきかをつかみやすくするというメリットがあります。
特に看護では、覚えた知識をテストだけで終わらせず、演習や臨地実習で患者の状態を考える際に使う必要があります。授業の段階で具体的にイメージできれば、その後の演習でも「なぜこの観察が必要なのか」「どの知識を使って考えるのか」を結びつけやすくなります。
一方で、授業の分かりやすさについては、教員や科目によって差を感じた学生もいます。分かりやすく教える教員がいる一方で、声が聞き取りにくかったり、難しい内容に対して説明が少ないと感じたりした学生もいました。
この点は、看護学のように専門性の高い内容を学ぶうえでは注意したいところです。授業を一度聞くだけですべて理解できるとは限らず、科目によっては自分で復習したり質問したりする必要があることが口コミからうかがえます。
授業の分かりやすさだけを重視するというより、分からなかったときに補える環境があるかまで見ておくことが大切です。その点で、兵庫大学では教員への相談のしやすさを評価する口コミが複数見られます。
「先生が親身になって教えてくださり、生徒のことをよく見てくれています。悩みなどを言いやすく一緒に解決してくれます。」
この口コミからは、学生一人ひとりの状況を見ながら相談に対応してもらえたと感じた学生がいることが分かります。兵庫大学看護学科では、公式にもチューター教員を配置する制度があり、学修や学生生活について相談できる担当教員が明確になっています。
ほかの口コミでも、少人数の学生に対してチューターが付き、分からないことや不安を相談できたという声や、教員との距離が近く質問しやすかったという評価が見られます。
授業で理解できない部分があっても、その後の質問や相談で補いやすいことが兵庫大学の強みと考えられます。
「自分の苦手と思うとこをしっかりと教えてくれます。」
この口コミで注目したいのは、全員に同じ説明をするだけではなく、学生自身が苦手としている部分を意識して教えてもらえる点です。看護学は解剖生理、病態、看護技術など複数の領域がつながっているため、一つの苦手を放置すると後の学習でも理解しにくくなることがあります。
看護学では、基礎科目でつまずいた内容が、その後の看護過程や実習にも影響します。分からない部分をそのままにせず、早い段階で教員へ確認できれば、苦手分野を抱えたまま学年が上がることを防ぎやすくなります。
そのため、自分の弱点を把握し、必要な部分を教員に質問しながら埋めていける環境は、授業についていくためだけでなく、実習や国家試験に向けた基礎固めにもつながります。
演習・実習の口コミ・評判
「看護の演習の授業は、私の学年の担当教員はわかりやすく良かったです。」
この口コミからは、担当教員の説明を受けながら一つひとつ理解して練習できたことが評価されています。ほかの口コミでも、基礎演習では教員にじっくり見てもらえたと感じた学生や、定期的に学内演習があり、実際に看護を行いながら学べたという声があります。
看護技術は、教科書で手順を覚えただけでは身につきません。実際に手を動かすと、患者への声のかけ方、身体の支え方、物品を置く位置など、講義だけでは気づきにくい部分が出てきます。演習の回数を重ね、その場で教員から修正してもらえることは、間違った方法を覚えたまま臨地実習へ進むのを防ぐうえでメリットがあります。
兵庫大学では、2年次の看護過程の演習でも、患者事例を分析し、援助計画を立てるだけでなく、看護師への計画発表、援助の実施、報告まで行うシミュレーション教育を取り入れています。単に「技術ができる」ことだけではなく、患者の状態を考え、計画し、実施した内容を報告するところまで練習できるため、実際の看護に近い思考過程を学びやすい環境です。
一方で、演習前の課題を多いと感じた学生もいます。実践的に学べる分、事前に知識や手順を確認してから演習へ臨む必要があるため、授業時間だけで完結する学びではありません。演習を十分に活かすには、事前学習の時間も含めて計画的に取り組む必要があるでしょう。
「シミュレーションセンターがあり、臨床に近い環境で演習ができます。」
兵庫大学には、ナースステーション、多床病室、高機能シミュレーター、医療機器などを備えたメディカルシミュレーションユニットがあります。口コミでも、実際の病院で使われるような器具がそろっていることや、病室だけでなく在宅看護、小児看護などを想定した環境で練習できることが評価されています。
こうした設備のメリットは、臨地実習に出る前に、病院に近い環境そのものに慣れられることです。実習では、患者とのコミュニケーションだけでなく、医療機器、病室内での動き方、限られたスペースでの援助などにも意識を向けなければなりません。
学内で似た環境を経験しておけば、実習先で初めて見るものに戸惑う時間を減らし、患者の状態や看護そのものへ意識を向けやすくなります。
「授業の演習で使う道具がたくさん用意されているので失敗しても何回も練習させてもらえる。」
この口コミからは、設備が「ある」だけではなく、学生が繰り返し練習するために使えることが評価されています。
看護技術は、一度成功しただけでは安定して行えるとは限りません。何度か失敗しながら、自分がどこで手順を間違えやすいのか、患者役への声かけが不足していないかなどを確認することで、技術は身についていきます。
しかも、対処すべき全ての症状を実習で経験できるとは限りません。実際の患者の症状次第だからです。シミュレーション教育では、一通りの症状で練習できます。ただ、その場合でも、物品が不足していると、十分練習できません。
そのため、物品が十分に用意され、繰り返し練習できることは、技術に自信をつけてから実習へ進むためだけでなく、卒業後に失敗しないための環境として大きなメリットです。
また、兵庫大学では演習後の映像を使った振り返りもシミュレーション教育に取り入れています。自分ではできていると思っていた動きを客観的に確認できるため、教員から指摘を受けるだけでなく、自分自身で改善点を見つける練習にもつながります。
「実習がとてもよくわかりやすいけど先生によると思いますが普通に大丈夫です」
この口コミからは、実習中の指導を分かりやすいと感じた学生がいる一方、担当する教員によって感じ方に差があることもうかがえます。
兵庫大学では公式に、臨地実習を学生5名以内のグループとし、学科教員1名、実習施設の指導者1名が関わる体制を特色として掲げています。学生数を絞って実習することで、教員や指導者が学生の状況を把握しやすく、疑問や課題について相談する機会を確保しやすいことが期待できます。
兵庫大学の実習だからこそ得られる経験があるという声がある一方、複数の診療分野を回る実習を大変に感じながらも、教員や友人の支えによって乗り越えられたという声もあります。
複数の領域を経験する大変さを挙げる声に加え、実習では普段より厳しく指導されたり、髪型や髪色など身だしなみを細かく確認されたりしたという口コミもあります。
医療現場では、患者の安全や清潔を守ることに加え、患者や家族から信頼を得られる身だしなみが求められます。そのため一定の指導には理由がありますが、普段の大学生活よりも実習時のルールを厳しく感じる学生がいることは、入学前に知っておきたい点です。また、教員によって指導の受け止め方が異なる可能性もあります。
国家試験対策の口コミ・評判
兵庫大学の国家試験対策については、まず国試勉強に集中できる専用環境が整っていることを評価する口コミがあります。
「国試対策室には教科書や過去問などの参考書、パソコン、コピー機などがあります。自ら学びたいという意欲を十分にサポートしてくれる環境が整っています。」
この口コミからは、国家試験対策では講義や模試だけではなく、学生が自分で勉強を進めるための教材や設備まで用意されていることが評価されています。
参考書や過去問をすぐに確認でき、パソコンやコピー機も使える環境があれば、自分で教材を探したり準備したりする負担を減らし、国試勉強そのものに時間を使いやすくなります。
特に看護師国家試験は出題範囲が広く、過去問演習と復習を繰り返しながら、自分の弱点をつぶしていく学習が重要です。必要な教材をまとめて使える場所があることは、「何を使って勉強するか」で迷う時間を減らし、継続して学習する習慣を作りやすくするというメリットがあります。
また、国試対策室に参考書がそろっているだけでなく、補講も充実していると感じた学生もいます。兵庫大学では公式にも、1・2年次から授業内容の復習を進め、3年次には模擬試験を繰り返して苦手分野を確認し、4年次には補習や予備校との連携を行う段階的な国家試験対策を実施しています。
つまり、4年生になってから一気に勉強を始めるのではなく、低学年から基礎を積み上げ、模試で弱点を確認しながら、最後に補習や外部講座で仕上げていく流れが用意されています。国家試験勉強に不安がある学生にとっては安心の仕組みです。
また、試験が近づいた時期に教員からの応援や支えを心強く感じた学生もいます。大学が模試や補講を実施していることを評価しつつも、最終的には自分自身で勉強することが重要だと受け止める声が見られます。
この点は、国家試験対策を考えるうえで重要です。模試を受ければ、自分の苦手分野や現在の位置を確認できますが、結果を見た後にどこを復習するか、補講で学んだ内容をどこまで定着させるかは学生自身の取り組みに左右されます。大学側の対策が整っていても、それだけで合格が保証されるわけではありません。
実際、口コミでは、補講や模試を利用しながら自分で勉強を続けた学生と、アルバイトなどを優先して国試対策へ十分取り組まなかった学生とでは、差が出たと述べている卒業生もいます。
そのため、大学の設備や人的サポートに支えられながら、国試対策を油断なく進められる人に向いています。
就職支援の口コミ・評判
兵庫大学の就職支援では、臨地実習で経験した病院が、その後の就職先選びにつながる可能性があることが口コミからうかがえます。実習先の病院から就職を勧められたという声があり、実習が単なる学習の場だけではなく、就職に直結する例もあるようです。
兵庫大学では、加古川中央市民病院や兵庫県立加古川医療センターなど、地域の医療機関で臨地実習を行っています。実習では実際の病棟に入り、看護師の働き方や患者との関わり、病院の雰囲気を自分の目で確かめられます。
そのため、求人票や病院説明会だけでは分からない職場の実際を経験したうえで、就職先として自分に合うかを考えたうえで決められることは大きなメリットです。
「就活のサポートに力を入れている印象でアドバイスも個人でもらえる。」
この口コミに加えて、就職担当者からエントリーシートの書き方を具体的に教えてもらえた学生や、個別面談、面接、小論文について指導を受けた学生もいます。
これらを合わせて見ると、兵庫大学の就職支援は、情報を渡して終わるのではなく、応募書類の作成から面接まで、学生ごとの就職活動に合わせて支援を受けられたケースがあることが分かります。
看護学生にとって、こうした個別支援はメリットです。病院への就職では、「なぜこの病院を希望するのか」「どのような看護師になりたいのか」を、自分の実習経験や学びと結びつけて説明する必要があります。
エントリーシートや小論文を添削してもらったり、面接練習をしたりすることで、自分では曖昧だった志望理由や看護観を整理し、相手に伝わる形にできます。
また、個別に相談できることは、病院選びそのものにも役立ちます。実習を通して興味を持った病院が自分に合っているのか、地域医療を重視するのか、大学病院など専門性の高い環境を目指すのかといった進路は学生によって異なるためです。
兵庫大学では、3年生を対象としたキャリアガイダンスで、卒業生の看護師から実習経験やその後のキャリアについて話を聞く機会も設けています。こうした卒業生の経験と、実習で得た自分自身の体験、さらに教員や就職担当者からの個別支援を組み合わせられることは、進路を具体化するうえで役立ちます。
学生生活の口コミ・評判
兵庫大学の学生生活については、同じ看護師を目指す学生同士で関係を築きやすいという声が複数見られます。入学直後の交流会や授業内のグループワークをきっかけに友人ができた学生や、さまざまな学生と話す機会が多かったと感じる学生がいます。
看護学科では、講義だけでなく演習やグループワーク、実習など、学生同士で協力する場面が多くあります。そのため、日常的に同じ目標を持つ学生と関わる機会があり、自然に人間関係を広げやすいことがうかがえます。
特に看護の勉強は、専門科目や実習、国家試験対策など負担が大きくなる時期があります。そうした中で、友人と一緒に勉強したり、テスト前に情報を共有したりできることは、単に友達ができるというだけでなく、4年間の学習を支え合える仲間を作りやすいという点でメリットです。
また、看護学科の学生で活動するサークルに参加し、ボランティアや大学祭、運動会などを楽しみながら、テスト前には勉強を教え合っていた学生もいます。授業以外でも看護学生同士が関わる場があれば、学年や普段の授業グループを越えてつながりを持つきっかけになります。
一方で、サークル活動については評価が分かれています。活動を楽しんだ学生がいる一方で、サークルはほとんど活発ではなく、所属している学生も少ないと感じた声もあります。
兵庫大学では公式にクラブ・サークルや大学祭などの課外活動を案内していますが、制度として活動団体があることと、看護学生が実際にどの程度参加できるかは別です。看護学科では演習や実習、課題などが重なるため、学年が上がるほど課外活動に使える時間が限られる可能性があります。
そのため、大学生活でサークル活動を重視したい人は、「サークルがあるか」だけではなく、看護学生がどの程度参加しているか、実習期間でも続けやすい活動頻度かまで確認しておくとよいでしょう。反対に、学業を中心にしながら、無理のない範囲で友人関係を広げたい人には、授業やグループワークそのものが交流のきっかけになりやすい環境です。
セクション3|兵庫大学 看護学部の偏差値・倍率・入試|2027年度の選抜方式を解説
兵庫大学 看護学部 看護学科の2027年度入試は、スカウティング・マッチング入試40名、公募制入試25名、一般入試25名という募集構成です。入学定員90名のうち、一般入試だけでなく、早い時期の選抜にもまとまった募集枠があります。
マッチング入試や公募制入試では、国語・英語・数学から科目を選ぶ基礎学力型などがあり、一般入試では3科目型と2科目型を選べます。少数科目へ対策を集中したい人から、一般入試で複数科目の学力を活かしたい人まで、自分の得点パターンに合わせて受験ルートを検討しやすい入試です。
2027年度はスカウティング・マッチングの募集枠が40名
| 入試区分 | 募集人員 |
|---|---|
| スカウティング・マッチング入試 | 40名 |
| 公募制入試 | 25名 |
| 一般入試 | 25名 |
2027年度は、スカウティング・マッチング入試の募集人員が40名と、一般入試25名より多く設定されています。そのため、兵庫大学を早い段階から志望校にしている人は、一般入試だけでなく早期の選抜から受験計画を立てる意味があります。
特にマッチング入試は専願で、基礎学力型では国語・英語・数学から2科目を選択します。調査書も「全体の学習成績の状況×6」で30点に換算されるため、当日の2科目だけでなく、高校で積み重ねた成績も活かしたい人と相性のよい方式です。
一方、専願で受験する場合は合格後の進学を前提に考える必要があります。単に早く受験できるから選ぶのではなく、兵庫大学への志望度と2科目の得点力、高校での成績を合わせて判断したい方式です。
公募制は基礎学力型と面接型から検討できる
公募制入試の募集人員は25名です。基礎学力型では国語・英語・数学から2科目を選び、調査書は30点に換算されます。面接型では約15分の面接が行われます。
そのため、2科目の基礎学力を活かしたい人と、志望理由や看護を学ぶ意欲を面接で示したい人で、強みに合わせて方式を考えられることが特徴です。
基礎学力型では科目を2つに絞れるため、幅広い科目を均等に仕上げるより、得意科目を重点的に伸ばしたい人には取り組みやすいでしょう。一方、面接型を選ぶ場合は、看護師を目指す理由や兵庫大学を志望する理由を自分の言葉で説明できる準備が重要になります。
一般Ⅰ期は3科目型と2科目型を選べる
一般入試の募集人員は25名です。一般Ⅰ期では3科目型と2科目型があり、英語、国語、数学Ⅰ・A、生物、化学基礎などから指定された組み合わせで受験します。
複数科目をバランスよく得点できる人は3科目型、得意科目へ対策を集中したい人は2科目型というように、自分の学力に合わせて方式を検討できます。また、Ⅱ期・Ⅲ期も行われるため、受験時期を分けてチャンスを確保できる点も特徴です。
ただし、科目数が少ないことと合格しやすさは別です。2026年度の公式倍率を見ても、入試時期や方式によって競争率には差があるため、科目数だけで受験方式を決めず、過年度結果と自分の得点力を合わせて考える必要があります。
2026年度の公式倍率は1倍台から3倍台まで差がある
| 2026年度入試 | 受験者数 | 合格者数 | 実質合格倍率 |
|---|---|---|---|
| スカウティングⅠ | 44名 | 31名 | 1.42倍 |
| マッチングⅠ | 15名 | 7名 | 2.14倍 |
| マッチングⅡ | 7名 | 2名 | 3.50倍 |
| 公募制Ⅰ | 22名 | 15名 | 1.47倍 |
| 公募制Ⅳ | 8名 | 4名 | 2.00倍 |
| 一般Ⅰ | 41名 | 29名 | 1.41倍 |
| 一般Ⅱ | 28名 | 16名 | 1.75倍 |
| 一般Ⅲ | 6名 | 4名 | 1.50倍 |
2026年度は、一般Ⅰの1.41倍に対してマッチングⅡは3.50倍となるなど、方式や時期によって倍率にかなり差がありました。兵庫大学の入試を「倍率○倍」と一つの数字で考えるより、自分が受験する方式ごとの競争状況を見ることが重要です。
また、全方式では志願者257名、受験者250名、合格者175名で、大学が公表する志願倍率は2.86倍です。ただし、これは2026年度の実績なので、2027年度も同じ倍率になるとは限りません。
河合塾の2027年度ボーダー偏差値は40.0
河合塾Kei-Netによる2027年度予想では、兵庫大学 看護学部 看護学科の学科ランクは40.0です。一般Ⅰ期についても、3科目型・2科目型ともにボーダー偏差値40.0となっています。
ただし、偏差値40.0だけを見て入試の難しさを判断するのは適切ではありません。2026年度にはマッチングⅡで3.50倍、公募制Ⅳで2.00倍となった方式もあり、さらにマッチングや公募では調査書・面接など学力試験以外の要素も関わります。
そのため、一般入試を目指す人は得意科目を確実な得点源にすること、マッチングや公募を利用する人は基礎学力に加えて調査書や面接も含めて準備することが重要です。
兵庫大学 看護学部の入試は、90名の募集をスカウティング・マッチング40名、公募25名、一般25名に分け、基礎学力型・面接型・2科目型・3科目型など複数の選択肢を設けています。早期から兵庫大学への志望が固まっている人、高校での成績を活かしたい人、得意科目へ対策を集中したい人など、それぞれの強みに合わせて受験方式を組み立てやすいことが特徴です。
【受験対策、しっかり進んでいますか?】
何から勉強すればよいか分からない方や、基礎学力に不安がある方は、看護学校受験専門の完全個別指導も選択肢です。
さくら看護予備校なら、現在の学力確認から学習計画の作成・調整、志望校別の教科・小論文・面接対策まで一体的に進められます。
ぜひとも合格したい看護学校がある/今年こそ合格したいという方々に向いています。
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セクション4|兵庫大学 看護学部の学費・奨学金|4年間655万円・入学金免除制度
兵庫大学 看護学部 看護学科の学費は、2026年度以降の入学生に適用される現行額で、初年度175万円、2~4年次は各160万円です。入学金・授業料・教育充実費を合計すると、大学が示す内訳をもとに計算した4年間の学費本体は655万円となります。
一方、実際の納付時には学生保険料などの代理徴収金も加わります。現行の各期納付額を4年間分合計すると669万1,370円になるため、進学費用を考える際は655万円だけでなく、代理徴収金を含めた負担も見ておくことが重要です。
学費本体は4年間で655万円
| 年次 | 学費本体 |
|---|---|
| 1年次 | 1,750,000円 |
| 2年次 | 1,600,000円 |
| 3年次 | 1,600,000円 |
| 4年次 | 1,600,000円 |
| 4年間 | 6,550,000円 |
初年度175万円の内訳は、入学金20万円、授業料135万円、教育充実費20万円です。2年次以降は授業料135万円と教育充実費25万円で、年間160万円となります。
4年間655万円を単純平均すると年間約163万8,000円、月額換算では約13万6,000円相当です。ただし、実際には毎月均等に支払うわけではないため、初年度175万円を含め、納付時期に合わせてまとまった資金を準備する必要があります。
代理徴収金まで含めると現行額で約669万円
兵庫大学では、学費本体とは別に学生保険料などの代理徴収金があります。現行の各期納付額では、1年次が181万9,370円、2~4年次が各162万4,000円です。
これを4年間分合計すると669万1,370円となり、学費本体655万円との差は14万1,370円です。教材費、通学費、生活費などはさらに別となるため、進学資金を考えるなら「学費655万円」だけで計画するより、代理徴収金を含めて約669万円を一つの目安にしたほうが実際の学校への納付負担に近くなります。
なお、代理徴収金には変更される可能性がある費用も含まれるため、669万1,370円は現在の公式納付額をもとにした計算額です。
スカウティング・マッチング入試では入学金10万円免除
スカウティング入試・マッチング入試の合格者には、入学金20万円のうち10万円が免除されます。
初年度の学費本体175万円に対して10万円の負担軽減となるため、兵庫大学を早い段階から志望している人には、入試方式だけでなく学費面でもメリットがあります。専願などの条件と自分の志望度が合っている人なら、早期入試を選ぶことが入学時負担の軽減にも直接つながる制度です。
また、社会人入試では入学金20万円が全額免除されます。条件に該当する家族制度でも入学金全額免除があるため、社会人の学び直しや家族が兵庫大学と関わりのある場合は、初年度費用への影響が大きい制度です。
大学独自の奨学金制度も利用できる
大学独自の支援として、河野教育振興基金奨学金、兵鸞奨学金、優秀学生表彰などがあります。このほか、日本学生支援機構の奨学金や高等教育の修学支援新制度も利用対象となっています。
兵庫大学で特に具体的な負担軽減として確認しやすいのは、入試区分などに応じた入学金免除です。とくにスカウティング・マッチング入試では10万円、社会人入試などでは条件により20万円の免除となるため、自分が対象になる入試制度と学費支援を合わせて検討することが、初年度負担を抑えるポイントになります。
兵庫大学 看護学部は、学費本体が4年間で655万円、代理徴収金を含む現行の納付額では約669万円が目安です。そのうえで、早期入試の入学金10万円免除や、条件によって20万円全額免除となる制度があるため、該当する人は入試方式によって初年度負担を下げられることが学費面の特徴です。
なお、当サイトでは、当サイト限定の看護系奨学金リストを公開しています
当サイトでは、小・中・高・大学・短大・専門・大学院の学齢ごとに、最新の奨学金リストを公開しています。また、ひとり親家庭や看護系など、特定のテーマについて特化した奨学金リストも公開しています。
さらに、全国の塾代助成金や給付金などもまとめて紹介しています。
セクション5|兵庫大学 看護学部のカリキュラム|シミュレーション・地域看護・資格課程
兵庫大学 看護学部のカリキュラムは、1年次から地域で暮らす人と関わり、学内では臨床現場に近いシミュレーションを重ねながら、専門的な看護へ進むことが特徴です。
さらに、多職種連携PBLや、保健師・養護教諭一種を組み合わせた履修モデル、選抜制のICLSなどもあります。病院で使う看護技術だけでなく、地域での生活、多職種との協働、将来の資格まで視野を広げながら学びたい人には、特色のあるカリキュラムです。
1年次の地域での学びから専門看護へ段階的に進む
| 学年 | 主な学び |
|---|---|
| 1年次 | 看護の基礎、人体の構造・機能、地域住民との交流など |
| 2年次 | 成人・老年・母性・小児・精神・地域・在宅など専門領域へ進む |
| 3年次 | 各専門領域の学びを深め、実践的な学習へ発展 |
| 4年次 | 統合的な看護、看護研究などへ進む |
特徴的なのは、1年次から高齢者施設や子育てプラザなどで地域住民と関わる学びがあることです。病院で治療を受けている患者だけでなく、普段は地域で生活している人を理解するところから看護を学べるため、その後の地域・在宅看護にもつなげやすい構成です。
2年次以降は成人・老年・母性・小児・精神などの専門領域へ進み、学年が上がるにつれて実践的な学びを増やします。低学年から生活者として人を見る経験を持ち、その後に疾患や専門看護を学ぶ流れは、患者の生活背景まで考えられる看護師を目指したい人に向いています。
シミュレーションは「実施して終わり」ではなく振り返りまで行う
地域医療福祉研修センターには、ナースステーション、多床病室、高機能の模擬患者、医療機器などを備えたメディカルシミュレーションユニットがあります。
ここでは臨床場面に近い状況で看護技術や患者への対応を練習し、さらに演習を録画して、ディブリーフィングと呼ばれる振り返りやディスカッションを行います。自分が何を観察し、なぜその判断や行動をしたのかまで振り返れることが、兵庫大学のシミュレーション教育の強みです。
技術を一度できるようにするだけでなく、自分の判断を見直しながら改善したい人には相性のよい学びです。実際の患者に対応する前に、模擬場面で考えることと行動することを結び付けて練習できます。
実践段階では学生5名以内の少人数単位で学ぶ
実践的な学習では、学生5名以内に対して大学教員1名、現地指導者1名という体制が示されています。
5名以内の単位で進めるため、大人数で一斉に学ぶ場合と比べて、自分の看護技術や判断について教員・指導者と確認しながら学びやすい人数構成です。特に、シミュレーションで練習した内容を実際の看護場面へつなげる際に、自分の行動を振り返りながら実践力を伸ばしたい人にはメリットがあります。
多職種連携PBLで在宅看護・介護を考える
兵庫大学では、地域の在宅看護や介護などをテーマに、多職種連携PBLを取り入れています。PBLとは、提示された課題について学生が考え、解決方法を検討していく学習方法です。
看護師だけで患者を支えるのではなく、保健・医療・福祉のさまざまな職種と協力することを前提に考えるため、他職種がどのような役割を持ち、看護師がどのように情報を共有するのかを学生段階から学べることに意味があります。
特に、地域や在宅での看護に関心がある人にとって、多職種との連携を具体的な課題から考えられることは強みになります。
保健師・養護教諭一種まで組み合わせた履修モデルがある
兵庫大学では、看護師だけでなく、保健師や養護教諭一種免許状を目指す履修モデルがあります。
| 履修モデル | 必要単位 |
|---|---|
| 看護師 | 124単位 |
| 看護師+保健師 | 146単位 |
| 看護師+養護教諭一種 | 161単位 |
| 看護師+保健師+養護教諭一種 | 178単位 |
特に、看護師+保健師+養護教諭一種まで組み合わせた履修モデルがあることは大きな特徴です。病院看護だけでなく、地域保健や学校保健にも関心があり、大学在学中に進路の可能性を広げたい人には魅力があります。
一方、保健師課程は選択制で、希望すれば無条件で履修できるという意味ではありません。具体的な選抜条件は最新の大学案内等で確認が必要です。また、養護教諭に必要な教職科目は卒業要件単位には含まれず、看護師のみの124単位に対して、看護師+養護教諭一種では161単位、保健師まで組み合わせると178単位になります。資格の幅が広い分、複数資格を目指す人は履修量も増えることを踏まえて選ぶ必要があります。
選抜制でICLSにも挑戦できる
救急看護に関心がある学生には、日本救急医学会のICLSコース認定資格を目指す機会もあります。ICLSでは、心停止などの緊急事態に対する初期対応、BLS(一次救命処置)、AED、除細動、気道管理などを学びます。
受講者は選抜制ですが、通常の看護教育に加えて、急変時に必要な救命処置を実践的に学びたい人には特徴的な選択肢です。救急分野への関心を、在学中から具体的な学びにつなげられます。
兵庫大学 看護学部のカリキュラムは、地域で暮らす人を理解する学びを土台に、シミュレーションで判断と行動を練習し、多職種との連携や資格選択へ学びを広げていくことが特徴です。特に、臨床に近い場面で繰り返し考える学習を重視する人や、看護師だけでなく保健師・養護教諭なども進路候補にしたい人には、比較する価値の高い教育内容です。
セクション6|兵庫大学看護学部の国家試験合格率|看護師97.8%・保健師17名全員合格
兵庫大学看護学部看護学科で、大学公式に受験者数まで確認できる最新の学校別実績は、第114回看護師国家試験で92名中90名が合格し、合格率97.8%です。保健師は第111回国家試験で17名が受験し、17名全員が合格しました。さらに、1・2年次の基礎固めから3年次の模試、4年次の補習や外部予備校との連携まで、学年に応じて国家試験対策を段階的に進めています。
看護師国家試験は92名中90名が合格
第114回看護師国家試験では、92名が受験して90名が合格し、合格率は97.8%でした。全国全体の合格率90.1%を7.7ポイント上回っています。
92名という受験者数で不合格者が2名にとどまっているため、合格率だけでなく実人数を含めても評価しやすい結果です。全国全体と同じ90.1%を92名に当てはめると約83名の合格に相当するため、兵庫大学の90名合格は約7名分高い割合になります。
国家試験の結果を学校選びで重視する人にとって、受験者数を伴って97.8%という実績が確認できることは明確な判断材料になります。ただし、一年の結果だけで教育全体を評価するのではなく、近年の推移や対策内容と合わせて見ることが大切です。
看護師国家試験は近年上昇傾向
兵庫大学が公表する看護師国家試験合格率を見ると、令和元年度の88.2%から、令和3年度94.9%、令和4年度95.3%、令和5年度97.6%、令和6年度97.8%と、近年は上昇傾向が確認できます。
特に直近では97%台が続いているため、単年度だけ偶然高かったというより、近年の改善傾向を評価できます。一方で、過去には90%を下回った年度もあるため、「毎年ほぼ100%」と見るのではなく、近年になって合格率を高めてきた大学として捉えるほうが実態に合っています。
この変化を考えると、現在の合格率だけでなく、低学年から段階的に行われている国家試験対策も合わせて注目したいところです。
保健師国家試験は17名中17名が合格
第111回保健師国家試験では、17名が受験して17名全員が合格し、合格率は100%でした。全国全体は94.0%です。
保健師は看護学科全員が受験する資格ではなく選択課程ですが、17名という受験者数を伴って全員合格していることは評価できます。看護師だけでなく、保健師も将来の選択肢に入れている人にとっては、資格課程を比較する際の具体的な材料になるでしょう。
1・2年次の基礎固めから4年次まで段階的に国試対策
兵庫大学の国家試験対策は、4年次になってから始めるのではありません。1・2年次は授業科目の復習を通じて基礎知識を定着させ、3年次には国家試験模擬試験を繰り返し実施します。
4年次には補習や国家試験対策に加え、予備校とも連携します。2025年5月には、4年生を対象に東京アカデミーの模擬試験と解説講座も実施されました。
この体制のメリットは、低学年では基礎を固め、国家試験が近づくにつれて模試や実践的な対策へ移行できることです。卒業直前に短期間で詰め込むよりも、4年間の学習を少しずつ国家試験へつなげたい人には相性のよい仕組みといえます。
合格率の改善と段階的な対策の両方を評価したい
兵庫大学の国家試験面では、第114回看護師国家試験で92名中90名・97.8%、第111回保健師国家試験で17名中17名合格という実績が確認できます。看護師国家試験も近年は合格率が上昇しており、現在の結果だけでなく推移にも改善が見られる点は評価できます。
さらに、1・2年次の基礎固め、3年次の模試、4年次の補習や予備校連携へと段階的に対策を進めていることも特徴です。高い合格率だけを見るのではなく、低学年から継続して国家試験に備えられる環境を重視する人に、比較価値のある看護学科といえるでしょう。
セクション7|兵庫大学看護学部の就職率・就職先|14年連続100%、地域の主要病院にも実績
兵庫大学看護学部看護学科では、1期生から14年連続で就職率100%と案内されています。2026年3月卒業生の就職先にも、加古川中央市民病院をはじめ、神戸大学医学部附属病院や兵庫医科大学病院などがあり、地域の主要病院と大学病院の両方を進路候補にできることが特徴です。
1期生から14年連続で就職率100%
兵庫大学看護学科では、1期生から14年連続で就職率100%という実績が示されています。
単年度だけではなく、複数の卒業年度にわたって100%が続いている点は、就職実績の安定性を重視する人にとって評価材料になります。看護師資格を取得した後にどのような就職先へ進めるのかを重視して学校を選ぶ人には、長期間の就職実績があること自体が安心材料の一つになるでしょう。
ただし、就職率だけで進路環境を判断するより、実際にどの地域・施設へ卒業生が進んでいるのかまで見ることが重要です。その点で兵庫大学は、地元の地域医療を担う病院から大学病院まで具体的な就職先を確認できます。
加古川中央市民病院には卒業生約100名が就職
2026年3月卒業生の主な就職先には、加古川中央市民病院、神戸大学医学部附属病院、兵庫医科大学病院などがあります。
なかでも加古川中央市民病院には、これまでに兵庫大学から約100名の卒業生が就職しています。単年の実績ではなく、長い期間を通じて地域の主要医療機関に卒業生を送り出しているため、加古川周辺で看護師として働きたい人には、大学と地域医療とのつながりが分かりやすい進路実績といえます。
一方で、大学病院への就職例もあるため、地域病院だけに進路が限定されているわけではありません。地元の医療に貢献する進路と、高度・専門的な医療を行う大学病院の両方を比較したい人にも選択肢があります。
また、加古川中央市民病院などは実習でも関わる医療機関です。学生のうちに実際の臨床現場を知り、その経験を就職先選びに活かせることも、兵庫大学の地域とのつながりを評価するポイントです。
卒業生や現役の看護職からキャリアを考える機会がある
大学全体では、1年次からのキャリア教育に加えて、就職活動前の個人面談、履歴書作成、面接対策、求人・就職情報の提供などを行っています。
看護学科ではさらに、3年生向けのキャリアガイダンスで、第1期卒業生や兵庫県立加古川医療センターの病棟師長などから話を聞く機会があります。
これは単に応募書類や面接の対策をするだけではなく、実際に看護師として働く卒業生や地域医療機関の看護職から、仕事やキャリアを具体的に考えられることがメリットです。入学時には働きたい病院や領域を決めていない人でも、臨地実習やこうした交流を通して進路を具体化しやすいでしょう。
大学全体の就職支援と、看護学科ならではの卒業生・看護職との交流を組み合わせている点は、就職活動を段階的に準備したい人にとって評価しやすい部分です。
看護師以外の進路や大学院進学も考えられる
卒業後は看護師だけでなく、保健師として自治体へ進む例も確認できます。また、資格選択によっては養護教諭として学校保健に関わる進路も考えられます。
さらに、兵庫大学には2020年開設の大学院看護学研究科があり、博士前期課程・博士後期課程で看護学をさらに深める道があります。将来的に看護教育や研究なども視野に入れている人にとっては、学部卒業後も同じ大学で専門性を高められることが選択肢になります。
助産師を目指す場合は学部4年間ではなく、卒業後に助産師養成課程へ進学する形です。過去には兵庫県立総合衛生学院助産学科などへの進学実績があり、看護師資格取得後に助産師を目指すルートも考えられます。
地域医療とのつながりを重視する人に特に比較価値がある
兵庫大学看護学科の就職・進路で特に評価できるのは、1期生から14年連続の就職率100%という実績に加え、加古川中央市民病院へ約100名の卒業生を送り出しているなど、地域医療との継続的なつながりが見えることです。
大学病院への就職実績、卒業生や現役看護職からキャリアを学ぶ機会、大学院への進学ルートもあります。そのため、単に就職率の数字だけを重視する人よりも、加古川・兵庫県内を中心に実習や人とのつながりを活かして進路を考えつつ、大学病院や大学院なども選択肢に入れたい人に比較価値の高い進路環境といえるでしょう。
セクション8|兵庫大学看護学部の実習・シミュレーション教育|学生5名以内の少人数体制で学ぶ
兵庫大学看護学部看護学科の実習で特に注目したいのは、臨床現場に近い環境を再現したシミュレーション教育と、学生5名以内のグループを基本とする臨地実習を組み合わせていることです。加古川周辺の医療機関や地域施設とも連携しており、学内で実践に備えてから、病院や地域の現場で看護を学ぶ流れがつくられています。
実際の病室に近い環境でシミュレーション演習
兵庫大学には地域医療福祉研修センターがあり、その中のメディカルシミュレーションユニットには、ナースステーション、多床病室、コンピュータ制御の模擬患者、実際の医療機器などが用意されています。
患者の状態が変化する場面を想定して対応を考えられるため、看護技術を手順だけで覚えるのではなく、「患者の状態をどう判断し、どのように行動するか」まで学内で練習できることが特徴です。2026年度にも、2年生が臨地実習前に事例を使ったシミュレーション演習を行っています。
さらに、演習の様子を録画し、その後の振り返りやディスカッションを行うディブリーフィングにもICTを活用しています。自分が何を見て、どのように判断して行動したのかを振り返れるため、学内演習を「できた・できなかった」で終わらせず、次の実践につなげやすい仕組みと評価できます。
シミュレーション設備の有無を学校比較で重視する人にとって、設備だけでなく、実習前の演習や振り返りまで活用していることは兵庫大学の分かりやすい強みです。
実習は学生5名以内に教員と現地指導者が関わる
臨地実習では、学生5名以内に対して学科教員1名と現地指導者1名が関わる体制を基本としています。
看護実習では、患者の状態を観察しながら自分で考えて行動する場面が増えます。そのなかで、少人数の学生グループに大学教員と実習施設側の指導者が配置される仕組みが明示されていることは、実習時の指導体制を重視して大学を比較する人には重要な判断材料です。
もちろん、この人数配置だけから「実習が楽」「常に十分な個別指導を受けられる」とまではいえません。ただ、学生5名以内という具体的な人数まで示した実習体制は、「少人数制」を言葉だけで掲げる学校より比較しやすいポイントといえます。
加古川中央市民病院など地域の医療機関で実習
主な実習先には、加古川中央市民病院、兵庫県立加古川医療センターなどがあります。このほか、大学周辺の医療機関や地域施設でも実習・学習する機会があります。
大学近隣の実習先では、実習終了後に大学へ戻り、教員へ相談したり図書館で必要なことを調べたりできる環境も案内されています。実習先で経験した疑問を、その日の学習や相談につなげやすいことは、大学と地域の実習施設が近い兵庫大学ならではの利点です。
また、1年次から高齢者施設や子育てプラザなどで地域住民と交流する教育があります。病院で治療を受けている患者だけを見るのではなく、地域で生活する高齢者や子育て世代と接することで、病気だけでなく「その人がどのように暮らしているか」まで考える看護につなげられる点も評価できます。
大学教員と実習施設の指導者が連携する仕組みもある
兵庫大学では、大学教員と実習施設の指導者による臨地実習合同連絡協議会も行っています。2026年度にも実施されており、大学側だけで実習を進めるのではなく、実際に学生を受け入れる施設側と情報共有する仕組みがあります。
実習では大学で学んだ内容と臨床現場で求められることを結びつける必要があります。そのため、大学教員と現地指導者の両方が学生に関わるだけでなく、実習を提供する側同士にも連携の場があることは、実習教育の仕組みとして評価できる部分です。
実習先での経験を就職先選びにもつなげやすい
加古川中央市民病院は代表的な実習先であると同時に、これまで兵庫大学から約100名の卒業生が就職している医療機関でもあります。
実習した病院への就職が保証されるわけではありませんが、学生のうちに実際の医療現場を経験した施設を、その後の就職先として検討できることにはメリットがあります。特に加古川周辺の地域医療に関わりたい人は、実習と卒業後の進路を別々ではなく、一続きで考えやすいでしょう。
シミュレーションと少人数実習を重視する人には比較価値が高い
兵庫大学の実習環境で最大の特徴は、臨床に近い環境を再現したシミュレーション教育と、学生5名以内+大学教員1名+現地指導者1名を基本とする臨地実習を組み合わせていることです。
さらに、1年次から地域住民と接する機会があり、加古川中央市民病院など地域の医療機関との実習・就職両面でのつながりもあります。
そのため、実習先の病院名だけで学校を選ぶのではなく、「実習に入る前にどのような準備ができるか」「現場でどのような指導体制があるか」まで重視したい人には、兵庫大学は特に比較しやすい看護学科といえるでしょう。
セクション9|兵庫大学看護学部が向いている人・向いていない人とまとめ
兵庫大学看護学部看護学科は、臨床現場を再現したシミュレーション教育と、学生5名以内を基本とする少人数の実習体制が大きな特徴です。加古川周辺の医療機関や地域住民との関わりも多く、学内で実践に備えてから地域の現場で経験を積み、国家試験や就職へつなげたい人に特徴の分かりやすい大学です。
兵庫大学看護学部が向いている人
- シミュレーション教育で臨地実習に備えたい人
- 少人数の実習グループで学びたい人
- 加古川周辺の地域医療に関心がある人
- 実習先での経験を将来の就職先選びにも活かしたい人
- 低学年から段階的に国家試験対策を進めたい人
- 看護師だけでなく保健師も進路候補にしたい人
- 養護教諭など病院以外の進路も考えたい人
- 卒業後に大学院で看護学をさらに学ぶ可能性も残したい人
- 大学独自の奨学金を使いたい人
特に向いているのは、シミュレーション教育と臨地実習の両方を重視する人です。メディカルシミュレーションユニットには多床病室やナースステーション、コンピュータ制御の模擬患者、実際の医療機器などがあり、患者の状態変化を想定した演習ができます。
演習を録画して振り返るディブリーフィングも行われており、実習前に「知識を覚える」だけでなく、「状況を判断して行動する」練習をしたい人には大きな強みです。
臨地実習では、学生5名以内に対して学科教員1名と現地指導者1名が関わる体制が示されています。人数まで具体的に確認できるため、「少人数実習」を重視して学校を比較する人には判断しやすいでしょう。シミュレーションで準備してから、少人数グループで実際の現場へ進むという流れに、兵庫大学の実習教育の特徴があります。
また、加古川周辺で看護師として働きたい人とも相性があります。加古川中央市民病院などで実習する機会があり、同院にはこれまで約100名の卒業生が就職しています。
実習先への就職が保証されるわけではありませんが、学生時代に地域の医療現場を経験し、それを卒業後の職場選びにも活かしたい人には評価しやすい環境です。
国家試験についても、1・2年次の復習、3年次の模試、4年次の補習や予備校との連携へと段階的に対策します。第114回看護師国家試験では92名中90名が合格しており、卒業直前だけではなく、低学年から国家試験を意識して準備したい人にも向いています。
兵庫大学看護学部が向いていない人
- 学部4年間で助産師国家試験受験資格まで取得したい人
- 保健師課程へ必ず進めることを進学条件にしたい人
兵庫大学看護学部では、学部4年間で助産師国家試験受験資格を取得する課程はありません。助産師を目指す場合は、看護師資格取得後に助産師養成課程へ進学する必要があります。
大学卒業時点で看護師と助産師の両方の国家試験受験資格を得たい人は、学部内に助産師課程を設ける大学と比較する必要があります。
また、保健師は看護学科全員が履修する資格ではなく、選択課程です。第111回保健師国家試験では17名中17名が合格していますが、「兵庫大学へ入学すれば必ず保健師資格を目指せる」と考えるのではなく、保健師を第一志望にする人は課程の履修条件まで確認して大学を選ぶことが大切です。
まとめ|兵庫大学看護学部の最大の強みは「実習前の準備」と「現場での少人数支援」
兵庫大学看護学部を他校と比較する際に最も注目したいのは、臨床現場を再現したシミュレーション教育と、学生5名以内を基本とする少人数の臨地実習を組み合わせていることです。設備があるだけでなく、事例を使った演習や振り返りを行い、その後に地域の医療機関で実践する流れがつくられています。
さらに、加古川周辺の地域医療とのつながり、低学年からの国家試験対策、保健師や養護教諭、大学院など卒業後を含めた進路の選択肢もあります。特に、地域の現場とつながりながら実践力を身につけたい人には比較価値の高い看護学科です。
進学を検討する場合は、まず兵庫大学の公式資料を請求し、学費・最新入試に加えて、シミュレーション教育、実習体制・実習先、保健師課程の条件、国家試験対策、最新の就職先などを他校と比較するとよいでしょう。助産師を目指している人は、学部4年間で助産師課程を設けている大学との違いも重要な比較項目です。
資料を比較したうえで候補に残った場合は、オープンキャンパスでシミュレーション設備や実習環境、資格・進路支援について確認すると、自分に合う大学か判断しやすくなります。
志望校を絞る段階で、必ず公式資料で最新情報を確認してください。
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▶社会人向けのさくら看護予備校レビューはこちら
参考ページ
参考ページ
兵庫大学|看護学部 看護学科:https://juken.hyogo-dai.ac.jp/department/nursing/
兵庫大学|看護学部 看護学科:https://www.hyogo-dai.ac.jp/department/nursing/nursing/
兵庫大学|2027年度 マッチング入試:https://juken.hyogo-dai.ac.jp/exam/system/ao/
兵庫大学|2027年度 公募制入試:https://juken.hyogo-dai.ac.jp/exam/system/recommend/
兵庫大学|2027年度 一般入試:https://juken.hyogo-dai.ac.jp/exam/system/general/
兵庫大学|2026年度 入学試験結果:https://www.hyogo-dai.ac.jp/guide/shokai/pdf/d_pdf_08/11-1.pdf
兵庫大学|学費・奨学金:https://www.hyogo-dai.ac.jp/campus/syogakukin.html
兵庫大学|学費等納付金:https://www.hyogo-dai.ac.jp/guide/shokai/pdf/d_pdf_08/8-1.pdf
兵庫大学|入学金免除・奨学制度:https://www.hyogo-dai.ac.jp/guide/shokai/pdf/d_pdf_08/8-2.pdf
兵庫大学|看護学科 履修モデル・教育課程:https://www.hyogo-dai.ac.jp/guide/shokai/pdf/d_pdf_08/10-8-1.pdf
兵庫大学|看護師・保健師国家試験合格状況:https://www.hyogo-dai.ac.jp/news/cfade64302e8c893279e3f36441f35172d78dbbe.pdf
厚生労働省|第115回看護師国家試験・第112回保健師国家試験等の合格発表:https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2026/siken03_04_05/about.html
兵庫大学|就職実績・主な就職先:https://www.hyogo-dai.ac.jp/career/result.html
兵庫大学|キャリアサポート年間スケジュール:https://www.hyogo-dai.ac.jp/career/schedule.html
兵庫大学|地域医療福祉研修センター:https://www.hyogo-dai.ac.jp/research/community-medi/
兵庫大学|メディカルシミュレーションユニット:https://www.hyogo-dai.ac.jp/research/medical-sim/
兵庫大学|看護学部 看護学科News:https://www.hyogo-dai.ac.jp/department/nursing/nursing/news/2026/
兵庫大学|大学院 看護学研究科:https://www.hyogo-dai.ac.jp/department/graduate_nursing/
兵庫大学|交通アクセス:https://www.hyogo-dai.ac.jp/guide/shokai/access.html
兵庫大学 看護学部|偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net:https://search.keinet.ne.jp/2579/general/border_rate
兵庫大学 看護学部の口コミ|みんなの大学情報:https://www.minkou.jp/university/school/review/20605/2445/
元教員がこの学校の入試・評判・学費・倍率・偏差値や国試対策・就職・授業・実習そして注意点・向き不向きなどを分かりやすく解説します。
