人間環境大学 看護学部は、愛知県大府市の大府キャンパスで学ぶ4年制の看護学部です。看護師を目指しながら、関心のある分野をさらに深められる点が特徴。小児やがん、在宅など、どのような人を支える看護をしたいのかを、学びのなかで考えていける大学です。
演習では、模擬患者との対話や技術練習を経験し、実践後のフィードバックを病院実習への準備につなげます。学生からも、学内で学んだことが実習で生きたという声が見られます。設備の種類に加え、患者さんへの対応をどう身につけるかにも注目したい大学です。
地域・在宅看護の選択強化プログラムには、「JINKANまちナースプロジェクト」があります。地域を歩き、療養者や専門職の話を聞くなど、暮らしのなかで必要とされる看護を考える学びです。大学病院などでの実習とあわせて、看護が求められる現場に広く触れられます。
学習や進路の支援では、国家試験対策室と、教員・キャリア支援課の連携に注目できます。国試の学習相談から履歴書・面接の準備まで、目的に応じた支援が用意されています。低学年から将来を考える機会もあり、日々の学習と卒業後の進路を結びつけながら準備を進められます。
卒業後の進路は、地域や学校で健康を支える仕事にも広がります。選択課程で保健師や養護教諭を目指すことができ、自治体や学校への就職実績もあります。働きたい場所や関わりたい人を考えながら、希望する資格に向けて準備を進めたい人にとっても、比較したい大学です。
一方で、学費・奨学金の条件や、希望する資格課程の選抜は、進学前に確かめたいポイントです。入試も、偏差値と各方式の結果をあわせて考える必要があります。授業の分かりやすさや学生生活については気になる口コミもあるため、大学の特徴と照らし合わせながら紹介していきます。
セクション1|人間環境大学 看護学部の特徴|資格・選択強化プログラム・大府キャンパス
人間環境大学 看護学部 看護学科の特徴は、看護師を基本に保健師・養護教諭や大学院での助産師養成まで進路を広げられ、さらに興味のある看護分野を4つの選択強化プログラムで深められることです。
大府キャンパスは健康・医療関連施設が集まるウェルネスバレーに面しており、地域の医療・保健環境を活かした学びも特徴です。高機能シミュレーターやVR教材などを備えた演習環境もあり、専門分野と実践力の両方を伸ばせる環境が整えられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 人間環境大学 看護学部 看護学科 |
| 学校種別 | 私立大学 |
| キャンパス | 大府キャンパス |
| 所在地 | 愛知県大府市江端町3-220 |
| 修業年限 | 4年 |
| 入学定員 | 95名 |
| 学位 | 学士(看護学) |
| 主な資格 | 看護師国家試験受験資格、保健師国家試験受験資格、養護教諭一種免許状など |
| 主なアクセス | JR大府駅西口から徒歩約2分 |
4つの選択強化プログラムで興味のある看護を深められる
人間環境大学 看護学部では、通常の看護教育に加えて、地域・在宅看護、小児看護、がん看護、認知症看護の4つの選択強化プログラムを設けています。自分が関心を持つ対象や分野に合わせて、看護の専門性をさらに深められる仕組みです。
保健師・養護教諭から大学院での助産師養成まで進路を広げられる
看護師国家試験受験資格に加えて、選択課程として保健師国家試験受験資格や養護教諭一種免許状を目指せます。いずれも人数制限や履修条件があるため、希望者全員が自動的に履修できる課程ではありません。
助産師は看護学部4年間で取得する仕組みではありませんが、卒業後に大学院看護学研究科の助産師養成課程へ進むルートがあります。人間環境大学には博士前期・博士後期課程まで設置されているため、看護師資格取得後も助産師や、より専門的な看護を大学院で学ぶ進路を同じ大学内で検討できることも特徴です。
ウェルネスバレーに面した環境と実践的な演習設備
大府キャンパスは、健康・医療関連施設が集積する「ウェルネスバレー」に面しています。この立地を活かし、地域の実習機関などとの連携を看護教育につなげています。
学内には基礎看護学をはじめ各領域の演習設備や、訪問看護などを想定した実習環境、高機能シミュレーター、VR教材などがあります。トレーニング室は授業時間外の反復練習にも利用できるため、授業で学んだ看護技術を自分でも繰り返し練習したい学生には使いやすい環境です。
大府駅から徒歩約2分で名古屋方面からも通いやすい
大府キャンパスはJR大府駅西口から徒歩約2分です。名古屋駅から大府駅までもJRで約14分のため、駅から大学までの移動だけでなく、名古屋方面からの通学時間を考えても利便性があります。
看護学部ではメンター制(担任制)も採用しており、学修だけでなく学生生活や人間関係などについても相談できます。4つの専門分野を深められる教育、複数の資格・大学院進学ルート、実践的な演習環境に加えて通学しやすさも備えていることが、人間環境大学 看護学部を比較するうえでのポイントです。
セクション2|人間環境大学 看護学部の口コミ
講師・授業
人間環境大学ならではの学びとして注目したいのが、興味のある看護分野をさらに深く学べる「選択強化プログラム」です。
「選択強化プログラムというものがあり、自分の興味のある分野の看護についてさらに深く学べるのも魅力的です。」
現在の看護学部では、地域・在宅、小児、がん、認知症の4分野について選択強化プログラムが設けられています。看護師になるための共通した知識・技術を学ぶだけでなく、自分が関心を持った分野をさらに深く掘り下げられる仕組みです。
これは、将来の進路を考えるうえでもメリットがあります。たとえば小児看護に興味がある学生と、在宅医療や高齢者看護に関心がある学生では、卒業後に働きたい場所や身につけたい力も異なります。大学在学中から特定分野への理解を深めることで、自分がどのような看護師になりたいのかを考えるきっかけにもなるでしょう。
実際の学生からも、このような授業が魅力として受け止められていることが分かります。
授業の実践性については、次のような口コミがあります。
「講義は担当教員の授業だけでなく、実際に臨床の現場で働く方に教わる機会もあり、より密な内容の講義を受けることができる。」
看護では、疾患や看護技術を覚えるだけでなく、それを患者の状態に合わせてどう使うかまで考える必要があります。実際に臨床で働く人から学ぶ機会があれば、教科書ではイメージしにくい患者との関わり方や、現場で求められる判断について具体的に理解しやすくなります。
別の口コミでも、臨床経験が豊富な教員が自身の経験を交えて授業をしているという声がありました。人間環境大学では各看護領域の専門教員を配置しており、こうした教員の臨床経験が授業内容にも反映されていることがうかがえます。
特に看護学生にとって重要なのは、授業で学んだ内容をその後の演習や実習につなげられるかどうかです。現場で起こりやすい状況や実際の患者対応を交えて説明されれば、「なぜこの知識が必要なのか」を理解しながら学びやすくなります。暗記だけで終わらず、実習や就職後を意識して学べる点は、人間環境大学の授業を見るうえで注目したいポイントです。
さらに、授業の専門性についても、国家試験への対応だけではない学びを評価する口コミがあります。
「すばらしい実績の先生ばかりだが、講義慣れしてないように思える。だが、国家試験の対応した講義であるのと、+αで実力を付けられるような講義になっている。専門学校とは違い、国家試験だけを見据えた講義ではなく、現場にでてから必要になる力をつけられる講義となっている。」
この口コミで注目したいのは、臨床に出てから必要になる力をつけられている点です。
人間環境大学は、基礎から応用へ段階的に学ぶ「らせん状の学習」を掲げています。また、模擬患者を使った授業など、知識を実際の看護場面へつなげる教育も行っています。口コミにある「現場にでてから必要になる力」という評価は、こうした実践を意識した専門的な教育方針の結果でしょう。
一方で、この口コミでは、教員の実績を高く評価しながらも、講義そのものには慣れていないように感じる場合があったとも述べられています。つまり、専門性の高さと授業の分かりやすさは必ずしも同じではありません。
分かりやすさには差があるが・・・
「これまでに2~3回は、講義内容をもう少しわかりやすくしてもらえないだろうかと思うような講義もありましたが、基本的に学生目線を考慮して授業を展開してくださるので学びが深まります。」
この口コミからは、一部の講義では分かりにくさを感じることがあった一方、全体としては学生が理解しやすいよう配慮されていると感じたことが分かります。
ほかの口コミでも、分かりやすい授業とそうでない授業があるという意見が見られます。教員によって板書や説明方法に違いがあるため、授業の理解しやすさには多少ばらつきがあるようです。これは注意点ですが、特定の口コミだけから「授業全体が分かりにくい」と判断するのも適切ではありません。
分かりやすさに難点がみられる場合でも、理解を支える仕組みがあります。
比較的新しい口コミでは、授業の進度がゆっくりで内容についていきやすく、シラバスが細かいため予習・復習もしやすいと感じた学生もいます。このような学生が学習を進めやすくするための工夫を評価する声もあります。
さらに、学習面で困ったときのサポートを評価する声もあります。教員がさまざまな場面で手助けしてくれたため、安心して授業を受けられたと感じた学生がいました。
人間環境大学看護学部では、メンター制(担任制)が設けられており、勉強だけでなく、アルバイトやサークル、人間関係などについても担当教員へ相談できます。口コミで見られる教員のサポートについては、こうした継続的に学生を支える制度とも照らし合わせて見ることができます。
演習・実習
人間環境大学看護学部の演習については、授業で学んだ知識や技術が、その後の臨地実習につながっていると評価する口コミがあります。
「学んできた内容が実習で活きることも多かったので、それだけ臨床で働く看護師を目指すための学習が十分できる環境が整っていると言っていいのではないかと思っています。」
この口コミで重要なのは、演習が単なる技術練習で終わらず、病院実習に出たときに「学んだことが使えた」と学生自身が語っている点です。
人間環境大学では、1年次後期から模擬患者を使った授業を行い、患者とのコミュニケーションや看護技術を実践したうえでフィードバックを受ける仕組みがあります。高機能患者シミュレーターやVR教材も取り入れ、実際の患者を受け持つ前に、学内で看護場面を想定した練習ができる環境です。
看護技術は、手順を覚えるだけでは身につきません。患者への声かけ、安全確認、観察、状況に応じた判断まで含めて繰り返し練習する必要があります。他の口コミでも、演習が充実しており、知識だけでなく技術面でも支援を受けられたという声があります。
そのため、学内で練習した内容を実習で試し、実習で気づいた課題を再び学習へ戻すという流れを作りやすい点は、人間環境大学の演習環境の強みといえそうです。
設備面についても、セルフトレーニングのしやすさを評価する口コミがあります。
「演習で使う、モデルの数は他の大学に比べて充実しているためにセルフトレーニングで技術を身につけられるようになっている。」
授業外でも自分で繰り返し練習できるかどうかは、実習前の準備を考えるうえで重要です。他の口コミでも、実習室がきれいで使いやすく、シミュレーターを使った演習やセルフトレーニングによって技術を身につけやすかったという声がありました。
特に、実習前に「できるつもり」ではなく、実際に手を動かして確認できることにはメリットがあります。苦手な手技を繰り返したり、自分の動きを見直したりできれば、臨地実習で患者を前にしたときの戸惑いを減らしやすくなります。
一方で、設備全体を高く評価する声だけではありません。過去の口コミには、演習で使用する物品について、繰り返し使用されて傷んでいるものがあったと感じた学生もいました。
これは演習設備そのものが不足しているという評価とは分けて見る必要があります。モデルやシミュレーター、セルフトレーニング環境を評価する声がある一方、消耗品や細かな物品の状態には不満を感じた学生もいた、ということです。
また、この口コミは古い在学生の経験であり、現在も同じ物品管理が続いているかは公式情報では確認できません。したがって、現在の設備全体の状態として断定するのではなく、過去にはそう感じた学生もいたという注意点として見るのが適切です。
国家試験対策
「一年次から外部講師による国家試験対策の特別講義や、先生たちの小テストがあり、手厚い。」
ほかの学生からも、1年次から国家試験対策用の講義があり、通常の授業でも過去問を取り上げながら国試で問われやすいポイントを解説してもらえたという声があります。他の学生からは、必要に応じて補習が行われ、外部講師による要点を絞った授業も受けられたと評価されています。
実際に、大学は国家試験対策室を設置し、専属の対策室長による支援、模擬試験、学習相談、個別指導などを行っています。
これは看護学生にとって大きなメリットです。国家試験の出題範囲は広く、1~2年次に学んだ解剖生理や疾病、基礎看護なども後から必要になります。低学年のうちから「この内容は国試でどう問われるのか」を意識できれば、単位を取るためだけに覚えるのではなく、4年間を通して国試の合格可能性を高めやすくなります。
実績面でも、2025年新卒の看護師国家試験では104名が受験し103名が合格、合格率は99.0%でした。全国新卒平均95.9%を上回っており、対策制度だけでなく、直近の結果も確認できます。
一方で、口コミの中には、国家試験に詳しい教員がいる一方で、最終的には本人のやる気も重要だとする声もあります。
これは国家試験対策の実態を見るうえで重要な点です。大学側が講義や模試、個別指導を用意していても、それだけで自動的に合格できるわけではありません。模試の結果から苦手分野を確認し、自分でも復習を続ける必要があります。
そのため、人間環境大学の国試対策は「大学に任せていれば大丈夫」というより、早い段階から勉強するきっかけを作り、必要に応じて教員や国家試験対策室の支援を受けながら、自分でも学習を積み重ねていく仕組みと考えるのが適切です。
就職・進学支援
人間環境大学看護学部の就職支援については、大学病院から地域の病院まで幅広い就職先を検討でき、早い段階から教員へ相談できることを評価する口コミがあります。
「国公立大学病院から地域の病院まで、ほとんどの学生が希望通りに就職できている印象です。就職に関してはキャリアデザイン担当の先生が早いうちから相談にのってくださるので、サポート体制は万全だと思います!」
「ほとんどの学生が希望通り」という部分は投稿者の印象ですが、現在の大学公式情報でも就職希望者に対する就職率は100%と公表されています。令和7年度は看護学部看護学科の卒業者103名のうち99名が就職し、2名が進学しています。
ただ単に100パーセントというだけでなく、実際の学生視点では、ほとんどの同級生が希望通りだったという認識も重要です。希望の進路をかなえられる大学として信頼できることは、日々の学習の意欲向上にもつながります。
就職活動の準備について具体的な支援を受けたという口コミが複数あることです。
口コミでは、履歴書の書き方を学ぶ講座や専門の担当者への相談、先輩の就職活動データや経験を踏まえた病院ごとの面接練習などが挙げられています。
大学公式でも、就職講座、履歴書作成支援、面接対策・模擬面接、病院説明会、個別相談などを行い、教員とキャリア支援課が連携して学生を支える体制が確認できます。
特に、病院ごとの特徴を意識して面接練習ができたという声は、看護学生にとって実用的です。同じ看護師採用でも、病院によって理念や力を入れている診療分野、求める人物像は異なります。そのため、どの病院にも同じ志望動機を用意するのではなく、「なぜこの病院を希望するのか」を整理して面接へ臨めることは、就職活動を進めるうえで大きな助けになります。
さらに、学生数名に対して担当教員がつくアドバイザーについて評価する口コミや、就職支援を専門に扱う窓口があることで情報を集めやすかったという声もあります。
現在の看護学部ではメンター制(担任制)があり、学修や学生生活だけでなく進路についても相談できます。つまり、就職活動ではキャリア支援課だけに頼るのではなく、普段から学生を見ている教員と、就職情報を扱う専門部署の両方を相談先にできる点が特徴です。
自分がどのような看護をしたいのかを教員と考え、具体的な求人情報や応募準備についてはキャリア支援部署で確認する、といった使い分けもしやすいでしょう。
一方で、支援が用意されていても、自分から動くことは必要だという口コミもあります。教員に自分から相談しなければ詳しい情報を得にくく、エントリーシートの添削も依頼して初めて受けられたと感じた学生がいました。
これは「支援がない」のではなく、用意された支援を自分から利用する姿勢が重要ということです。
就職先を決める時期や志望先は学生によって異なるため、大学側から全員へ同じ内容を一方的に与えるより、自分の希望を伝えて個別支援につなげる場面も多くなります。早めに相談する学生ほど、病院選びや応募書類、面接まで準備の時間を取りやすくなるでしょう。
また、人間環境大学では看護師以外の進路も考えられます。看護学部では選抜制で保健師や養護教諭一種を目指すことができ、卒業後には大学院へ進学する選択肢もあります。
口コミでも、看護師の就職先は幅広い一方、養護教諭や保健師を目指す場合は、自分から情報を集めて行動することが大切だと感じた学生がいました。資格や進路によって必要な準備が異なるため、看護師就職と同じ流れで考えず、早い段階からメンターやキャリア支援課へ相談しておくことが重要です。
学生生活
学生生活については、看護学部だけの大府キャンパスで学ぶため、学生同士の距離が近くなりやすいという口コミがあります。
一学年の人数がそれほど多くなく、同じ学生と授業や演習を受ける機会が多いため、自然に顔見知りが増えやすい環境です。特に看護学部では、グループ演習や実習で一緒に行動する機会が多く、実習をきっかけに友人関係が深まったと感じた学生もいます。
看護学部は課題や実習などで忙しくなりやすいため、同じ状況を経験している学生同士で相談したり、励まし合ったりできることは学生生活の支えにもなります。一方、大府キャンパスは看護学部中心の環境なので、総合大学のようにさまざまな学部の学生と日常的に交流したい人には、やや規模が小さく感じる可能性があります。
サークル活動については、種類がそれほど多くないという声が複数あります。ただし、ボランティア活動など、地域や他大学と関わる活動を評価する口コミもあります。
現在の公式情報でも、大府キャンパスにはスポーツサークル、軽音部、ボランティア部、養護教諭クラブなどが掲載されています。選択肢が非常に多いキャンパスではありませんが、興味のある活動が合えば、授業以外の人間関係を広げる機会にはなります。
ただし、看護学部は講義や課題、実習との両立が必要です。口コミでも、忙しさからサークル活動が十分に充実しにくいと感じた学生がいました。そのため、大学生活の中心をサークルに置きたい人よりも、看護の勉強を優先しながら、無理のない範囲で課外活動にも参加したい人に合いやすい環境です。
アクセスについては、JR大府駅から徒歩圏内であることを評価する声が目立ちます。口コミでは5~10分程度と感じている学生が多く、大学公式でも大府駅に近いキャンパスとして案内されています。
駅から近いことは、毎日の通学だけでなく、実習や課題で帰宅が遅くなりやすい看護学生にとってもメリットです。名古屋方面から通学する学生にとっても利用しやすく、大学近くにはコンビニや銀行などがあるため、日常的な買い物には困りにくいという声があります。
一方で、大学周辺に遊べる場所が多いわけではないという意見もあります。大府駅までの距離自体を不便と感じる学生は少ないものの、放課後に大学周辺で過ごす選択肢は限られると感じる人もいるようです。学習に集中したい人には落ち着いた環境ですが、にぎやかな大学街を期待する人とは好みが分かれるでしょう。
キャンパス内についても、施設がきれいで過ごしやすいという評価がある一方、昼食時のスペースには注意が必要です。過去の口コミでは、ラウンジや昼食スペースが混雑し、遅い時間には席を確保しにくかったという声があります。現在もまったく同じ状況とは限りませんが、学食がないため、昼食は売店や持参を利用する学生が中心になります。
セクション3|人間環境大学 看護学部の偏差値・倍率・入試|AO・特別奨学生選抜も解説
人間環境大学 看護学部 看護学科の2027年度入試は、AO、看護技能五輪、未来のナース、推薦、特別奨学生選抜、一般選抜、共通テスト利用、社会人選抜と、受験方法の選択肢が多いことが特徴です。入学定員は95名で、一般Ⅰ期だけでなく、早い時期の選抜や奨学金と連動した入試も用意されています。
河合塾Kei-Netでは、2027年度一般Ⅰ期のボーダー偏差値を37.5、共通テスト利用のボーダー得点率を54%としています。ただし、実際の受験では偏差値だけで判断せず、自分の得意分野、専願・併願の違い、奨学金を狙うかどうかまで含めて入試方式を選ぶことが重要です。
2027年度はAOから一般・共通テスト利用まで入試方式が多い
| 入試方式 | 募集人員 |
|---|---|
| AO・看護技能五輪・未来のナース | 25名 |
| 指定校推薦・公募推薦 | 22名 |
| 特別奨学生選抜 | 15名 |
| 一般Ⅰ期 | 18名 |
| 一般Ⅱ期 | 6名 |
| 一般Ⅲ期 | 4名 |
| 一般Ⅳ期 | 若干名 |
| 共通テストⅠ期 | 3名 |
| 共通テストⅡ期 | 2名 |
| 社会人選抜 | 若干名 |
特徴的なのは、一般選抜だけに受験機会が集中していないことです。AOでは専願型と併願型を選択でき、未来のナースは専願型、看護技能五輪は併願型となっています。
そのため、早い段階で人間環境大学への進学意思が固まっている人だけでなく、他大学と比較しながら受験したい人も方式を検討しやすいのが特徴です。専願・併願の条件は方式によって異なるため、出願時には自分の受験計画と合わせて確認する必要があります。
特別奨学生選抜は学費負担の軽減にもつながる
2027年度は特別奨学生選抜で15名を募集します。人間環境大学では入試成績をもとに特別奨学生A・Bを選考する制度があり、特別奨学生選抜などが学費支援を狙うための入試機会になります。
特別奨学生Aは授業料全額相当、特別奨学生Bは半額相当の支援につながるため、入試方式を「合格するため」だけでなく、入学後の学費負担まで考えて選べることは人間環境大学の特徴です。成績上位を狙える学力がある人は、通常の入試方式とあわせて検討する価値があります。
2026年度は一般Ⅰ期174名受験・15名合格
2026年度の入試結果を見ると、選抜方式によって受験者数と合格者数には大きな違いがあります。
| 2026年度入試区分 | 受験者数 | 合格者数 |
|---|---|---|
| AO | 98名 | 72名 |
| 未来のナース | 9名 | 5名 |
| 推薦 | 57名 | 33名 |
| 特別奨学生 | 140名 | 72名 |
| 一般Ⅰ期 | 174名 | 15名 |
| 一般Ⅱ期 | 31名 | 3名 |
| 一般Ⅲ期 | 19名 | 2名 |
| 一般Ⅳ期 | 4名 | 3名 |
| 共通テストⅠ期 | 100名 | 12名 |
| 共通テストⅡ期 | 33名 | 4名 |
特に一般Ⅰ期は174名が受験し、合格者は15名でした。共通テストⅠ期も100名受験に対して12名合格となっています。一方、AOは98名受験・72名合格で、方式によって合格者の出方は大きく異なります。
大学は倍率そのものではなく志願者数・受験者数・合格者数を公表しているため、ここでは独自に倍率へ換算しません。ただし、2026年度の一般Ⅰ期では受験者数に対して合格者数が少なかったことから、偏差値の数字だけを見て簡単な入試と判断しないほうがよいでしょう。
河合塾の一般Ⅰ期ボーダー偏差値は37.5
河合塾Kei-Netでは、2027年度の人間環境大学 看護学部について、学部学科ランクを40.0、一般Ⅰ期のボーダー偏差値を37.5としています。共通テスト利用入試のボーダー得点率は54%です。
学部学科ランク40.0と一般Ⅰ期のボーダー偏差値37.5は異なる指標なので、同じ数字として扱わないことが大切です。また、ボーダー偏差値は合格可能性の目安であり、それだけで実際の合否を決められるものではありません。
2026年度の一般Ⅰ期では受験者174名に対して合格者15名だったため、河合塾のボーダー偏差値37.5だけを見て受験対策を軽くするのは避けたいところです。過去の入試結果と、自分が受験する方式の選考内容をあわせて考える必要があります。
入試方式の多さを活かして受験計画を立てやすい
人間環境大学 看護学部は、AOや推薦だけでなく、特別奨学生選抜、複数回の一般選抜、共通テスト利用、社会人選抜まで用意されています。特に、専願・併願を選べる方式があることと、入試成績を奨学金につなげられる仕組みがあることは学校選び上の特徴です。
一方、方式が多いほど、出願条件や選考方法の違いを整理することが重要になります。自分が早期入試を使うのか、一般選抜まで学力を伸ばすのか、特別奨学生を狙うのかを決めたうえで、2027年度の募集要項に沿って受験計画を立てるとよいでしょう。
【受験対策、しっかり進んでいますか?】
何から勉強すればよいか分からない方や、基礎学力に不安がある方は、看護学校受験専門の完全個別指導も選択肢です。
さくら看護予備校なら、現在の学力確認から学習計画の作成・調整、志望校別の教科・小論文・面接対策まで一体的に進められます。
ぜひとも合格したい看護学校がある/今年こそ合格したいという方々に向いています。
▶高校生・既卒生向けのさくら看護予備校レビューはこちら
▶社会人向けのさくら看護予備校レビューはこちら
セクション4|人間環境大学 看護学部の学費・奨学金|4年間の学校納付金700万円・特別奨学生制度
人間環境大学 看護学部では、2027年度入学生から学費が改定され、初年度の学校納付金は190万円、2~4年次は各170万円です。公式に示された内訳から計算すると、4年間の学校納付金は700万円となります。
一方、入試成績によって授業料全額相当の年95万円を受けられる特別奨学生Aなど、学費負担を軽減する制度も用意されています。看護学生向けには病院等の奨学金もあるため、学校納付金だけでなく、利用できる支援制度まで含めて比較したい大学です。
2027年度の学費は初年度190万円、4年間の学校納付金は700万円
| 年次 | 学校納付金 |
|---|---|
| 1年次 | 1,900,000円 |
| 2年次 | 1,700,000円 |
| 3年次 | 1,700,000円 |
| 4年次 | 1,700,000円 |
| 4年間 | 7,000,000円 |
初年度190万円の内訳は、入学金20万円、授業料95万円、教育充実費35万円、施設設備費40万円です。入学手続時に105万円、9月に85万円を納入する形になっています。
4年間700万円は、2027年度の公式な学費内訳をもとに計算した学校納付金です。単純平均では年間175万円、月額換算では約14万6,000円相当ですが、実際には毎月均等に支払うわけではありません。
PCや教材などの費用は学校納付金とは別
学校納付金とは別に、初年度は諸費用として約7万8,508円が見込まれています。さらに、ユニフォーム・シューズに約4万5,000円がかかるほか、教科書、国家試験対策教材、実習にかかる費用、ノートPCなども別途必要です。
そのため、700万円を卒業までに必要なすべての費用とは考えず、学校納付金に加えて教材や実習用品などの負担があることも資金計画に入れておきましょう。
特別奨学生Aなら年95万円の授業料相当を支援
| 制度 | 支援額 | 継続 |
|---|---|---|
| 特別奨学生A | 950,000円/年 | 成績条件を満たせば最長4年間 |
| 特別奨学生B | 475,000円/年 | 成績条件を満たせば最長4年間 |
特別奨学生Aは、年間授業料95万円の全額相当を支援する制度です。初回は1年間ですが、前年度の成績などの条件を満たせば更新でき、最長4年間の支援につながります。特別奨学生Bも授業料半額相当の年47万5,000円です。
支援額が大きいため、入試で高得点を狙える人にとっては学校選びの重要な材料になります。ただし、入学時に採用されれば4年間自動的に継続する制度ではなく、更新には成績などの条件があります。
入学後にも成績や家計状況に応じた奨学金がある
入学後には「人間環境大学奨学金制度」があり、前年度の成績による選考で年47万5,000円の支援を受けられます。また、2年次以上を対象とした経済支援給付奨学金では、成績や家計などの条件を満たす場合、授業料の2分の1以内が給付されます。
入試時の特別奨学生だけでなく、入学後の学修成果や経済状況に応じて支援を受ける機会があることは、4年間の負担を考えるうえで注目したい点です。
病院等の奨学金は月3万~10万円程度が目安
看護学生向けには、病院などが設ける奨学金を利用できる場合があります。貸与額は月3万~10万円程度、貸与期間は1~4年程度で、制度によっては卒業後に貸与元の病院などで一定期間勤務することで返還が免除されます。
まとまった学費負担を軽減できる一方、単純な給付型奨学金ではなく、勤務先や勤務期間などが返還免除の条件になる場合があります。卒業後に働きたい病院と奨学金の貸与元が合っている人には利用価値が高い制度ですが、金額だけでなく勤務条件まで確認して選ぶことが大切です。
人間環境大学 看護学部は、2027年度から4年間の学校納付金が700万円となりますが、年95万円の特別奨学生Aをはじめ、入学前後に利用できる学内奨学金や病院等奨学金が用意されていることが特徴です。学費を比較する際は、学校納付金と別途費用を整理したうえで、自分が対象になり得る支援制度まで確認するとよいでしょう。
なお、当サイトでは、当サイト限定の看護系奨学金リストを公開しています
当サイトでは、小・中・高・大学・短大・専門・大学院の学齢ごとに、最新の奨学金リストを公開しています。また、ひとり親家庭や看護系など、特定のテーマについて特化した奨学金リストも公開しています。
さらに、全国の塾代助成金や給付金などもまとめて紹介しています。
セクション5|人間環境大学 看護学部のカリキュラム|4つの選択強化プログラム・地域看護・国際看護
人間環境大学 看護学部のカリキュラムは、看護の基礎を学んで終わるのではなく、学んだ内容を繰り返しながら基礎から応用へ深めていく「らせん状の学習」を特徴としています。人体の構造や機能、病気についての知識と看護を関連付け、臨床で必要となる実践力へつなげていく考え方です。
さらに、地域・在宅看護、小児看護、がん看護、認知症看護の4つの選択強化プログラムがあり、自分の関心に合わせて専門分野を深められます。国際看護学や実践的な演習設備もあり、基礎を身につけたうえで、自分が力を入れたい看護分野へ学びを広げやすいことが大きな特徴です。
「らせん状の学習」で基礎から実践へつなげる
人間環境大学 看護学部では、一度学んだ内容をそのまま終わらせるのではなく、関連する知識や技術を繰り返し学びながら段階的に発展させる「らせん状の学習」を取り入れています。
たとえば、人体の構造・機能や病気について学んだ知識を看護と結び付け、その後のより実践的な学びへつなげていきます。医学的な知識と看護技術を別々に覚えるのではなく、患者をどのように観察し、支援するかという視点につなげて学べることがポイントです。
4つの選択強化プログラムで専門分野を深められる
| 選択強化プログラム | 主な学び |
|---|---|
| 地域・在宅看護 | 地域で暮らす療養者や家族への支援 |
| 小児看護 | 子どもの発達・健康と家族への看護 |
| がん看護 | がん患者と家族への治療・療養支援 |
| 認知症看護 | 認知症のある人と家族への看護・生活支援 |
看護師の仕事は病院内だけに限らず、在宅、地域、小児、がん医療、高齢者支援など幅広い分野に広がっています。入学後に興味を持った分野をさらに掘り下げられる仕組みがあることは、将来の専門分野まで考えながら学びたい人にとって魅力です。
JINKANまちナースプロジェクトで地域・在宅看護を実践的に学ぶ
地域・在宅看護では、「JINKANまちナースプロジェクト」という特徴的な学びがあります。過疎地域での宿泊体験や地区踏査、在宅医との座談会、専門職への同行訪問、療養者へのインタビューなどを通して、地域で暮らす人の生活と看護を考えます。
病気だけを見るのではなく、患者がどのような地域や生活環境で暮らしているのかまで捉える経験ができることがポイントです。地域・在宅看護や訪問看護に関心がある人にとっては、教室で知識を学ぶだけではない実践的な学びになります。
高機能シミュレーターやVR教材を備えた演習環境
大府キャンパスには、基礎看護学をはじめとする各領域の実習設備に加えて、訪問看護などを想定した演習環境、高機能シミュレーター、VR教材、トレーニング室などがあります。
特にトレーニング室は授業時間外にも利用できるため、授業で学んだ看護技術を自分で繰り返し練習できます。看護技術は一度の演習だけで身につくものではないため、学生が反復練習できる環境が用意されていることは、実践力を高めたい人にとってメリットです。
国際看護や資格課程まで学びを広げられる
カリキュラムには国際看護学も位置付けられており、日本国内だけではなく、異なる文化や社会背景の中で必要となる看護について考える機会があります。4つの選択強化プログラムとあわせて、看護を幅広い視点から学べる構成です。
また、看護師に加えて、選択課程として保健師国家試験受験資格や養護教諭一種免許状を目指すこともできます。これらは履修条件や人数制限があります。助産師を目指す場合は、看護学部卒業後に大学院看護学研究科の助産師養成課程へ進むルートがあります。
人間環境大学 看護学部は、「らせん状の学習」で基礎から実践へつなげながら、4つの選択強化プログラムで自分の専門性を深められることがカリキュラムの大きな特徴です。JINKANまちナースプロジェクトによる地域での学びや、高機能シミュレーター・VR教材などの演習環境もあり、地域看護から専門看護まで幅広く学びたい人には比較したい教育内容です。
セクション6|人間環境大学看護学部の国家試験合格率|看護師99.0%・国家試験対策室で個別支援
人間環境大学看護学部看護学科は、2025年の看護師国家試験で104名が受験し、103名が合格しました。合格率は99.0%で、全国全体の90.1%を上回っています。さらに、国家試験対策室を設け、模擬試験だけでなく個別指導や学習相談まで行っていることも特徴です。
2025年の看護師国家試験は104名中103名が合格
2025年に実施された第114回看護師国家試験では、104名が受験して103名が合格し、合格率は99.0%でした。全国全体の合格率90.1%と比べても高い水準です。
保健師は第111回保健師国家試験を9名が受験し、9名全員が合格しています。合格率は100%で、全国全体は94.0%でした。
| 資格 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 全国全体 |
|---|---|---|---|---|
| 看護師 | 104名 | 103名 | 99.0% | 90.1% |
| 保健師 | 9名 | 9名 | 100% | 94.0% |
特に看護師は100名を超える受験者のうち不合格者が1名という結果であり、受験者数を含めても評価しやすい実績です。保健師は9名全員が合格していますが、受験者数が少ないため、100%という割合だけでなく「9名中9名合格」と人数も合わせて見るとよいでしょう。
過去3年間も看護師99%・保健師100%を掲載
現在の看護学部ページでは、過去3年間の国家試験合格率として、看護師99%、保健師100%が掲載されています。
2025年単年の結果だけでなく、複数年を対象とした合格率でも高い数字が示されていることは、国家試験実績を重視して大学を比較する人にとって判断材料になります。
国家試験対策室を設置し、個別指導にも対応
人間環境大学看護学部では、国家試験対策のために専用の「国家試験対策室」を設置しています。専属の対策室長を置き、模擬試験、個別指導、学習相談などを行う体制です。
国家試験合格に向けた集中講義や模擬試験も実施しており、試験対策を一律の講義だけで終わらせず、学生一人ひとりの学習状況に応じて個別に相談・指導を受けられる仕組みがあることは大きな特徴です。
人間環境大学看護学部は、2025年の看護師国家試験で104名中103名が合格した実績に加え、国家試験対策室による個別支援まで用意されています。合格率の高さだけでなく、国家試験に向けた具体的な支援体制も重視して大学を選びたい人には、比較しやすい看護学部といえるでしょう。
セクション7|人間環境大学看護学部の就職率・就職先|愛知県内の大学病院や専門医療機関へ
人間環境大学看護学部看護学科は、令和7年度も就職希望者に対する就職率100%を公表しています。就職先には名古屋大学医学部附属病院など愛知県内の大学病院・専門医療機関があり、さらに保健師、養護教諭、助産師を目指す進学など、看護師以外も含めて進路を考えられることが特徴です。
令和7年度も就職希望者に対する就職率は100%
令和7年度の看護学部看護学科は、卒業者103名のうち99名が就職し、2名が進学しました。就職希望者に対する就職率は100%です。
さらに、大学が掲載する実績では平成30年度から令和7年度まで、就職希望者に対する就職率100%が続いています。単年度だけの数字ではないため、卒業後の就職実績の安定性を重視する人には評価しやすい材料です。
一方で、この100%は卒業者全員を分母とする数字ではありません。令和7年度には進学者も2名いるため、人間環境大学では「卒業後は全員就職」というより、就職を中心としながら進学も選択できる進路構成として見るほうが実態に合っています。
名古屋大学病院など愛知県内の主要医療機関に就職実績
看護師の主な就職先には、名古屋大学医学部附属病院、藤田医科大学病院、国立長寿医療研究センターなどがあります。このほかにも大学病院、市民病院、赤十字病院、国立病院機構などへの実績があります。
特に、愛知県内で大学病院や専門性の高い医療機関への就職を考えている人にとって、具体的な就職先を確認できる点は強みです。実習先にも大学病院や国立長寿医療研究センターなどが含まれているため、学生のうちに高度・専門的な医療現場に触れ、その経験を将来の病院選びにつなげやすいことも学校選びでは評価できます。
ただし、人間環境大学の進路の特徴は病院看護師だけではありません。保健師として愛知県内の自治体、養護教諭として公立学校などへの実績もあり、看護資格を活かす進路を複数の方向から考えられます。
1年次から4年間かけて進路を考えるキャリア支援
人間環境大学看護学部では、1年次に「医療キャリアの基礎」を学び、医療専門職としての将来を早い段階から考える機会を設けています。就職活動の時期には年間4回の就職講座に加え、履歴書作成、面接対策、病院説明会、教員による個別相談、模擬面接などが行われます。
教員とキャリア支援課が連携して学生を支えるため、応募書類や面接だけを直前に対策するのではなく、どのような医療機関や職種が自分に合うのかを考えるところから準備できる点が特徴です。入学時点では勤務したい病院や職種をまだ決め切れていない人にとっても、4年間かけて進路を具体化しやすい環境といえるでしょう。
保健師・養護教諭・助産師への進路も考えられる
卒業後のキャリアは看護師だけに限られません。保健師として自治体、養護教諭として学校への就職実績があり、資格を活かして病院以外で働く道も確認できます。
また、助産師を目指す場合は、看護学部卒業後に人間環境大学大学院 看護学研究科の助産師養成課程へ進むルートがあります。学部4年間で助産師資格まで取得する仕組みではありませんが、同じ大学の大学院に助産師養成課程があるため、卒業後も学びを継続して助産師を目指したい人には進学先の一つになります。
人間環境大学看護学部は、愛知県内の大学病院・専門医療機関への就職実績に加え、保健師や養護教諭、助産師を目指す進学までキャリアの方向が複数あることが特徴です。特定の病院への就職だけを目的にするより、看護を学びながら自分に合う職種や働く場所を考えたい人にとって、比較する価値のある進路環境といえるでしょう。
セクション8|人間環境大学看護学部の実習先|大学病院・専門医療機関で学べる
人間環境大学看護学部看護学科では、大学病院や専門医療機関を含む複数の施設で臨地実習を行います。400床以上の病院で実習できるほか、実習先の多くが大府キャンパスから30分圏内にあり、学生5名に対して実習指導者1名という具体的な指導体制を設けていることも特徴です。
名古屋大学病院など大規模・専門医療機関で実習できる
主な実習先には、名古屋大学医学部附属病院、藤田医科大学病院、国立長寿医療研究センターなどがあります。400床以上の病院で実習できるほか、大学病院や専門性の高い医療機関とも連携しています。
一つの系列病院を中心に学ぶ形ではなく、役割や専門分野が異なる複数の医療機関を経験できる点が人間環境大学の特徴です。大学病院での高度な医療から、高齢者医療など特定分野に強みを持つ施設まで触れられるため、学生のうちに異なる医療現場を知り、将来働きたい分野を考えたい人にはメリットがあります。
実際に、これらの施設の一部は卒業生の就職先としても実績があります。実習で医療現場を経験したうえで、勤務先の候補として考えられることも、実習と就職をつなげて学校を比較する際のポイントです。
実習先の多くが大府キャンパスから30分圏内
実習では施設の内容だけでなく、通いやすさも確認したいポイントです。人間環境大学では、実習先の多くが大府キャンパスから30分圏内とされています。
看護実習は一定期間、実習施設へ継続して通うことになるため、主要な実習先がキャンパス周辺に集まっていることは、学校選びでは見逃しにくいメリットです。特に、実習施設の専門性だけでなく、移動しやすさも重視したい人には比較材料になります。
ただし、すべての実習施設が30分以内という意味ではないため、実際に利用する施設や移動方法は最新の資料で確認するとよいでしょう。
1年次から模擬患者を相手に病院実習へ備える
臨地実習に入る前の準備にも特徴があります。1年次後期の「看護コミュニケーション論」や「生活援助技術」では、15~20名程度のグループに分かれ、模擬患者を相手にコミュニケーションや看護技術を練習します。
実践後にはフィードバックを受け、2年次の病院実習へつなげます。さらに、高機能患者シミュレーターやVR教材も演習に活用されています。
実際の患者と接する前に、対話や技術を実践形式で練習できることは、初めての病院実習に備えるうえで意味があります。講義で知識を覚えるだけでなく、「患者にどう声をかけ、どう技術を行うか」まで学内で試してから実習へ進みたい人には相性のよい教育環境です。
学生5名に実習指導者1名の体制
人間環境大学は、臨地実習で学生5名に対して実習指導者1名を配置する体制を示しています。
実習では、患者の状態を観察しながら自分で考えて行動することが求められます。そのなかで、指導者の配置人数が具体的に示されていることは、実習中の教育体制を比較したい人にとって分かりやすい判断材料です。
人間環境大学看護学部の実習は、大学病院・専門医療機関を含む複数の実習先、多くが30分圏内という立地、学生5名に指導者1名の体制、模擬患者やシミュレーターを使った事前演習を組み合わせていることが強みです。実習先の知名度だけでなく、実習前の準備や指導体制まで含めて大学を比較したい人には、特に注目しやすい内容といえるでしょう。
セクション9|人間環境大学看護学部が向いている人・向いていない人|実習・国試・就職から評価
人間環境大学看護学部は、大規模・専門医療機関と連携した実習、国家試験対策室による個別支援、愛知県内を中心とした就職実績が特徴です。特に、臨地実習に入る前の準備から国家試験、就職まで具体的な支援体制を重視して大学を選びたい人は、相性を判断しやすいでしょう。
人間環境大学看護学部が向いている人
- 大学病院や専門医療機関で実習したい人
- 実習先への移動のしやすさも学校選びで重視する人
- 実習中の指導体制を具体的に確認して大学を選びたい人
- 模擬患者・シミュレーター・VRを使って臨地実習に備えたい人
- 国家試験対策で個別指導や学習相談を受けたい人
- 看護師国家試験の合格実績を重視する人
- 愛知県内の大学病院や専門医療機関への就職を考えている人
- 看護師だけでなく、保健師や養護教諭も進路候補にしたい人
- 卒業後に大学院へ進み、助産師を目指す選択肢も持ちたい人
- 1年次から将来の医療職としてのキャリアを考えたい人
- 特待生制度を利用したい人
特に評価しやすいのは、臨地実習に入る前から実際の医療現場を意識した準備ができることです。1年次には15~20名程度のグループで模擬患者を相手に演習し、高機能患者シミュレーターやVRも活用します。
その後は名古屋大学医学部附属病院、藤田医科大学病院、国立長寿医療研究センターなどでも実習できるため、学内で練習してから高度・専門的な医療現場へ進みたい人に向いています。
実習環境そのものを重視する人にも特徴が分かりやすい大学です。400床以上の病院で実習でき、実習先の多くが大府キャンパスから30分圏内、さらに学生5名に実習指導者1名という体制が示されています。実習先の規模だけではなく、移動や指導体制まで比較して大学を選びたい人にとっては、有力な判断材料になります。
国家試験対策も、人間環境大学ならではの比較ポイントです。国家試験対策室に専属の対策室長を置き、模擬試験、個別指導、学習相談などを行っています。2025年の看護師国家試験では104名中103名が合格しており、合格実績と個別支援の両方を重視する人には相性のよい環境です。
人間環境大学看護学部が向いていない人
- 学部4年間で助産師国家試験の受験資格まで取得したい人
- 保健師課程を必ず履修できる大学を選びたい人
- 一つの系列病院を中心に継続して実習したい人
- 複数学部の学生が同じキャンパスで学ぶ環境を重視する人
助産師については、看護学部内に助産師養成課程はありません。助産師を目指す場合は、卒業後に人間環境大学大学院 看護学研究科の助産師養成課程などへ進学するルートとなるため、学部4年間で看護師と助産師の両方の受験資格を得たい人は他大学との比較が必要です。
また、保健師課程は選抜制です。看護師に加えて保健師を目指せること自体は魅力ですが、入学すれば必ず保健師課程を履修できる仕組みではありません。保健師資格を進学先選びの必須条件にしている人は、最新の選抜条件を確認しておきたいところです。
実習は特定の系列病院を中心に固定する形ではなく、名古屋大学医学部附属病院、藤田医科大学病院、国立長寿医療研究センターなど、役割や専門性の異なる医療機関と連携しています。
複数の医療現場を比較できることは強みですが、一つの系列病院や医療グループとのつながりを軸に、実習から就職まで進みたい人は、系列病院を持つ大学のほうが希望に合う可能性があります。
さらに、大府キャンパスは看護学部を中心とした学習環境です。看護を学ぶ学生同士で専門性を深めたい人には適していますが、文学・経済・理工系など複数の学部の学生が日常的に同じキャンパスで学ぶ総合大学らしい環境を重視する場合は、キャンパス構成も他大学と比較するとよいでしょう。
人間環境大学看護学部を検討するなら、まず公式資料で他校と比較
人間環境大学看護学部の大きな強みは、大規模・専門医療機関と連携した臨地実習と、国家試験・就職まで続く具体的な支援体制です。実習先の多くがキャンパスから30分圏内で、学生5名に実習指導者1名という体制が示されているほか、国家試験対策室による個別支援、愛知県内の大学病院や専門医療機関への就職実績もあります。
検討する場合は、まず公式資料を請求し、学費・最新入試に加えて、保健師・養護教諭課程の条件、最新の実習施設、国家試験対策のスケジュール、看護師・保健師・養護教諭の就職先などを他校と比較するとよいでしょう。助産師を希望する場合は、大学院の助産師養成課程への進学条件も確認しておきたいポイントです。
資料を比較して候補に残った場合は、オープンキャンパスで模擬患者演習やシミュレーター、VRなどの演習環境を確認し、実習先や資格取得支援について具体的に確かめると、自分に合う大学か判断しやすくなります。
志望校を絞る段階で、必ず公式資料で最新情報を確認してください。
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参考ページ
参考ページ
人間環境大学 看護学部 看護学科:https://www.uhe.ac.jp/departments/nursing-obu/
人間環境大学 看護学部|学科の特長:https://www.uhe.ac.jp/departments/nursing-obu/features.html
人間環境大学 看護学部|カリキュラム・授業:https://www.uhe.ac.jp/departments/nursing-obu/curriculum.html
人間環境大学 看護学部|就職・進路:https://www.uhe.ac.jp/departments/nursing-obu/career.html
人間環境大学 看護学部|外部組織連携:https://www.uhe.ac.jp/departments/nursing-obu/collaboration.html
人間環境大学|大府キャンパス:https://www.uhe.ac.jp/campus/map/obu.html
人間環境大学|就職・進学実績:https://www.uhe.ac.jp/campus/result.html
人間環境大学|大学データ:https://www.uhe.ac.jp/guide/data.html
人間環境大学|令和9年度 募集人員:https://www.uhe.ac.jp/exam/capacity.html
人間環境大学|看護学部 看護学科 入試方式:https://www.uhe.ac.jp/exam/entrance/nursing.html
人間環境大学|入試結果:https://www.uhe.ac.jp/exam/results.html
人間環境大学|学費・奨学金制度:https://www.uhe.ac.jp/exam/expenses.html
人間環境大学|資料請求:https://www.uhe.ac.jp/exam/request.html
人間環境大学|偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net大学検索システム:https://search.keinet.ne.jp/2471/general/border_rate
人間環境大学看護学部の口コミ|みんなの大学情報:https://www.minkou.jp/university/school/review/20466/2343/
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