看護専門学校から看護大学へ編入するには?元教員が大学一覧・出願条件・学費・試験科目と対策を解説

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看護専門学校や看護短大で学んだあと、看護大学へ編入して学士の取得を目指す方法があります。本記事では、編入の仕組みや出願資格、入学年次、卒業までの期間を分かりやすく説明します。

看護系編入を実施している大学は限られ、出願できる課程や看護師免許の扱いも大学ごとに大きく異なります。編入できる大学一覧とともに、志望校を選ぶときに確認すべき条件を紹介します。

看護大学への編入を考えるうえでは、2年間の学費だけでなく、給与・待遇や転職、大学院進学、海外就職などへの影響も重要です。費用に見合う選択になるのか、メリットとデメリットの両面から検討します。

編入試験では、看護学・解剖生理学・英語・小論文・面接などが課されます。ただし、科目や配点は大学によって大きく異なるため、試験日程や独学で必要な対策まで具体的に説明します。

特に注意したいのは、看護大学編入が、ただ長時間勉強すれば合格できる試験ではないことです。志望校や現在の学力に合わない準備を続けると、貴重な時間と費用を使っても結果につながらない可能性があります。そこで、このページでは

看護専門学校生や現役・元看護師が編入できる大学一覧・出願条件・学費・試験科目、編入の利点・欠点や入試対策まで、元教員が分かりやすく解説します。

編入試験の検討や準備にお役立てください。

目次

セクション1|看護専門学校・短大から看護大学へ編入する仕組み・出願資格・卒業までの年数

看護専門学校・短大で学んだ人が看護大学へ進む方法の一つに、看護系の編入学があります。大学へ1年次から入り直すのではなく、専門学校で修得した単位や看護師養成課程での学びをもとに、大学の2年次または3年次へ入学する制度です。

ただし、看護専門学校を卒業すれば、すべての看護大学へ編入できるわけではありません。編入制度を実施している大学のみが対象です。出願できる課程、看護師免許の扱い、編入年次なども大学ごとに異なります。

看護系編入と学士編入の違い

看護大学の編入には、大きく分けて「看護系編入」と「学士編入」があります。

看護系編入は、看護短期大学や看護専門学校などで、すでに看護師になるための教育を受けた人を主な対象とする制度です。

一方、学士編入は、看護とは異なる分野の4年制大学を卒業し、すでに学士の学位を持っている人などが看護大学への編入学を目指す制度です。

このページで扱うのは、看護専門学校などから看護大学へ進む看護系編入です。学士編入とは出願者の経歴や入学後のカリキュラムが異なるため、大学を探すときは募集区分を確認する必要があります。

専門学校などから大学へ編入するための基本条件

文部科学省が示す一般的な制度では、専門学校から大学へ編入するために、次の条件を満たす必要があります。

  • 高校卒業や高等学校卒業程度認定試験の合格など、大学の入学資格がある
  • 修業年限が2年以上の看護系の専門課程を修了している
  • 看護学校で総授業時数が1,700時間以上、または62単位以上の課程を修了している

ただし、これは専門学校などから大学へ編入するための制度上の基本条件です。看護大学へ実際に出願するには、各大学が定める看護系編入の条件も満たさなければなりません。

看護系編入では、大学によって次のいずれかの条件が設けられています。

  • 3年課程の看護専門学校などを卒業している、または卒業見込みである
  • 看護師免許を取得している、または取得見込みである
  • 指定された科目や単位を修得している
  • 看護師として一定期間の勤務経験がある

すべての大学が同じ条件を設けているわけではありません。2年課程や准看護師からの進学課程を対象外としている大学もあるため、自分が卒業した課程で出願できるかを募集要項で確認することが重要です。

在学中・卒業後・看護師として勤務中でも受験できる

看護系編入は、看護専門学校を卒業した人だけでなく、最終学年に在学している人も受験できる場合があります。

卒業見込み・看護師免許取得見込みで出願できる大学なら、専門学校の3年次に編入試験を受け、卒業後に看護大学へ進むことが可能です。ただし、入学までに看護師国家試験へ合格できなかった場合、編入試験に合格していても入学資格を失う大学もあります。

一方、専門学校を卒業して看護師免許を取得した後、すぐに進学する人だけでなく、病院などで看護師として働いてから編入する人もいます。

勤務経験を必須とするかどうかは大学によって異なります。働いた経験がなければ受験できないとは限らないため、卒業直後に進学したい人も志望大学の出願条件を確認してみましょう。

編入する年次と卒業までの期間

看護大学の編入学では、2年次編入または3年次編入が実施されています。どの年次へ編入できるかは大学によって異なりますが、看護専門学校の卒業者を対象とする制度では、3年次編入を設けている大学が多いです。

3年次へ編入した場合、標準的には大学で2年間学び、卒業を目指します。

ただし、3年次へ編入すれば、誰でも必ず2年間で卒業できるという意味ではありません。専門学校で修得した単位の認定範囲や、編入後に履修する講義・演習・実習は大学ごとに異なります。必要な単位を修得できなければ、卒業までに2年以上かかる可能性もあります。

そのため、志望校を選ぶときは、出願資格だけでなく、編入年次、認定される単位、編入後の必修科目や実習についても確認する必要があります。次のセクションでは、看護専門学校から編入できる看護大学を整理します。

セクション2|【2027年度入学】看護専門学校・短大から編入できる看護大学一覧

看護系の編入学を実施している大学のうち、2027年度に看護専門学校・短大から出願できる大学を、国立・公立・私立に分けて紹介します。

2027年度入学とは、2027年4月に編入する人の入試

「2027年度入学」とは、2027年4月に看護大学へ編入する人を対象とした入試です。実際の出願や試験は、主に2026年中に行われます。

以下の一覧は、各大学が公表している2027年度の募集要項や入試情報をもとに整理しています。ただし、同じ看護系編入でも、出願できる人の条件は大学によって異なります。

例えば、次のような違いがあります。

  • 3年課程の看護専門学校・短大のみを対象とする大学
  • 2年課程や准看護師からの進学課程も対象とする大学
  • 看護師免許の取得を出願条件とする大学
  • 卒業見込み・看護師免許取得見込みでも出願できる大学
  • 勤務経験、成績、出身地域などの条件を設けている大学

また、大学に編入制度があっても、毎年必ず募集されるとは限りません。募集停止や学部改組によって、前年度まで受験できた大学が対象外になることもあります。

このページでは、4年制大学卒業者を対象とする「学士編入」は除き、看護専門学校・看護短大などで看護師になるための教育を受けた人が対象となる編入学を掲載します。

一覧で気になる大学を見つけたら、大学公式サイトの募集要項を開き、自分が卒業した課程で出願できるかを必ず確認してください。特に「2年課程」「進学課程」「5年一貫課程」の出身者は、大学によって扱いが異なるため注意が必要です。

国立大学|2027年度に看護系編入を実施する大学

2027年度に、看護専門学校・短大からの3年次編入を実施する国立大学は次のとおりです。

大学名所在地編入先年次募集人員
群馬大学群馬県医学部保健学科看護学専攻3年次10人※
新潟大学新潟県医学部保健学科看護学専攻3年次10人
信州大学長野県医学部保健学科看護学専攻3年次10人
富山大学富山県医学部看護学科3年次10人
浜松医科大学静岡県医学部看護学科3年次10人
三重大学三重県医学部看護学科3年次10人
徳島大学徳島県医学部保健学科看護学専攻3年次10人
高知大学高知県医学部看護学科3年次2人
長崎大学長崎県医学部保健学科看護学専攻3年次10人
熊本大学熊本県医学部保健学科看護学専攻3年次10人
大分大学大分県医学部看護学科3年次6人

※群馬大学は医学部保健学科全体の募集人員です。

出願できる看護師養成課程や、看護師免許取得見込みでの出願可否は大学ごとに異なります。特に2年課程・進学課程の出身者は、各大学の募集要項で出願資格を確認してください。

公立大学

2027年度入学の募集を大学公式サイトで確認できた公立大学は、次のとおりです。

大学名所在地学部・学科編入年次募集人員
名寄市立大学北海道保健福祉学部 看護学科3年次若干名
岩手県立大学岩手県看護学部 看護学科3年次10名
山形県立保健医療大学山形県保健医療学部 看護学科3年次4名
埼玉県立大学埼玉県保健医療福祉学部 看護学科3年次5名
千葉県立保健医療大学千葉県健康科学部 看護学科3年次10名
静岡県立大学静岡県看護学部 看護学科3年次25名
島根県立大学島根県看護栄養学部 看護学科3年次6名以内
名桜大学沖縄県人間健康学部 看護学科3年次5名

岩手県立大学と島根県立大学では、出身校の所在地などに関する条件が設けられています。島根県立大学は、成績評価平均値2.2以上などの出願条件にも注意が必要です。

名寄市立大学は、2027年度入学者選抜を最後に3年次編入学の募集を停止する予定です。

私立大学

2027年度入学の募集を大学公式サイトで確認できた私立大学は、次のとおりです。

大学名所在地学部・学科編入年次募集人員
弘前学院大学青森県看護学部 看護学科3年次若干名
岩手医科大学岩手県看護学部 看護学科3年次5名
獨協医科大学栃木県看護学部 看護学科3年次10名
埼玉医科大学埼玉県保健医療学部 看護学科3年次若干名
千葉科学大学千葉県看護学部 看護学科2年次若干名
東京純心看護大学東京都看護学部 看護学科3年次若干名
日本赤十字看護大学東京都看護学部 看護学科3年次10名
昭和医科大学神奈川県保健医療学部 看護学科3年次10名
湘南医療大学神奈川県保健医療学部 看護学科2・3年次若干名
長岡崇徳大学新潟県看護学部 看護学科3年次若干名
新潟医療福祉大学新潟県看護学部 看護学科3年次3名
京都看護大学京都府看護学部 看護学科3年次若干名
明治国際医療大学京都府看護学部 看護学科3年次5名
大阪信愛学院大学大阪府看護学部 看護学科2・3年次若干名
姫路大学兵庫県看護学部 看護学科3年次若干名
吉備国際大学岡山県看護学部 看護学科3年次10名
山陽学園大学岡山県看護学部 看護学科3年次4名
宇部フロンティア大学山口県看護学部 看護学科2・3年次5名
四国大学徳島県看護学部 看護学科3年次4名
徳島文理大学徳島県保健福祉学部 看護学科3年次若干名

日本赤十字看護大学は、3年課程の看護短期大学・看護専門学校の卒業者または卒業見込み者が対象です。

湘南医療大学は欠員がある場合に限られ、宇部フロンティア大学は事前面談によって編入年次が決まります。出願前に必ず最新の募集要項を確認してください。

出願を決める前に最新の募集要項を確認する

2027年度入学について、看護専門学校・短大から編入できることを確認できた大学は、国立11校、公立8校、私立20校の合計39校です。

ただし、編入学の募集状況は毎年変わります。募集停止が決まっている大学や、欠員がある場合だけ募集する大学もあります。

また、一覧に掲載した大学でも、卒業した課程、看護師免許の取得状況、修得単位、勤務経験などによっては出願できません。気になる大学が見つかったら、必ず大学公式サイトの最新の募集要項で出願資格を確認しましょう。

セクション3|看護大学編入の学費・メリット・デメリットと取得できる学位・資格

編入後2年間の学費はいくらかかる?

看護大学へ3年次編入し、2年間で卒業する場合、入学料と授業料の目安は、国公立大学で約120万~167万円、私立大学で約300万円です。

このほか、教科書代や実習関係費などがかかります。働いている看護師は、休職や退職による収入減も含めて考える必要があります。

国立大学|2年間で約135万円

多くの国立大学では、授業料が年額53万5,800円、入学料が28万2,000円です。

3年次編入後に2年間で卒業した場合の基本額は、次のとおりです。

  • 入学料:28万2,000円
  • 2年間の授業料:107万1,600円
  • 合計:135万3,600円

このほか、入学検定料、教科書代、保険料、実習関係費、通学費などがかかります。

国立大学の授業料と入学料は各大学が定めますが、多くの大学が国の標準額と同じ金額を設定しています。

公立大学|地域内と地域外で入学料が異なる場合がある

公立大学では、大学がある地域の住民と地域外の人で、入学料が異なる場合があります。

文部科学省の2025年度調査による公立大学全体の平均額は、次のとおりです。

区分地域内地域外
入学料22万4,369円38万2,806円
年間授業料53万6,520円53万6,520円
2年間の概算約129万7,000円約145万6,000円

地域内の入学料が適用される条件は大学によって異なります。本人が一定期間住んでいることを条件とする大学もあれば、本人または保護者の住所を基準にする大学もあります。

今回掲載する8つの公立大学で計算すると、入学料と2年間の授業料は、おおむね約120万~167万円です。埼玉県立大学のように、授業料が年額62万1,000円の大学もあります。

私立大学|2年間で約300万円が目安

文部科学省の2025年度調査では、医学部看護学科を含む「保健」分野の初年度納付金は、入学料・授業料・施設設備費を合わせて平均約149万7,000円です。実験実習料やその他の費用まで含めると、初年度平均は約170万円になります。

ただし、編入学生には通常の新入生とは異なる学費を設定している大学もあります。そのため、全体の平均額よりも、各大学が公表している編入生用の学費を確認することが重要です。

学費以外に必要な費用

看護大学への編入では、入学料や授業料以外にも次の費用がかかります。

  • 入学検定料
  • 教科書・パソコン代
  • 保険料や学生会費
  • 実習服や実習関係費
  • 通学費・転居費
  • 看護師として働く時間を減らすことによる収入減

看護大学へ編入するメリット

看護大学へ編入する大きなメリットは、大学で看護を深く学べることだけではありません。大学を卒業して学士を取得することで、給与・待遇の改善が期待でき、転職先や将来のキャリアの選択肢も広がります。

大卒区分の給与・待遇を期待できる

看護師免許は同じでも、勤務先によっては、大卒者と看護専門学校卒者で給与表が分かれています。

実際に、日本看護協会の2025年度調査では、新卒看護師の平均給与に次の差がありました。

学歴平均基本給平均税込給与総額
高卒+3年課程卒216,416円285,078円
大卒221,883円292,527円
差額5,467円7,449円

税込給与総額では、大卒者のほうが月7,449円高く、単純に12か月分へ換算すると年間約8万9,000円の差になります。さらに、賞与が基本給をもとに計算される勤務先では、賞与にも差が出る可能性があります。これは初任給の差であるため、勤続年数とともに給与差は更に拡大することも見込まれます。

実際に、国立病院機構近畿グループでも、大卒と3年課程卒で初任給が分けられています。このように、大学卒業後に大卒区分を設けている病院へ就職・転職すれば、専門学校卒のまま働く場合より給与が高くなる可能性があります。

さらに、実際に、看護大学への編入は給与・待遇改善の手段として選ばれてきました。

たとえば徳島大学の2004年の面接調査では、半数が「学歴に対する社会的評価」を編入の動機として挙げました。具体的には、「社会に出てみると、給与や待遇面で大卒看護師との差があった」「大卒看護師のほうが高く評価されていると実感した」といった経験です。

調査では、編入のきっかけとなった経験のうち、最も大きかったのは学歴に関するものだったとまとめられています。つまり、看護大学への編入は学び直しだけでなく、学士を取得し、大卒区分の給与・待遇を得られる勤務先へ就職・転職するための具体的な手段としても選ばれています。

就職・転職先と将来の働き方を広げられる

看護大学を卒業すると、最終学歴が大学卒業となり、学士の学位を取得できます。

看護師として働くために学士が必須というわけではありません。しかし、大卒以上を応募条件とする仕事を選べるようになります。

将来、臨床現場だけでなく、看護管理、教育、行政、企業などへ仕事の範囲を広げたい場合にも、大学卒業という学歴が役立つことがあります。昇進や管理職への登用が約束されるわけではありませんが、専門学校卒のままでは選びにくかった進路へ進むための土台になります。

大学院へ進み、専門看護師などを目指せる

大学を卒業して学士を取得すると、大学院へ進学する標準的な資格が整います。

特に、専門看護師を目指す場合は、看護系大学院の修士課程などを修了し、所定の単位を取得する必要があります。そのため、看護大学への編入は、専門看護師へ進むための重要な入口になります。

専門看護師を雇用している病院のうち、47.0%には専門看護師手当があり、手当を設けている病院の平均額は月1万1,857円です。資格を取得すれば必ず給与が上がるわけではありませんが、自身が希望する専門性の高い仕事を担当し、役割や待遇を高める道につながります。

海外で働く・移住する可能性が広がる

看護学士の取得は、海外で看護師として働きたい人にとっても大きな意味があります。

たとえば、日本人がオーストラリアで海外資格を持つ看護師として登録を申請する場合、原則としてオーストラリアの学士に相当する教育水準が求められます。ニュージーランドでも、海外の正看護師には看護学士または同等の資格が求められ、看護師は移住制度上の優先職種に含まれています。

看護専門学校卒という経歴だけでは、国によって学歴要件を満たせない場合があります。とくに、先進国への看護師としての移住は現実味が薄いです。看護大学へ編入して学士を取得することで、海外の看護師登録や就労、将来的な移住を検討できる可能性が高まります。現在のような円安の時代では、収入面でも大きなメリットが期待できます。

さらに、そもそも看護専門学校などでは十分な英語教育を受けるのが難しいことが多いです。語学力を伸ばしたい場合は大学教育が適しています。

ただし、日本の看護学士がそのまま海外で認められるとは限りません。英語力、実務経験、現地の資格審査や試験なども必要です。編入だけで海外就職が保証されるわけではありませんが、それでも実現に向けた重要な条件の一つを整えられます。

看護を理論や根拠から学び直せる

大学では、看護技術だけでなく、看護研究、統計、医療制度、地域看護、国際看護なども学びます。

臨床経験のある看護師であれば、これまで経験してきた看護を理論や研究結果と結びつけて考えられるようになります。研究の基礎を身につけることは、大学院進学、後輩の指導、院内研究などにも役立ちます。

看護大学へ編入するデメリット

看護大学への編入には、給与・待遇や将来のキャリアを広げられるメリットがあります。一方で、学士を取得するだけで、すぐさま学費以上の収入を得られるわけではありません。

学費に加えて、働けない期間の収入も考える必要がある

編入後は、原則として大学で2年間学びます。授業料だけでなく、入学金、教材費、実習費、通学費なども必要です。

すでに看護師として働いている人が退職・休職して進学する場合は、学費に加えて、給与が在学中に得られなくなることも考えなければなりません。授業や実習が平日に行われる大学では、常勤看護師として働きながら通うのは難しくなります。

給与が必ず上がるとは限らない

大卒者の給与を高く設定している病院は多くありますが、すべての勤務先が学歴によって給与を分けているわけではありません。

また、在職中に大学を卒業しても、自動的に大卒区分へ変更されるとは限りません。日本看護協会の調査で確認できる平均給与の差も月数千円程度であるため、初任給の差だけで学費や進学中の収入減を短期間に取り戻すのは難しい場合があります。

費用面で元を取るには、少なくとも多少の時間がかかると考えたほうが良いでしょう。

給与・待遇の改善を重視する場合は、学士取得後に大卒区分を適用する病院へ転職できるか、大学院進学や専門看護師などのキャリアにつなげられるかまで考えることが大切です。

編入後の履修に余裕があるとは限らない

3年次へ編入しても、専門学校で修得したすべての単位が認定されるとは限りません。大学によっては、通常の3年次科目に加えて、1~2年次の必修科目を履修する場合があります。

限られた2年間に授業、演習、実習、卒業研究などが集中するため、時間割に余裕がないこともあります。必要な単位を修得できなければ、卒業までに2年以上かかる可能性もあります。

とはいえ、すでに演習や実習を経験しているため、他の学生と比べれば余裕はでてくるでしょう。

保健師・助産師の教育課程を設けている大学では、編入生は選択できない場合があります。取得したい資格がある人は、出願前に編入生の履修条件まで確認しましょう。

取得できる学位・資格

看護大学へ編入して必要な単位を修得し、大学を卒業すると、大学卒業の学歴と「学士」の学位を取得できます。

一方、保健師や助産師、養護教諭の資格・免許を取得できるかは、編入する大学や履修できる課程によって異なります。

卒業すると学士の学位を取得できる

看護大学を卒業すると、「学士(看護学)」などの学位が授与されます。学位の名称は大学によって異なりますが、3年次編入者も、1年次から入学した学生と同じ大学の卒業者です。

卒業後は、履歴書の最終学歴に大学卒業と記載できます。大学院の出願資格も得られるため、修士・博士の学位や専門看護師を目指す進路にもつながります。

看護師免許を取り直す必要はない

看護系編入では、看護専門学校などを卒業し、看護師国家試験の受験資格や看護師免許を持っていることが出願条件になります。

そのため、編入後に看護師国家試験をもう一度受験する必要はありません。大学では、専門学校で学んだ看護の基礎をもとに、看護研究、地域看護、医療制度などを学びます。

卒業見込み・看護師免許取得見込みで出願した人は、入学までに看護師国家試験へ合格することが求められる場合があります。不合格になると入学資格を失う大学もあるため、募集要項を確認しましょう。

保健師・助産師・養護教諭を目指せる大学もある

大学によっては、保健師養成課程、助産師養成課程、養護教諭の教職課程が設けられています。必要な科目や実習を修了することで、保健師・助産師国家試験の受験資格や、養護教諭一種免許状を取得できる場合があります。

ただし、これらの課程は定員が少なく、学内選考が行われることがあります。また、限られた2年間では必要な科目を履修できないため、編入生を対象外としている大学もあります。

取得を希望する人は、大学に課程が設けられているかだけでなく、次の点まで確認しましょう。

  • 3年次編入者も履修できるか
  • 学内選考や人数制限があるか
  • 卒業までの2年間で必要な単位を修得できるか
  • 追加の授業料や実習費が必要か

看護大学へ編入すれば、必ず保健師・助産師・養護教諭を目指せるわけではありません。志望大学の募集要項やカリキュラムを確認し、不明な点は出願前に大学へ問い合わせましょう。

専門看護師・認定看護師は大学卒業だけでは取得できない

専門看護師や認定看護師は、看護大学を卒業しただけで取得できる資格ではありません。

専門看護師になるには、看護系大学院の修士課程などで所定の教育を受け、必要な実務経験を積んだうえで認定審査に合格する必要があります。認定看護師にも、一定期間の実務経験と認定看護師教育機関の修了などが求められます。

看護大学への編入は資格取得そのものではなく、学士を取得し、給与や待遇を改善させ、大学院進学や希望するキャリアへ進むための土台をつくる制度と考えましょう。

セクション4|編入試験の科目・難易度・受験スケジュールの基本

看護大学編入で課される主な試験科目

看護大学の編入試験では、主に次の内容が選考に使われます。

  • 看護学・専門科目
  • 英語または外部英語試験
  • 小論文
  • 面接
  • 志望理由書や成績証明書などの提出書類

すべての大学で同じ科目が課されるわけではありません。看護学と面接を中心とする大学もあれば、小論文と面接のみで選考する大学、英語と幅広い専門科目を課す大学もあります。

看護学・専門科目

看護学・専門科目では、看護専門学校や短大で学んだ内容が出題されます。

主な出題範囲は次のとおりです。

  • 基礎看護学
  • 成人看護学
  • 老年看護学
  • 小児看護学
  • 母性看護学
  • 精神看護学
  • 在宅看護論
  • 解剖学・生理学・病理学

大学によっては「看護学一般」とだけ示され、詳しい範囲が公表されていない場合もあります。一方、看護学だけでなく、解剖学、生理学、生化学、病理学まで細かく指定する大学もあります。

英語・外部英語試験

英語を選考に使う大学では、大学独自の筆記試験を受ける場合と、TOEIC・TOEFL・IELTSなどのスコアを提出する場合があります。外部英語試験のスコアは、入試の得点として評価する大学だけでなく、一定以上の点数を出願条件にしている大学もあります。

小論文

小論文では、与えられた文章や資料を読み、その内容を理解したうえで、自分の考えを分かりやすく説明する力が問われます。

看護や医療に関するテーマだけでなく、社会問題や倫理に関するテーマが出題される場合もあります。また、埼玉県立大学のように、小論文の中に英語を含める大学もあります。

面接

面接では、主に次のような内容が確認されます。

  • 看護大学へ編入したい理由
  • その大学を志望する理由
  • 大学で学びたい内容
  • 専門学校や臨床現場で学んだこと
  • 卒業後に目指す進路
  • 看護師としての考え方や適性

志望理由書・成績証明書などの提出書類

編入試験では、筆記試験と面接だけでなく、志望理由書、成績証明書、履歴書などの提出書類も選考に使われます。

志望理由書には、大学へ編入したい理由、入学後に学びたい内容、卒業後の進路などを記載します。面接も志望理由書の内容をもとに進められることがあるため、書類と面接で説明が食い違わないように準備する必要があります。

このように、看護大学編入では複数の方法で知識、文章力、学習意欲、将来の目的が確認されます。ただし、どの科目をどの程度重視するかは大学ごとに大きく異なります。

科目と配点は大学によって大きく異なる

看護大学の編入試験は、大学によって科目だけでなく配点も異なります。2027年度入試の例を比べると、次のとおりです。

大学主な試験科目・配点
日本赤十字看護大学看護学100点、面接、提出書類
静岡県立大学TOEIC100点、専門科目200点、面接200点
浜松医科大学英語70点、専門科目Ⅰ120点、専門科目Ⅱ180点、面接30点
埼玉県立大学小論文70点、面接・提出書類30点
昭和医科大学小論文100点、面接100点

静岡県立大学は面接の配点が高く、浜松医科大学は専門科目が全体の大部分を占めます。一方、埼玉県立大学と昭和医科大学では、独立した看護学の筆記試験がありません。ただし、埼玉県立大学の小論文には英語が含まれます。

また、熊本大学のように、TOEIC・TOEFL・IELTS・英検などのスコアを出願条件とし、専門科目と面接で選考する大学もあります。

このように、同じ看護大学編入でも、必要な対策は志望校によって大きく変わります。すべての科目を同じように勉強するのではなく、まず志望校の募集要項で、試験科目、出題範囲、配点、合格基準を確認することが重要です。

倍率だけでは分からない編入試験の難易度

看護大学編入の難易度は、倍率だけでは判断できません。募集人数が少ないため、受験者や合格者が数人変わるだけで倍率が大きく変動するからです。

たとえば、浜松医科大学の過去3年度の結果は次のとおりです。

年度受験者数合格者数実質倍率
2024年度19人3人約6.3倍
2025年度17人6人約2.8倍
2026年度18人5人3.6倍

いずれも募集人数は10人ですが、実際の合格者は3~6人です。募集人数に達するまで必ず合格者を出すわけではないため、受験者が少なくても簡単とは限りません。

また、大学によっては専門科目や面接に最低基準を設けています。総合点が高くても、特定の科目や面接の評価が基準に届かなければ不合格になる場合があります。

編入試験の難しさは、倍率だけでなく、次の点から判断する必要があります。

  • 募集人数と実際の合格者数
  • 専門科目の出題範囲
  • 英語や小論文の有無
  • 面接や提出書類の配点
  • 科目ごとの最低基準

過去の倍率が低い大学でも、出題範囲が広い場合や、自分の苦手科目の配点が高い場合は十分な対策が必要です。反対に、倍率が高くても、試験内容が自分の得意分野と合っていれば合格を目指しやすくなります。

出願・試験時期と受験準備を始めるタイミング

看護大学の編入試験は、夏から秋に実施する大学が中心です。2027年度入試の例では、次のような日程となっています。

大学出願時期試験日
日本赤十字看護大学2026年7月10日~24日8月20日
浜松医科大学2026年7月8日~17日8月29日
静岡県立大学2026年8月25日~28日9月19日
埼玉県立大学2026年10月23日~29日11月22日
昭和医科大学2026年11月1日~8日11月14日

早い大学では7月に出願が始まります。志望校を決める時期が遅れると、専門科目の勉強だけでなく、志望理由書や面接の準備も間に合わなくなる可能性があります。

ただし、受験勉強を始める時期を一律に決めることはできません。必要な期間は、次の条件によって変わります。

  • 志望校の試験科目と出題範囲
  • 現在の英語力や専門科目の理解度
  • 学校や仕事と両立できる勉強時間
  • 独学で進めるか、予備校の指導を受けるか
  • 小論文・面接・志望理由書の対策が必要か

特に、TOEICなどの外部英語試験を利用する大学では、出願までに必要なスコアを取得しなければなりません。試験日や結果の発表時期も確認し、再受験できる余裕を持って受ける必要があります。

まずは志望校の募集要項と過去問を確認し、現在の学力と必要な対策の差を把握することが重要です。そのうえで、独学で進められる範囲と、個別指導を利用したほうがよい部分を整理しましょう。

セクション5|看護大学の編入試験で必要な対策|独学は難しい?

看護大学の編入試験において、独学でも合格は目指せます。ただし、専門科目の問題集を解くだけでは十分ではありません。志望校の選考方法に合わせて、次の対策を組み合わせる必要があります。

  • 募集要項と過去問の分析
  • 看護学・解剖生理学などの専門科目
  • 英語や外部英語試験
  • 小論文
  • 志望理由書・面接

大学によって試験科目や配点が異なるため、最初に取り組むべきことは、志望校で必要な対策を整理することです。

専門科目・英語は出題範囲に合わせて対策する

看護学の試験では、基礎看護学から成人・老年・小児・母性・精神・在宅看護まで、幅広い領域が対象になる場合があります。解剖学、生理学、生化学、病理学などを別に課す大学もあります。

すべてを同じ深さで学び直すのではなく、過去問や募集要項を確認し、出題される領域と自分の苦手分野を優先することが重要です。

英語も、大学独自の筆記試験と、TOEICなどの外部英語試験では対策方法が異なります。長文読解が必要なのか、出願基準となるスコアを取得すればよいのかを確認してから勉強を始めましょう。

小論文・志望理由書・面接は一貫して準備する

小論文では、看護・医療に関する知識だけでなく、文章や資料を読み取り、根拠を示しながら自分の考えを説明する力が問われます。

面接では、志望理由書に書いた内容について詳しく質問される場合があります。書類だけを整えるのではなく、質問されても自分の言葉で説明できるように準備することが大切です。

条件がそろっていれば独学でも合格を目指せる

次の条件がそろっている人は、独学を中心に準備を進めやすいでしょう。

  • 志望校と試験科目が決まっている
  • 過去問を分析して必要な勉強を判断する能力がある
  • 専門科目や英語の基礎力がある
  • 学習計画を立て、遅れたときも修正できる
  • 多忙なスケジュールでも自己管理できる
  • 小論文・面接試験で適切な評価や添削を行える人に依頼できる

独学が難しくなりやすい3つの理由

一般論として、看護大学編入には、独学だけでは進めにくい部分があります。

志望校に合わせて勉強の範囲と優先順位を決めにくい

試験科目や配点は大学ごとに異なります。複数校を受験する場合は、さらに対策やスケジュール管理が複雑になります。

必要な範囲を判断できないまま勉強すると、配点の低い分野に時間をかけ、重要な科目や面接の準備が不足する可能性があります。

過去問があっても自分で採点できない

大学によっては、過去問を公開していても模範解答を公表していません。看護学の記述問題や小論文は、問題を解くだけでなく、答案が合格水準に達しているかを判断する必要があります。

自分では正しく書けたつもりでも、必要な用語が不足していたり、問いに正面から答えていなかったりすることがあります。

書類・小論文・面接を自分だけで評価しにくい

小論文、志望理由書、面接には、選択問題のような明確な正解がありません。

文章の分かりやすさ、志望理由の説得力、書類と面接の一貫性などは、自分一人では課題に気づきにくい部分です。面接での話し方や質問への答え方も、実際に相手と練習しなければ確認できません。

そのため、看護大学編入の独学が難しくなりやすい理由は、勉強量の多さやスケジュール管理の大変さだけではありません。志望校に必要な対策を絞り、答案・書類・面接を客観的に評価して修正する必要があることが大きな理由です。

次のセクションでは、こうした対策を一人で進めるのが難しい場合に、どのようなサポートを利用できるのかを説明します。

セクション6|独学が難しい場合の対策は?

前のセクションで説明した対策を一人で実行するのが難しい場合、単純に勉強時間を増やすだけでは問題を解決できません。

看護大学の編入への挑戦は、最終的に合格しなければ、大学へ進学するという目的を達成できません。受験勉強に使った時間や受験料も戻らないため、ただ努力するのではなく、合格につながる適切な努力をすることが重要です。

努力しても合格につながりにくいケース

次のような状態では、長時間勉強しても、努力が合格につながらない可能性が高くなりがちです。

  • 志望大学に必要な科目や優先順位が分からない
  • 出題されない範囲まで広く勉強している
  • 過去問を解いても、合格水準に達しているか判断できない
  • 小論文や英作文を、適切な知識なしに自分で採点している
  • 看護学生や看護師としての経験を、志望理由書や面接の回答へつなげられない
  • 志望理由書と面接で説明する内容がつながっていない
  • 実習や仕事などで受験勉強のスケジュール管理が難しい
  • 看護大学と編入学試験の両方を理解した人から適切な指導を受けていない

これらは、本人の努力が足りないから起こる問題とは限りません。

看護大の編入試験はそもそも経験者がかなり少なく、合格者はなおさら少ないです。そのため、信頼できる情報源を見つけること自体が簡単ではありません。見つけたとして、その情報がどれだけ現在の自分に当てはまるかを自己判断し、使えない情報に左右されないことも必要です。

そのため、上述の状態に多少なりとも当てはまる場合、適切な対策をとることが合格のために重要になってきます。

さくら看護予備校なら努力の方向と進み具合を管理してもらえる

独学で不足する部分を補う有力な方法の一つが、看護受験専門の完全個別指導を利用することです。とくに、看護大の編入試験で検討しやすいのは、さくら看護予備校というところです。

さくら看護予備校では、看護専門学校に在学中の人、卒業後の人、看護師として勤務している人の編入対策に対応しています。

先ほど挙げた問題には、次のような方法で対応します。

  • 必要な勉強が分からない
    → 志望大学の試験内容と現在の学力に合わせて、受験計画を作成する
  • 専門科目に不安がある
    → 看護学・解剖生理学・英語から必要な科目を個別に指導する
  • 過去問や答案を評価できない
    → 看護大受験のプロが解答内容、時間配分、苦手分野を分析し、添削とフィードバックを行う
  • 小論文を自分で採点できない
    → プロが看護・医療の視点と文章構成の両方から答案を評価する
  • 編入理由を説明できない
    → 講師との対話と自己分析を通して、志望理由書を作成する
  • 面接に自信がない
    → 志望大学に合わせた個別模擬面接を行い、回答内容や話し方を修正する
  • 書類と面接の内容がつながらない
    → 志望理由書の作成から模擬面接までを関連づけて対策する
  • 受験勉強のスケジュール管理が難しい
    → 課題確認、進捗管理、個別面談、声かけによって学習管理してくれる

すべての科目を予備校へ任せる必要はありません。自分で勉強できる科目は独学で進め、苦手な専門科目や、小論文・志望理由書・面接だけ指導を受けることも可能です。

さくら看護予備校では、現在の学力、志望大学、受験時期、生活状況に合わせて、必要な対策を組み合わせられます。次のセクションから、看護大学編入で利用できる具体的なサポートを紹介します。

独学で不足する対策がある方は、まず現在の学力と志望大学を伝え、どの科目に個別指導が必要か相談してみましょう


▶看護受験専門の個別指導【さくら看護予備校】

セクション7|現在の学力・志望大学・生活に合わせた個別の受験計画

看護大学の編入試験は、大学によって試験科目や配点が大きく異なります。また、同じ志望大学を受験する人でも、現在の学力や苦手科目、受験までに確保できる勉強時間は同じではありません。

さくら看護予備校では、完全1対1の個別指導により、現在の状況と志望大学に合わせた受験計画を立ててもらい、伴走してもらえます。

現在の学力と志望大学の試験内容を確認

まず、現在の理解度や苦手分野を確認し、志望大学の試験科目や出題傾向と照らし合わせます。

英語を重点的に学ぶ必要がある人もいれば、看護学・解剖生理学の学び直しや、小論文・面接を優先したほうがよい人もいます。自分に必要な対策を最初に整理することで、合格に役立たない勉強へと時間をかけてしまうことを防げます。

看護学生であれば、学校の授業や国家試験対策とは別に、編入試験のために何を勉強すべきかが明確になります。現役・元看護師は、勉強から離れていた期間も踏まえて、忘れている基礎と臨床経験を活かせる部分を整理し、ムダな勉強を避けて必要な勉強に絞るよう調整してもらえます。

試験日から逆算して学習計画を作成

必要な対策が分かったら、試験日から逆算して学習計画を作成します。

受験までに学ぶ内容を分け、専門科目、英語、小論文、志望理由書、面接などを、どの順番で進めるか決めていきます。複数の大学を受験する場合も、各大学に共通する対策と、大学ごとに必要な対策を整理できます。

看護学生は、授業、実習、国家試験対策と編入準備を両立しやすくなります。現役・元看護師も、仕事や家庭に使う時間を考慮し、限られた勉強時間を優先度の高い対策へ使えます。

授業・面談・声かけで学習の遅れを防ぐ

看護大学編入では、最初に学習計画を立てるだけでは十分ではありません。

看護学や英語の勉強に加えて、小論文、志望理由書、面接などを並行して準備する必要があります。専門科目の勉強が予定より遅れると、小論文や面接の準備を始める時期も遅れ、出願直前に複数の対策が重なる可能性があります。しかし、普段の勉強や仕事などで当初のスケジュール通り進めるのは簡単ではないでしょう。

さくら看護予備校では、講師が受験までの進み具合を継続的に確認します。授業の最初に前回の学習内容と課題を確認し、その日の授業後には、次回までに取り組む内容を具体的に設定します。

そのため、受講生は「次の授業までに何を、どこまで勉強すればよいか」を講師に任せて、勉強内容に集中しやすくなります。勉強時間を確保できても、取り組む内容を決めるだけで時間を使ってしまう人にとっては、迷わず学習を始められることもメリットです。

さらに、専任講師による定期的な個別面談も行われます。面談では、授業の理解度や課題の実施状況だけでなく、学校生活や仕事などとの両立、学習ペース、模試や過去問の結果なども確認します。

課題が終わっていない、同じ単元で繰り返しつまずいている、勉強時間が減っているといった変化があれば、遅れが大きくなる前に原因を整理できます。生活リズムの乱れやモチベーションの低下についても、面談や声かけによって立て直しを図ってくれます。

看護学生の場合、授業や定期試験だけでなく、臨地実習、実習記録、看護師国家試験の勉強もあります。忙しい時期に編入対策が後回しになり、そのまま再開できなくなることも考えられます。さくらの講師に伴走してもらえれば、途中で挫折せず合格に近づきやすくなります。

現役看護師も、夜勤や交代勤務、残業などによって、毎週同じ時間に勉強できるとは限りません。元看護師も、勉強から離れていた期間が長ければ、学習習慣を取り戻すところから始める必要があります。生活状況まで確認したうえで学習を管理してもらうことで、無理な計画を立てて途中で続かなくなることを防ぎやすくなります。

それでも実習、定期試験、夜勤、家庭の事情などで予定より遅れることもあるかもしれません。その場合は、遅れている科目や単元を確認し、残り期間と志望大学の配点を踏まえて、学習範囲や優先順位を再調整してもらえます。

単に遅れた分をすべて詰め込むのではなく、合格に必要な対策を優先してカリキュラムを修正できることが個別指導の利点です。普段の学習管理によって遅れを防ぎ、遅れが出た場合にも早い段階で計画を立て直してもらえることは、多忙な看護学生や現役・元看護師が編入試験で合格を目指すうえで大きな支えになります。

在学中・勤務中でも続けやすい受講方法

さくら看護予備校は、平日夜間や土日の授業、オンライン個別指導にも対応しています。

オンライン授業は、パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンからも受講できます。講師とリアルタイムでつながる1対1の授業なので、その場で質問することも可能です。

看護学生は、学校や実習先から予備校へ移動する必要がなく、自宅から受講できます。現役看護師は勤務後や休日を使いやすく、元看護師も居住地域に左右されず、編入対策を進められます。

セクション8|看護学・解剖生理学・英語の専門科目対策

看護大学の編入試験では、看護学や解剖生理学を幅広く出題する大学もあれば、英語を重視する大学もあります。必要な科目だけでなく、出題範囲や問題形式も大学ごとに異なります。

さくら看護予備校では、志望大学の試験内容と現在の理解度を確認し、必要な科目や苦手分野に絞って個別指導を受けられます。

必要な科目だけを志望大学の出題範囲に合わせて学ぶ

編入試験の準備期間は限られています。そのため、看護専門学校で学んだ内容を、最初からすべて復習するのは非効率であるだけでなく、合格の可能性を引き下げてしまいます。

そこで、さくら看護予備校では、まずは募集要項と過去問を確認し、志望大学で出題される科目と、あなたが十分に理解できていない分野を整理してくれます。そのうえで、看護学、解剖生理学、英語などから必要な科目を選び、優先順位を決めて対策します。

看護学生は、学校の授業や国家試験対策と重なる内容を活かしながら、編入試験で必要な部分へ勉強時間を集中できます。現役・元看護師も、すでに身につけている知識を繰り返すのではなく、忘れている分野や入試で問われる内容を重点的に学べます。

看護学|知識を整理して記述問題にも対応

看護学では、基礎看護学、成人看護学、老年看護学などから、志望大学で出題される領域を学び直します。

選択問題に答えられるだけでなく、事例に対して必要な看護や、その根拠を説明する力も必要です。知識を覚えていても、問題に合わせて文章で説明できなければ、記述問題では十分な得点につながりません。

さくら看護予備校には、臨床経験のある看護師や、看護学校・大学で学生を指導した経験を持つ看護教員が在籍しています。出題内容や傾向を踏まえながら指導してもらえます。

看護学生は、看護学校の授業で学んだ知識を整理し、編入試験で評価される答案へつなげられます。現役・元看護師は、臨床で経験してきた看護を理論や根拠と結びつけ、試験で使える形に整理できます。

解剖生理学|疾患や看護と結びつけて理解

解剖生理学は、臓器の名称や働きを暗記するだけでは対応しにくい科目です。

人体の構造と機能を理解したうえで、疾患によって身体にどのような変化が起こり、それが症状や必要な看護へどうつながるのかを考える必要があります。

さくら看護予備校には、看護科目全般に加えて、解剖学や薬理学を指導する看護教員も在籍しています。理解が不十分な部分まで戻り、図や具体例を使いながら、疾患や看護と結びつけて学べます。

看護学生は、学校の授業で分からないまま残っている部分を補い、編入試験だけでなく国家試験の学習にも役立てられます。現役・元看護師は、実際に見てきた症状や処置と結びつけることで、忘れていた知識を思い出しやすくなります。

英語|基礎から医療系長文・記述問題まで対応

英語は、大学独自の筆記試験を課す場合と、TOEICなどのスコアを利用する場合で対策が異なります。

さくら看護予備校の英語指導では、現在の英語力に応じて、必要なら中学英語まで戻って基礎学習から始められます。そのうえで、看護入試に必要な英文法、医療・健康分野の語彙、医療系長文の読解へ進みます。

長文の構造や限られた時間で内容を読み取る方法に加えて、英作文や和訳の個別添削も受けられます。自分では気づきにくい文法の間違いや、不自然な訳し方を確認してもらえるため、記述問題の失点を減らしやすくなります。

看護学生は、一般的な大学受験英語を広く学ぶのではなく、志望大学で必要な問題形式へ対策を絞れます。英語から長く離れている現役・元看護師も、現在の理解度に合わせて基礎から段階的に学び直せます。

TOEICを利用する大学を受験する場合は、現在のスコアと出願期限を確認し、必要な点数の取得に向けた対策を相談しましょう。

志望大学の過去問で得点できる答案へ仕上げる

専門科目は、知識を覚えるだけでなく、志望大学の問題形式で得点できる状態にする必要があります。

さくら看護予備校の過去問対策では、まず志望大学の問題を解き、講師が正答率の低い分野、解答の傾向、時間配分、解き方の癖などを確認します。

分析結果をもとに必要な単元を復習し、過去問や類似問題を使って演習を繰り返します。仕上げの段階では、本番の出題形式と時間を意識した演習を行い、答案へのフィードバックを受けます。

看護学の記述問題や英作文・和訳は、過去問を解いても、模範解答がなければ自分で採点するのが難しい分野です。英作文については、模範解答があっても、受験生自身がどの程度のでき具合で何点になるかを判断するのは難しいでしょう。

専門講師に答案を確認してもらうことで、合格点まであとどのくらい足りていないかを専門的な視点で評価してもらえます。知識の不足だけでなく、必要な説明が抜けている部分や、問いに正面から答えられていない部分も修正できます。

このように、必要な知識を教えてもらうだけでなく、志望大学の試験で合格点につながる答案へ仕上げられることが、個別指導を利用するメリットです。

セクション9|小論文・志望理由書・面接の対策

小論文|看護・医療テーマを制限時間内に書く

看護大学の編入試験で課される小論文では、文章をわかりやすく書くだけでは十分ではありません。出題文や資料から問われている内容を読み取り、看護・医療に関する知識を踏まえながら、自分の意見と根拠を制限時間内にまとめる必要があります。

しかし、看護学生や現役・元看護師でも、看護に関する自分の意見を論理的にまとめて発表することに慣れていない方もいるでしょう。

看護専門学校では実習記録やレポートを書く機会がありますが、与えられたテーマについて自分の立場を決め、根拠を示して論じる小論文とは書き方が異なります。臨床現場でも看護記録や申し送りは行いますが、入試の小論文とは性質が異なります。

看護学校や職場で意見交換や発表をあまり経験してこなかった人は、知識や臨床経験があっても、「何を主張すればよいのか」「自分の経験をどのように根拠へつなげればよいのか」で迷いやすくなります。自分の考えを文章にすることや、意見を示すこと自体に自信がない人もいるでしょう。

さらに、看護系編入の小論文には、看護大学の入試であることと、編入学試験であることの二重の特殊性があります。すなわち、一般的な小論文とは性質が異なる部分もあります。

看護・医療、倫理、チーム医療、地域医療などへの理解に加えて、すでに看護を学んだ人や臨床経験のある人として、どのように考えるかが問われます。そのため、一般的な文章構成を教えるだけの塾や予備校では、看護の視点や編入志望者に求められる答案まで的確に評価するうえで限界がみられます。

さらに、小論文は、自分で採点することも難しい試験です。模範解答があっても、自分の答案が何点程度なのか、合格水準まで何が不足しているのかは判断しにくいでしょう。

たとえば、文章として読みやすくても、問いに正面から答えていない場合があります。反対に、看護の知識が正しくても、自分の主張や根拠が曖昧であれば、小論文として高い評価を得られない可能性があります。

しかし、必要な看護の視点が抜けていることや、臨床経験の説明が単なる体験談になっていることにも、自分では気づきにくいものです。

さくら看護予備校は看護入試のプロが個別に指導してくれるため、これらの問題に独学や他塾よりも対処しやすいといえます。

小論文対策では、最初にテーマの出題意図と採点者が重視する視点を確認し、序論・本論・結論の構成を講師と一緒に作ります。そのうえで、制限時間内に答案を書き、講師からマンツーマンで添削と解説を受けます。

添削では、文章表現だけでなく、主張と根拠がつながっているか、看護の視点が含まれているか、具体例が論点からずれていないかなども確認してもらえます。模範解答や高評価の答案と比較し、医療用語や看護に関する知識が不足していれば、その部分も補います。

看護学生は、授業や実習で学んだことを、小論文の根拠として使える形に整理できます。現役看護師は、臨床経験を単なるエピソードで終わらせず、看護・医療上の課題にたいする自分の意見へつなげられます。元看護師も、過去の経験と現在の問題意識を結びつけ、大学で学び直す目的を文章に反映できます。

構成作成、制限時間内での執筆、添削、書き直しを繰り返すことで、初めて見るテーマでも、自分の考えを筋道立てて書く力を身につけられます。編入学の入試で通用する文章や意見発表に自信がない人ほど、看護分野を理解した講師から客観的な評価を受けるメリットがあります。

志望理由書|編入する理由と将来像を言語化する

看護大学の編入試験では、すでに看護を学んでいる人や看護師免許を持っている人が対象となるため、なぜ専門学校卒業だけで終わらず、大学へ編入する必要があるのかなどを説明する必要があります。

志望理由書では、たとえば次のような要素について説明します。

  • 専門学校や臨床現場で何を学んだのか
  • 学習や看護経験を通して、どのような課題を感じたのか
  • なぜ今、大学へ編入したいのか

しかし、自分の経験や将来の希望を、志望大学の教育内容と結びつけて文章にするのは簡単ではありません。

看護学生の場合、授業や実習で多くの経験をしていても、そのなかから志望理由につながる経験を選ぶことに迷う場合があります。現役看護師も、臨床で感じている課題を日常的な不満として書くのではなく、大学で学びたい内容や将来のキャリアへ結びつけなければなりません。

元看護師の場合は、離職した経緯、大学へ進学しようと考えた理由、卒業後に目指す働き方などを整理し、現在の進学意欲が伝わる内容にする必要があります。

また、給与や待遇の改善、学士の取得、海外就職などが編入を考えたきっかけであっても、書き方によっては編入学で十分な評価を得られない可能性があります。

自分の本当の希望を隠す必要はありませんが、編入学試験の書類として高い点数が取れるような説明にする必要があります。

志望理由書も、小論文と同様に自分だけでは評価しにくい書類です。たとえば、自分自身の経験は必要な説明が省略されていれば、初めて読む人には正確に伝わりません。

文章として整っていても、その大学でなければならない理由が弱い場合や、専門学校・臨床現場での経験と編入後に学びたい内容がつながっていない場合があります。大学のパンフレットに書かれた教育方針を並べただけでは、本人ならではの志望理由にもなりません。

さくら看護予備校の志望理由書対策では、いきなり文章を書き始めるのではなく、講師との対話を通して自己分析を行います。これまでの学習、実習、臨床経験、将来の目標を一つずつ振り返り、編入を目指す理由の中心となる経験や問題意識を見つけます。

そのうえで、志望大学の教育内容と結びつけながら志望理由書の骨組みを作り、文章の一貫性、論理性、具体性、熱意の伝わり方について添削を受けます。

さくら看護予備校には、臨床経験を持つ看護師や、看護学校・大学で学生を指導してきた講師も在籍しています。一般的な文章添削だけでなく、看護学生や看護師としての経験を理解したうえで、本人がまだ言葉にできていない強みや問題意識を引き出してもらえます。

講師に文章を作ってもらうのではなく、対話と添削を重ねながら、自分の経験に基づいた志望理由を、自分の言葉で説明できる状態にすることが大切です。そうすることで、面接で志望理由書の内容を詳しく質問されても、的確に回答できる状態になっていきます。

面接|志望大学に合わせた模擬面接とフィードバック

看護大学の編入面接では、志望理由書に書いた内容を暗記して話すだけでは十分ではありません。

面接官は、回答の内容をさらに掘り下げながら、編入の目的、大学で学ぶ意欲、看護に対する考え方などを確認します。その場で追加の質問を受けても、自分の経験や考えに基づいて答える力が必要です。

看護系編入の面接では、たとえば次のような内容が質問されます。

  • なぜ専門学校卒業後に大学へ編入したいのか
  • なぜこの大学を志望したのか
  • 大学で何を学びたいのか
  • 看護師としてどのような経験をしてきたのか
  • 臨床現場でどのような課題を感じたのか
  • 卒業後にどのようなキャリアを目指すのか
  • 看護観、医療倫理、チーム医療についてどう考えるか

このように、看護大学の面接であることに加えて、すでに看護教育や臨床経験を持つ人を対象とした編入面接であるため、一般的な大学入試とは質問の内容が異なります。

しかし、看護学生や現役・元看護師でも、自分の意見を人前で説明することに慣れているいない方もいるでしょう。知識や経験があっても、ほとんどの方は編入学試験で高く評価される回答や応対がどんなものか知らないのではないでしょうか。

面接も、自分一人では評価しにくい試験です。回答内容が質問に合っているかはもちろん、話す速さ、声の大きさ、表情、視線、姿勢、言葉遣いなどは、自分では正確に確認し評価するのが難しいです。

本人は落ち着いて話しているつもりでも、回答が長すぎて要点が分かりにくいことや、視線が下がって自信がない印象を与えていることがあります。反対に、用意した模範回答を正確に話そうとするあまり、暗記した文章を読んでいるように聞こえる場合もあります。

さくら看護予備校では、志望大学の傾向を踏まえた本番形式の個別模擬面接を行います。志望大学で想定される質問に答え、講師から回答の内容、構成、言い回し、話し方、視線などについて具体的なフィードバックを受けます。

必要に応じて模擬面接を録画し、自分の話し方や表情を客観的に確認することもできます。講師から指摘を受けるだけでなく、自分でも映像を見ることで、無意識の癖や改善すべき点を把握しやすくなります。

また、看護観、医療倫理、チームケアなど、看護系の面接で問われやすいテーマについても、ロールプレイやQ&A形式で練習します。模範解答を暗記するのではなく、自分の経験や考えに基づいて説明できる状態を目指します。

さくら看護予備校には、臨床経験を持つ看護師や、看護専門学校・大学での教員経験、看護学校入試の面接官経験を持つ講師も在籍しています。一般的な面接マナーだけでなく、看護職としての考え方や、編入志望者に求められる回答になっているかも確認してもらえます。

看護学生は、授業や実習で得た経験を、大学で学びたい内容へつなげて説明できるようになります。現役看護師は、臨床経験を強みとして示しながら、仕事を離れて進学する理由や将来のキャリアを整理できます。元看護師も、離職期間や進学を決めた経緯を含め、現在の学習意欲が伝わる回答を準備できます。

模擬面接とフィードバックを繰り返すことで、看護大学の編入学試験という特殊な場面であっても、落ち着いて質問の意図を理解し、自分の考えを簡潔に伝え、着実に得点につなげる力を身につけられます。

面接や意見発表に自信がない人ほど、本番に近い環境で練習し、看護分野を理解した講師から客観的な評価を受けるメリットがあります。

書類と面接で一貫したストーリーを作る

編入試験の面接では、志望理由書に書いた内容をもとに質問されることがあります。そのため、志望理由書と面接を別々に準備すると、説明に食い違いが生じる可能性があります。

たとえば、志望理由書に書いた編入目的と面接で説明する将来像がつながっていなければ、進学の目的が曖昧に見えてしまいます。反対に、専門学校や臨床現場での経験、そこで感じた課題、大学で学びたい内容、卒業後の目標が一つにつながっていれば、志望理由の説得力が高まります。

さくら看護予備校では、自己分析から志望理由書の作成・添削、模擬面接までを関連づけて対策します。講師から質問を受けながら考えを掘り下げ、書類に書いた内容を自分の言葉で説明できる状態へ仕上げます。

一貫したストーリーを作ることは、模範回答を暗記することではありません。自分の経験と編入目的を十分に整理しておくことで、想定していなかった質問を受けても、回答の軸がぶれにくくなります。そのようにして、失点を避けやすくなります。

小論文・志望理由書・面接だけでも受講できる

さくら看護予備校では、すべての科目を受講する必要はありません。小論文、志望理由書の添削、面接練習など、必要な対策だけに絞って受講できます。

たとえば、看護学や英語は独学で進められるものの、小論文を採点してくれる人がいない場合は、小論文対策だけでも利用できます。専門学校で学科試験の相談はできても、編入理由の整理や模擬面接まで十分な支援を受けられない場合は、志望理由書と面接だけを依頼することも可能です。

看護学生は学校で受けられない対策だけを選べます。現役・元看護師も、自分で勉強できる科目に費用をかけず、プロの添削や練習が必要な部分へ時間と受講料を集中できます。

編入試験の全科目に不安がある人だけでなく、独学では評価しにくい小論文・志望理由書・面接だけ専門的な指導を受けたい人にも利用しやすい予備校です。

専門科目から面接まで、すべてを受講する必要はありません。独学では仕上げにくい対策がある方は、必要な科目だけ相談できます


▶看護受験専門の個別指導【さくら看護予備校】

セクション10|さくら看護予備校の料金と受講開始までの流れ

さくら看護予備校の個別指導は、月6,578円から受講できます。ただし、これは月1回・1コマ50分を受講する場合の最低料金です。

看護大学編入で実際に必要となる料金は、受講する科目、授業回数、受験までの期間などによって異なります。

個別指導は月6,578円から

個別指導コースの料金は、月1回・50分で月6,578円からです。

入学時には、入学金と登録事務手数料として合計42,350円が必要です。このほか、初月分の授業料や、受講内容に応じた教科費・諸経費がかかる場合があります。

毎月の授業料は、口座振替で支払います。

必要な科目・対策だけを選んで受講できる

さくら看護予備校では、すべての科目をまとめて受講する必要はありません。

たとえば、看護学や英語は独学で進め、小論文だけを受講することも可能です。反対に、専門科目から志望理由書・面接まで、一通り指導してもらうこともできます。

自分で勉強できる部分と、講師の指導が必要な部分を分けることで、必要のない授業に費用をかけずに済みます。

実際の料金は授業回数や受講内容によって異なる

看護大学編入に必要な月額や総額は、次の条件によって変わります。

  • 受講する科目
  • 1か月の授業回数
  • 小論文や志望理由書の添削回数
  • 模擬面接の回数
  • 受験までの期間
  • 教科費やその他の諸経費

そのため、「月6,578円だけで編入対策をすべて受けられる」という意味ではありません。無料相談で必要な対策を整理し、授業回数や費用の提案を受けてから判断しましょう。

無料相談から授業開始までの流れ

受講を検討する場合は、次の流れで授業が始まります。

  1. WEBまたは公式LINEから無料相談を予約する
  2. 現在の学力、志望大学、受験時期、生活状況を伝える
  3. 必要な科目、授業回数、学習計画、料金の提案を受ける
  4. 受講を希望する場合は入塾手続きを行う
  5. 担当講師を決定して授業を開始する

無料相談の段階で、必ず入塾を決める必要はありません。提案された受講内容と料金を確認したうえで、自分に必要なサポートかを判断できます。

ただし、完全個別指導がすべての人に必要とは限りません。次に、さくら看護予備校が向いている人と、独学などほかの方法を検討してもよい人を整理します。

セクション11|さくら看護予備校が向いている人・向いていない人

さくら看護予備校は、看護大学の編入試験に必要な対策を、完全1対1で指導してもらえる予備校です。

ただし、すでに受験計画を立てられ、小論文や面接を的確に評価してくれる人もいる場合は、すべての対策を依頼する必要はありません。自分の状況と照らし合わせて、利用するメリットがあるかを判断しましょう。

さくら看護予備校が向いている人

次のような人は、さくら看護予備校を利用するメリットが大きいと考えられます。

  • 志望大学に合わせた勉強方法が分からない人
  • 看護学・解剖生理学・英語に苦手分野がある人
  • 過去問を解いても自分で的確に採点・分析できない人
  • 看護大の編入試験のための小論文や志望理由書を専門的に添削してほしい人
  • 看護大の編入試験のための面接や自分の意見を伝えることに自信がない人
  • 学校・実習・仕事と受験勉強を両立したい人
  • 必要な科目だけ個別指導を受けたい人
  • 近くに看護系編入へ対応できる予備校がない人

特に向いているのは、努力する意思はあっても、何をどの順番で勉強すればよいか判断するのが難しい人です。

看護大学編入は、大学によって科目や配点が異なります。一般的な参考書を最初から順番に勉強するだけでは、志望大学で重視される対策が不足する可能性があります。現在の学力と過去問を確認し、必要な勉強へ絞ってもらうことで、限られた時間を使いやすくなります。

また、小論文、志望理由書、面接のように、自分だけでは評価しにくい試験がある人にも向いています。しかも、看護大の編入試験という特殊な試験ですので、参考になる信頼できる情報源が乏しく、なおさら自己評価は大変です。

さくらであれば、看護大学と編入学試験の特徴を理解した講師から、答案や回答が合格水準に達しているかを確認してもらえます。

さらに、学業・仕事・家庭で忙しい中で学習管理に自信がない人にも向いています。このような状況で受かるには、適切な学習管理が欠かせません。

さくらを利用すると、看護学生は、授業、実習、国家試験対策と並行して準備を進められます。現役看護師は、夜勤や交代勤務を考慮して学習計画を調整してもらえるため、決まった時間に通塾するのが難しい人にも利用しやすいでしょう。

さくら看護予備校が向いていない人

さくら看護予備校では、専門科目、小論文、志望理由書、面接などから、必要な対策だけを選んで受講できます。

そのため、英語や看護学を独学できる人でも、小論文の添削や模擬面接が必要なら、さくら看護予備校に向いています。反対に小論文は自分で対策できても、専門科目の指導が必要な人には利用するメリットがあります。

向いていないのは、主に次のような人です。

  • 看護大学編入に必要な対策を、すべて自力で合格水準まで仕上げられる人
  • 専門科目、小論文、志望理由書、面接のすべてについて、学校の教員などから十分な指導を受けられる人
  • 受験勉強に取り組む時間がほとんどない人

志望大学の分析や専門科目を独学できても、それだけで「向いていない」とは判断できません。小論文を客観的に採点できない、志望理由を言語化できない、面接練習の相手がいないなど、自力で合格水準まで仕上げられない対策が一つでもあれば、その部分だけ受講するメリットはあります。

したがって、判断基準は「独学できる科目があるか」ではなく、看護大学編入に必要なすべての対策を独学で実行できるか、あるいは十分な能力のある第三者に任せられるかです。

セクション12|まずは無料相談で志望大学と必要な対策を確認しよう

さくら看護予備校が自分に合っているか迷っている場合は、まず無料相談で、志望大学と必要な対策を確認しましょう。

無料相談では、現在の学力、受験予定時期、学校や仕事との両立状況などを伝えたうえで、次のような点を相談できます。

  • 現在の経歴で出願できる大学
  • 志望大学で必要な試験科目
  • 看護学・英語などの学力
  • 小論文・志望理由書・面接の準備状況
  • 受験までの学習計画
  • 必要な授業と料金

無料相談を受けても、その場で入会を決める必要はありません。提案された対策や料金を確認し、独学を続けるのか、必要な科目だけ受講するのかを検討できます。

無料相談後にしっかり検討する時間まで確保してから申し込む

無料相談で指導内容、授業回数、料金などの提案を受けたら、なるべく早く十分な時間を取り、利用するかどうかを検討しましょう。

看護学生は授業や実習、国家試験対策があり、現役看護師は仕事や夜勤、家庭との両立も必要です。無料相談を受けたまま何もせず日常生活へ戻ると、忙しさによって判断を先延ばしにしてしまう可能性があります。

時間がたつほど、相談で説明された内容や、自分に必要だと感じた対策の記憶が曖昧になっていきます。その間にも受験本番が近づき、気づいたときには十分な準備ができないまま、出願期限が迫っているということも起こります。

そのため、無料相談を申し込む段階で、相談後に提案内容をしっかり検討する時間まで確保しておくことが大切です。考える時間をすぐに取れないほど忙しい時期は、無理に無料相談まで進まず、時間を確保できる時期に申し込むほうがよいでしょう。

相談の実施と判断は、それぞれ2週間以内が目安

一つの目安として、無料相談を申し込んでから2週間以内に相談を実施し、相談終了後の2週間以内に利用するかどうかを判断するとよいでしょう。

無料相談後の2週間で、次の点を確認します。

  • 提案された対策が志望大学の試験に必要か
  • 独学で進められる科目と指導が必要な科目はどれか
  • 授業回数や受講期間は適切か
  • 学校や仕事と両立できるか
  • 料金を無理なく支払えるか

この期間は、入会する理由を探すためのものではありません。さくら看護予備校を利用するメリットが本当にあるのかを、落ち着いて判断するための期間です。

提案された内容や料金に納得できない場合や、独学でも十分に対策できると判断した場合は、入会する必要はありません。一方、利用すると決めた場合は、判断後も放置せず、そのまま申込み手続きを進めて受講開始へつなげましょう。

特に、普段から学業や仕事で忙しい人は、このくらいのスピード感を意識しなければ、何も決められないまま受験の出願期限が近づく可能性があります。無料相談後にしっかり考える時間まで予定に入れたうえで、まずはLINEから無料相談を申し込みましょう。

参考ページ

参考文献・参考ページ

※大学の募集内容・試験科目・日程は変更されることがあります。実際に出願するときは、各大学の最新募集要項を確認してください。

編入制度・学位・資格

看護大学編入の理由・メリット

学費・給与・待遇

海外で看護師として働くための条件

2027年度に看護系編入を実施する国立大学

2027年度に看護系編入を実施する公立大学

2027年度に看護系編入を実施する私立大学

さくら看護予備校

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